ビジネスカードを所有している方に、限度額やその利用状況の実態把握のために調査した
対象性別 | 男性・女性 |
人 数 | 65人 |
条 件 | ビジネスカードを持っている人 |
調査期間 | 2020年1月29日~2月12日 |
調査方法 | インターネット調査 |
目次
調査属性について
回答者の年齢・職業・経営形態など
回答者の性別割合は、以下のとおりです。
- 男性 58.5%(38人)
- 女性 41.5%(27人)
回答者の年齢割合は、以下のとおりです。
- 24-29歳 12.3%(8人)
- 30-34歳 23.1%(15人)
- 35-39歳 27.7%(18人)
- 40-44歳 15.4%(10人)
- 45-49歳 10.8%(7人)
- 50-54歳 7.7%(5人)
- 55-59歳 3.1%(2人)
回答者の業種割合は、以下のとおりです。
- サービス業 33.8%(22人)
- エンジニア業 12.3%(8人)
- 飲食業 12.3%(8人)
- 小売業 7.7%(5人)
- 製造業 4.6%(3人)
- 建設業 4.6%(3人)
- その他 24.6%(16人)
回答者の経営形態の割合は、以下のとおりです。
- 個人事業 43.1%(28人)
- 法人 56.9%(37人)
お持ちのビジネスカードは?
- アメリカン・エキスプレス系 30.8%(20人)
- JCB系 21.5%(14人)
- 三井住友カード系 10.8%(7人)
- ライフカード系 6.2%(4人)
- 楽天カード系 6.2%(4人)
- その他 24.6%(16人)
グラフはこちら

最も所有率が高いビジネスカードは、「アメリカン・エキスプレス系」30.8%(20人)となりました。また次いで「JCB系」が21.5%(14人)となっています。
※カードのランクは、記述式の回答により正確な数値は難しいため割愛させていただきました。
♦いろいろビジネスカードを知りたい!という方は、こちらへ 法人向カード一覧
♦具体的にビジネスカードを選びたい!という方は、こちらへ ビジネスカード検索
お持ちのビジネスカードの限度額は?
- 100万円 30.3%(20人)
- 50万円 15.2%(10人)
- 200万円 12.1%(8人)
- 30万円 7.6%(5人)
- 500万円 7.6%(5人)
- 300万円 4.5%(3人)
- 無制限 4.5%(3人)
- 150万円 3%(2人)
- 250万円 3%(2人)
- 1,000万円 3%(2人)
- 10万円 1.5%(1人)
- 20万円 1.5%(1人)
- 70万 1.5%(1人)
- 170万円 1.5%(1人)
- 3,000万円 1.5%(1人)
- 不明 1.5%(1人)
ビジネスカードの限度額に関しては、上から「100万円」30.3%(20人)、「50万円」15.2%(10人)、「200万円」12.1%(8人)という結果となりました。
ビジネスカードの1か月平均利用金額は?
- 10万円まで 58.5%(38人)
- 20万円まで 18.5%(12人)
- 30~35万円 7.7%(5人)
- 50~55万円 4.6%(3人)
- 80万円まで 6.2%(4人)
- 100~130万円 4.6%(3人)
ビジネスカードの1か月平均利用金額参考データはこちら
0円 4.6%(3人)|1~1.5万円 7.7%(5人)|1万円以下 3.1%(2人)|2万円 3.1%(2人)|2万~3万 1.5%(1人)|3万円 4.6%(3人)|4万円 3.1%(2人)|5~6万 1.5%(1人)|5万円 10.8%(7人)|6万円 3.1%(2人)|10万円 12.3%(8人)|3~10万円 3.1%(2人)|11~19万円 4.6%(3人)|15万円 6.2%(4人)|20万円 7.7%(5人)|30~35万円 7.7%(5人)|50~55万円 4.6%(3人)|30~80万 1.5%(1人)|20~80万 1.5%(1人)|80万円 3.1%(2人)|100~130万円 4.6%(3人)|
1か月の平均利用金額は、「10万円まで」58.5%(38人)と半数以上を占め、続いて「20万円まで」18.5%(12人)となりました。
ビジネスカードを作ろうと思ったきっかけや作った理由は?
- ビジネス上での経理の簡略化 26人
- 会社の規定で 8人
- 会社・知り合いのすすめで 7人
- ポイントや特典が魅力的だから 5人
- 会社からの支給で 4人
- 現金支払いが不便だから 4人
- 資金繰りのため(現金だけだと不安) 3人
- 出張用として 3人
- 便利だから 2人
- DMなどで存在を知ったから 2人
- その他 4人
グラフはこちら

ビジネスカードを作った理由やきっかけは、「ビジネス上での経理の簡略化」26人が最も多く、プライベートと仕事での費用仕訳が楽であるから、経費がわかりやすいからという意見が多く出ていました。また「会社の規定で」「会社からの支給で」など、自分の意志とは関係なく所有している方も12名おられました。
ビジネスカードは何の支払いに利用している?
♣1番多い支払いは?
- 旅費交通費 29.2%(19人)
- 消耗品費 20%(13人)
- 接待交際費 16.9%(11人)
- 税金の支払い 10.8%(7人)
- 水道光熱費 6.2%(4人)
- 通信費 3.1%(2人)
- 広告費 3.1%(2人)
- 外注工賃 1.5%(1人)
- その他 9.2%(6人)
グラフはこちら

ビジネスカードを最も使用しているのは、「旅費交通費」29.2%(19人)で、他、備品購入などの「消耗品費」20%(13人)と続きました。
♣2番目に多い支払いは?
- 消耗品費 23.1%(15人)
- 接待交際費 18.5%(12人)
- 旅費交通費 15.4%(10人)
- 水道光熱費 13.8%(9人)
- 通信費 12.3%(8人)
- 税金の支払い 4.6%(3人)
- 広告費 4.6%(3人)
- その他 7.7%(5人)
グラフはこちら

ビジネスカードを2番目に使用しているのは、「消耗品費」23.1%(15人)で、続いて「接待交際費」18.5%(12人)となりましたが、それ以降はほぼ同じぐらいの利用率となっています。
一度も支払いにビジネスカードを利用したことがないのは?(複数回答可)
- 税金の支払い 38人
- 広告費 34人
- 外注工賃 29人
- 修繕費 27人
- 新聞図書代 25人
- 水道光熱費 24人
- 荷造運賃 21人
- 通信費 19人
- 接待交際費 10人
- 消耗品費 7人
- 旅費交通費 4人
グラフはこちら

反対に、一度も支払いにビジネスカードを利用したことがないのは、「税金の支払い」38人、「広告費」34人、「外注工賃」29人、「修繕費」27人などとなりました。
よく利用するビジネスカードのサービスは?(複数回答可)
- ポイント・マイレージ 33人
- 空港ラウンジ 16人
- 海外旅行傷害保険 10人
- ビジネスデスクやコンシェルジュサービス 3人
- 経理管理ソフト 3人
- 福利厚生サービス 2人
- ショッピング保険 2人
- その他 1人
- 特にない 19人
グラフはこちら

よく利用するビジネスカードのサービスは、「ポイント・マイレージ」33人と最も多く、約半数の方が利用していました。また、「空港ラウンジ」16人、「海外旅行傷害保険」10人といった出張などで利用するであろう空港利用や海外出張などで受けられるサービスを利用しているといった結果になっています。
まとめ
2020 ビジネスカードについての実態調査を2020年1月~2月にかけて実施しました。
調査属性は、「男性」が58.5%、「女性」41.5%、年齢は30歳代が約半数を占め、続いて40歳代が1/4となりました。メインで収入を得ている職業の業種は、「サービス業」33.8%、「エンジニア業」「飲食業」がともに12.3%となっています。
回答者の経営形態ですが、「個人事業」が43.1%、「法人」が56.9%(法人に属している人も含む)となりました。
最も所有しているビジネスカードは、CMでおなじみの「アメリカン・エキスプレス系」30.8%(20人)となりました。また次いで「JCB系」が21.5%(14人)となっています。
そのビジネスカードの限度額は、「100万円」30.3%(20人)、「50万円」15.2%(10人)、「200万円」12.1%(8人)と続き、中には「無制限」「3,000万円」といった回答もありました。
ビジネスカードの1か月平均利用金額としては、「10万円まで」が58.5%(38人)と半数以上を占め、続いて「20万円まで」が18.5%(12人)となりました。
♥ビジネスカードを作ろうと思ったきっかけや作った理由は、「ビジネス上での経理の簡略化」26人が最も多く、プライベートと仕事での費用仕訳が楽であるから、経費がわかりやすいからという意見が多く出ていました。事業を行っていく上での、「資金繰り」や「現金だけでは即対応できないケースのための所有」という回答もありました。
そのビジネスカードは何の支払いに利用しているかについては、「旅費交通費」29.2%(19人)で、他、備品購入などの「消耗品費」20%(13人)、「接待交際費」16.9%(11人)となっています。
2番目に多い支払いは、「消耗品費」23.1%(15人)で、続いて「接待交際費」18.5%(12人)でした。
逆に、一度も支払いにビジネスカードを利用したことがないのは、「税金の支払い」38人、「広告費」34人、「外注工賃」29人、「修繕費」27人となりました。これは、それぞれ環境の違いでの利便性の有無も関係してくるかと思われます。
よく利用するビジネスカードのサービスは、「ポイント・マイレージ」33人と最も多く、約半数の方が利用していました。また、「空港ラウンジ」、「海外旅行傷害保険」といった出張などで利用すると思われるサービスを利用しているといった結果が続きました。
個人のカードより、少し敷居が固く感じられるビジネスカードですが、個人でビジネスを行っている人にとっては、決算時や締め日でのストレスが解消される救世主となるかも。
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