コロナウイルス感染症 (COVID-19)に対する外出場所への意識を調査しました。
対象性別 | 男性・女性 |
人 数 | 325人 |
条 件 | コロナウイルス感染症対策のおいて意見を持っている方 |
調査期間 | 2020年3月12日~3月23日 |
調査方法 | インターネット調査 |
目次
調査属性について
回答者の年齢・職業・経営形態など
回答者の性別割合は、以下のとおりです。
- 男性 34.8%(113人)
- 女性 65.2%(212人)
回答者の年齢割合は、以下のとおりです。
- 19歳未満 1.2%(4人)
- 20代 20.3%(66人)
- 30代 30.8%(100人)
- 40代 18.2%(59人)
- 50代 8%(26人)
- 60代 4%(13人)
回答者の業種割合は、以下のとおりです。
- 会社員 36.3%(118人)
- 公務員 0.6%(2人)
- 自営業 11.1%(36人)
- 専業主婦/夫 20.3%(66人)
- 学生 5.5%(18人)
- パート・アルバイト 19.1%(62人)
- 無職 7.1%(23人)
コロナウイルス感染症が流行ってから行かなくなった場所、避けている場所は?(複数回答)
- 映画館 187人
- ライブ・コンサート会場 130人
- 電車 117人
- カラオケボックス・カラオケルーム 106人
- 外食(食事がメインの場所) 102人
- ビュッフェスタイルの会食 100人
- スポーツジム(ボクシングジムなど含む) 96人
- 温泉・銭湯 96人
- 飲み会 89人
- バス 85人
- ショッピングセンター 84人
- 居酒屋 79人
- 講演会 68人
- 図書館 63人
- ゲームセンター 58人
- ネットカフェ 57人
- パチンコ 41人
- 教育講座 40人
- 密閉された仮設テント 37人
- ボウリング 37人
- スナック 36人
- コンパ 32人
- 雀荘(じゃんそう) 25人
- スキーのゲストハウス 22人
- スーパー 9人
グラフはこちら

コロナウイルス感染症が流行ってから行かなくなった場所、避けている場所は?(自由回答)
コロナウイルス感染症が流行ってから行かなくなった場所、避けている場所として、自由記述で回答いただきました。
先の設問で選択肢として挙げていた施設以外で
- 病院 39人
- 公園 12人
- 公共のトイレ 9人
- 旅行 8人
- 美容院 7人
- 観光地 7人
- 感染者が出たという地域 6人
- ドラッグストア 5人
- 子供の遊び場関係 5人
- タクシー 4人
- 学校・幼稚園・保育所 4人
- ホットヨガ 3人
- ディズニーランド・ディズニーシー 3人
という回答がありました。
また、避けている場所の環境としては
- 人が多いところ 62人
- 密室・密閉されているところ 33人
- 不特定多数の人がいるところ 24人
- 人が集まる場所 15人
- 人が密集するところ 8人
が挙がっていました。
印象的な記述としては
●ボーリングなど誰が触ったかわからないものに触れる場所や、外食ですとお箸(割りばしでもテーブルに置かれていたら、咳がかかってるかもしれない)なども気になってしまうので行かない様になりました。【女性(28歳) パート・アルバイト 大阪府】
●自動車教習所で、やや古びて清潔感のない教習所は避け、違う教習所にした。衛生面を考慮の上。【男性(22歳) 学生 和歌山県】
●場外馬券売り場はコロナウイルスが国内感染し始めたころから避けています。ギャンブル依存症の人はどんなに体調が悪くても来るので、感染のリスクが高すぎるとかんがえました。【男性(64歳) 会社員 広島県】
●マクドナルドなどの飲食店でよく食事をしていましたが、少しでも人との接触を避けるため基本的にドライブスルーを使用するようにしています。【男性(20歳) 学生 愛知県】
などがありました。
他、自分がコロナウイルスに感染しないためではなく、自分がすでに感染していてそのことに気づかず、高齢者に接するといったことは避けたいという思いから
●祖母の家。もし自分が感染していて祖母に移してしまったら、高齢者の場合、重症化してしまうから。【女性(24歳) 専業主婦 群馬県】
●祖父母の家です。もしかしてウイルスを持ち込んでて、うつしてしまったら、耐えられないからです。【女性(41歳) 会社員 岩手県】
●親戚の家。もし自分が保菌者で、知らないうちにおじいちゃんやおばあちゃんにうつしてしまっていたら取り返しがつかなくなることも考えられるので、むやみやたらに行くことはしなくなった。【女性(28歳) 会社員 愛知県】
●親戚、身内の家。家族や知人、もし自分が感染していたらいけないので大切な人の所には極力、近づかないよう行かないようにしています。【女性(57歳) 専業主婦 大阪府】
といった周囲への思いやりからの意見も出ていました。
その他コロナウイルスが流行ってから行かなくなった場所、避けている場所一覧
料理教室、洋服のお店、遊園地、病院、法事、宝くじ売り場、コンビニ、地下街、図書館、不要な外出、長距離バス、狭い衣料品店、展示会、密集する空間、催し物やイベント、子供がいる知人宅、社会人サークル、大学の研究室、体操教室やヨガの習い事、至近距離・密接空間、野球チームの練習、高齢者の親戚の家、コンビニ、人通りが激しい場所、換気が出来ないところ、親戚の家、結婚式、家から出ない、場外馬券売り場、ホテル、渋谷、新宿、室内遊園地、室内空間、室内プール、自動車教習所、職業安定所、歯医者、市民食堂、習い事教室、商談、閉鎖された空間小さなケーキ屋、婚活パーティー、講演会や研修会、公共交通機関の混雑時、派遣会社、ゴルフ練習場や卓球練習、新幹線や空港、近所の集会所、狭い路地や通路など、競馬場や競艇場等ギャンブル施設、ランチ、休みの日に遊びにいかない、帰省、岩盤浴、眼科、楽器店、街中、サラダバー、必要以外の外出、人が長時間滞在する施設、キャバクラ、友人の家や子どもの習い事の教室、マンションの共有エリア、マッサージ店、マクドナルド、高齢者と接触する場所、音楽教室、パン屋、バイト先、アウトドア、繁華街、チャイナタウンやチャイニーズレストランでの外食、隣との席が近すぎる飲食店、出かけることがなくなってしまった、スポーツ施設、コラボカフェ、教会、カフェやバール
コロナウイルス感染症が流行ってからも気にせず行っている場所?(複数回答)
- スーパー 221人
- ショッピングセンター 72人
- 外食(食事がメインの場所) 71人
- 電車 64人
- 温泉・銭湯 36人
- バス 32人
- 居酒屋 24人
- 図書館 21人
- 飲み会 14人
- 映画館 12人
- スポーツジム(ボクシングジムなど含む) 9人
- ゲームセンター 8人
- ビュッフェスタイルの会食 6人
- カラオケボックス・カラオケルーム 5人
- 教育講座 4人
- パチンコ 3人
- ボウリング 3人
- スナック 3人
- ネットカフェ 2人
- コンパ 2人
- 雀荘(じゃんそう) 1人
- スキーのゲストハウス 1人
- 講演会 1人
- すべて行かない 49人
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コロナウイルス感染症が流行ってから行かなくなった場所、気にしない場所比較
コロナウイルス感染症が流行ってから行かなくなった場所、気にしない場所について比較してみました。
映画館、ライブ・コンサート会場、カラオケボックス・カラオケルームなどは
気にせず行っているという回答が少なく、圧倒的に行かなくなった・避けているという回答が多くなっています。
反対にスーパーは、もともと行かなくなった・避けているという回答が少ないものの、気にせず行っているという回答が7割近くを占めました。
コロナウイルス感染症が流行りはじめてから、気を付けていることは?
- 手洗い 296人
- うがい 239人
- 外出時のマスク着用 231人
- 人ごみに行かない 225人
- 換気 141人
- 外出しない 92人
- 加湿 78人
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コロナウイルス感染症の情報は何から?
- テレビニュース 277人
- ネットニュース(Yahoo!など) 223人
- テレビワイドショー 128人
- ネット検索 98人
- ツイッター 80人
- 友人・知り合いから 64人
- 家族から 63人
- ラジオ 25人
- フェイスブック 9人
- インスタ 9人
- その他 25人
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まとめ
コロナウイルス感染症の流行により、行かなくなった場所、避けている場所の意識調査を行いました。
小規模な感染者の集団(クラスター)としてあがったライブハウスを中心に、人が多く、密室・密閉されている場所へ行くことを避けていることが顕著に出ました。
ただし、スーパーなど日常的に行っている場所においては、気にせず行っているという回答が7割近くを占めています。
あえて行く必要のない場所へは、足を運ばないという意識が全体の回答からくみ取ることができました。
※上記のアンケート調査の内容を転載する場合は、必ず下記の項目を記載してください。