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QRコード・バーコード決済とは?おすすめQRコード決済4選とポイント還元がさらに上がるクレジットカード

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ポイント還元が得られるQRコード・バーコード決済アプリは、コンビニのセルフレジなどで手軽に支払いができるのでおすすめです。

2019年10月1日からは消費税が10%に増税するのと同時に、QRコード決済アプリでの支払いに対して、2%または5%のポイント還元が実施されます。
※2020年6月30日まで

MMD研究所の調査によりますと、QRコード決済アプリの利用状況は、楽天Payが9.4%、PayPay8.1%、LINE Pay7.9%です。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けたキャッシュレス化が進むことで、QRコード決済アプリの対応店舗も増えていくことでしょう。

ここでは、おすすめのQRコード5選と、ポイント還元をさらにアップさせる最適なクレジットカードとの組み合わせを紹介します。

参考資料:MMD研究所「QRコード決済サービスのキャンペーンに関する調査」

QRコード・バーコード決済とは?

QRコード・バーコード決済とは、文字通りQRコードやバーコードを使った支払い方法です。
パターンとしては、次の3種類があります。

・レジカウンターに提示されているQRコードをスマホ決済アプリでスキャンする
・スマホ決済アプリで表示したQRコードをお店のタブレットやスマホで読み取る
・スマホ決済アプリで表示したバーコードをお店のバーコードリーダーにて読み取る

入金は、アプリに登録された銀行などの金融機関の口座やクレジットカードから、アプリの残高にチャージするシステムです。

お店への支払いは、アプリの残高からその場で行われます。
楽天PayやLINE Pay、d払いやOrigami Pay、キャンペーンが話題となったPayPayなどが代表的なQRコード(バーコード)決済アプリです。

QRコード決済の5つのメリット

QRコード決済を導入することで、ユーザーにとって、以下の5つのメリットがあります。

スマートフォンだけで支払いが完結する

QRコード決済アプリの1番のメリットは、スマートフォンだけで支払いが完結する点です。
例えばショッピングをしようと街まで出かけた際に、財布を忘れてもスマホを持っていれば会計ができます。

会計が迅速かつ円滑にできる

QRコード決済アプリを使うことで、会計が迅速かつ円滑にできる点もメリットと言えるでしょう。
お釣りのお札を数えたり、小銭の受け渡しがなくなるためです。

コンビニエンスストアの中には、QRコード決済や電子マネー用のセルフレジを設置している店舗も存在します。
会計待ちの煩わしさが減り、時間の有効活用につながるでしょう。

何に対して、いつお金を使ったのか?がわかりやすくなる

QRコード決済アプリは、使用履歴が記録されることもメリットのひとつです。
そのため、何に対して、いつお金を使ったのか?金額はいくらなのか?ということがわかりやすくなります。

知らず知らずのうちに節約をしていた。なんてこともあるかもしれません。

ポイントが貯まる

QRコード決済アプリには、利用金額に応じたポイントが貯まるようになっています。
アプリの残高チャージにクレジットカードを使うことで、決済アプリのポイントと、クレジットカードのポイントの両方を受け取ることが可能です。

スマホの機種を選ばずに導入できる

QRコード決済アプリは、スマートフォンの機種にかかわらず、導入できるメリットも存在します。AndroidとiOSのどちらでもアプリをインストールできるためです。

QRコード決済の2つのデメリット

QRコード決済には、上記のメリットもあると同時に、次の2つのデメリットも存在します。

対応店舗が少ない

QRコード決済はまだまだ新しいサービスのため、対応店舗が少ないことが第一のデメリットです。
とはいえ、時間の経過とともにQRコード対応店舗が増えていくことが予想されるので、将来的にはデメリットでなくなる可能性も考えられます。

スマートフォンの管理

QRコード決済は、スマートフォンの状態によっては、利用できないリスクも含まれています。

・バッテリー残量がゼロ
・QRコードがスキャンできない(電波状況などの理由)
・スマートフォンの故障
・スマートフォンの紛失

そのことから、外出時にはモバイルバッテリーを必ず持参することや、落下や水没などに注意することで対応する必要があります。
特に歩きスマホは、周囲の迷惑になるだけでなく、スマホの落下による故障や、自身が怪我や事故に遭うリスクを増やす行為です。絶対にやめてください。

4つのおすすめQRコード決済徹底比較とおすすめクレカ

ここからは、5つのおすすめQRコード決済アプリを紹介します。
楽天ペイ+楽天カード
LINE Pay(ラインペイ)+LINE Payカード
d払い+dカード
Origami Pay(オリガミペイ)
PayPay(ペイペイ)+PayPayカード

楽天ペイ払い

QRコード決済時の還元率 200円ごとに1ポイント(0.5%)
一回あたりの決済上限金額 最大50万円、コンビニエンスストアでは4,000円
支払い方法 ・バーコード読み取り
・QRコード読み取り
・セルフ
使える店 ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ポプラ、ピザーラ、松屋、白木屋、山内牧場、上島珈琲店、エディオン、ケーズデンキ、ジュンク堂書店、アート引越センター、ジャンカラ、Right-on、メガネスーパーなど
現金化 現状は非対応
楽天キャッシュとして楽天ペイユーザー間での送金可能
(1ポイント=1円)

楽天ペイは、クレジットカードからチャージする形式のQRコード決済アプリです。
登録可能なクレジットカードは、VISAとMasterCard、楽天カードです。
楽天カードに限り、JCBとアメリカン・エキスプレスが登録できます。

楽天ペイ決済時のポイント還元率は0.5%

楽天カードと組み合わせることで、合計1.5%までポイント還元率をアップさせることができます。(楽天カード1%+楽天ペイ0.5%=1.5%)どちらも同じ楽天ポイントのため、楽天キャッシュとして使うことが可能です。
楽天ペイユーザー間で送金することもできます。

楽天ペイにおすすめは!「楽天カード」

楽天カードは年会費永年無料のクレジットカードです。通常デザインの他、ディズニーデザインやFCバルセロナデザインを選ぶことも可能です。

提携ブランドは券面デザインごとに異なりますが、VISAとMasterCard、JCBとアメリカン・エキスプレスがあります。

楽天カードのポイント還元率は1%です。
楽天市場の利用で3倍(3%)にアップ。
楽天ペイの決済時にも1%のポイントがプレゼントされます。

LINE Pay(ラインペイ)払い

QRコード決済時の還元率 前月の利用金額に応じたランキングごとに還元率が異なります
ホワイト(0.5%)月間利用金額0円~9,999円
レッド(0.8%)月間利用金額10,000円~49,999円
ブルー(1.0%)月間利用金額50,000円~99,999円
グリーン(2.0%)月間利用金額100,000円
一回あたりの決済上限金額 10万円(LINE Cashアカウント)
本人確認後は100万円(LINE Moneyアカウント)
支払い方法 ・LINE Payカード
・コード決済(バーコードまたはQRコード)
・オンライン決済
使える店 ローソン、ポプラ、生活彩家 、ビックカメラ、ソフマップ、コジマ、ヤマダ電機、マツヤデンキ、ベスト電器、ケーズデンキ、大垣書店、サイクルスポット、パルコヤ上野、横浜赤レンガ倉庫、上島珈琲店、MKタクシー、松屋、ミュゼプラチナム、スターバックスなど
現金化 セブン銀行にて1日1,000円~10,000円まで出金可能
(出金手数料220円) ※LINE Moneyアカウントのみ

LINE Payは、SNSでおなじみのLINEが提供するQRコード決済アプリです。
前月の利用金額ごとに決定されたランキングによって、ポイント還元率が最大2%になります。
LINE Payカードと組み合わせることで、すべてのJCB加盟店にて利用可能です。

⇒LINE Payカードの詳細ページはこちら

d払い

QRコード決済時の還元率 200円ごとに1ポイント(0.5%)
一回あたりの決済上限金額 ・電話料金合算払い(10,000円~100,000円)
・クレジットカード払い(カードの利用限度額)
・dポイント・バーコード決済(99,999円)
・ドコモ口座・バーコード決済(49,999円)
支払い方法 ・バーコード/QRコード提示
・QRコード読み取り
・dポイント
使える店 ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ポプラ、スリーエイト、生活彩家、マツモトキヨシ、ビックカメラ、タワーレコード、ケーズデンキ、コジマ、ソフマップ、ジョーシン、ジャパンタクシー、メガネスーパー、上島珈琲店、ジャンカラなど
現金化 ドコモ口座から日本国内の金融機関口座へ10万円まで出金可能
出金手数料220円
みずほ銀行のみ1回目の出金手数料110円

d払いは、NTTドコモが提供するQRコード決済アプリです。
「ドコモ払い」と異なり、docomo回線との契約がなくても「dアカウント」を作成することで利用できます。
QRコード決済時の還元率は0.5%です。

決算上限金額は、チャージ方法によってそれぞれ違いが生じます。
最も上限金額が高くなるのはクレジットカード払いです。
登録できるクレジットカードは、VISAとMasterCard、JCBとアメリカン・エキスプレスとなっています。

ドコモ口座を開設することで、d払いの支払い時に利用できる他、dポイントを含めた残高10万円までを出金することが可能です。
ドコモ口座への入金に関しては手数料無料ですが、出金には220円がかかります。

d払いにおすすめは「dカード」

dカード年会費無料で発行できるクレジットカードです。
国際提携ブランドはVISAとMasterCard。ポイント還元率は1%です。

dカードとd払いを組み合わせることで、dカード(1%)+d払い(0.5%)=「1.5%」のポイントが得られます。貯まったポイントは、ショッピングやサービスの購入代金や、月々の利用料金に充てられる他、JALのマイルなどに交換可能です。

PayPay(ペイペイ)払い

QRコード決済時の還元率 最大3%
一回あたりの決済上限金額 本人認証設定・未設定:5,000円(過去24時間/過去30日間)
本人認証設定・設定済:20,000円(過去24時間)
本人認証設定・設定済:50,000円(過去30日間)
本人認証設定・設定済+青いバッジ表示:250,000円
(過去24時間/過去30日間)
クレジットカードご利用時の上限金額について
(2019年2月12日時点)https://www.paypay-corp.co.jp/notice/20190215/01/
支払い方法 ・バーコード/QRコード提示
・バーコード/QRコード読み取り
・PayPayポイント
使える店 ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ポプラ、松屋、白木屋、魚民、笑笑、ピザーラ、牛角、かっぱ寿司、山内牧場、磯丸水産、フレッシュネスバーガー、上島珈琲店、鳥良、ビックカメラ、ソフマップ、ヤマダ電機、コジマ、ジョーシン、ケーズデンキ、エディオン、ジーンズメイト、メガネスーパー、島村楽器、ジャンカラ、イシバシ楽器、とらのあな、らしんばん、BIG ECHOなど
現金化 非対応
PayPayユーザー間での送金可能

PayPay(ペイペイ)は、総額100億円プレゼントキャンペーンが話題となったQRコード決済アプリです。
ポイント還元率は最大3%
PayPay(銀行口座またはクレジットカード)の登録が必要となります。
PayPayに登録できるクレジットカードは、VISAとMasterCardとPayPayカードです。

PayPay(ペイペイ)におすすめは「PayPayカード」

PayPayカードは、年会費永年無料で発行できるクレジットカードです。
ポイント還元率(PayPayポイント)は1%ですが、Yahoo!ショッピングの利用で3倍(3%)のポイントがプレゼントされるメリットがあります。
また、PayPayアプリにチャージする手間なく、後払いができるカードです。

 

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