最近、消費税増税対策をきっかけに、キャッシュレス決済が多くの人に浸透してきましたね。
最も使われているキャッシュレス決済といえば、クレジットカードです。
日銀の『キャッシュレス決済の現状』によると、キャッシュレスによる決済金額のうち90%はクレジットカードが占めています。
しかし、「クレジットカードだと使い過ぎてしまいそうで怖い。」と思っている人もいるのではないでしょうか。
そういった人たちは、『デビットカード』の利用を考えてみてください。
今回は、クレジットカードの代替として、デビットカードに焦点を当てていきましょう。
クレジットカードの一般的なメリット
クレジットカードはそれぞれに独自の特徴がありますが、概して以下の点が大きなメリットです。
・決済に現金いらずで手軽
・ポイントがもらえる
・旅行保険がある
・キャッシングできる
主に、このようなメリットがあるため、人はクレジットカードを作ります。
年会費無料のクレジットカードを作ればノーコストで恩恵を得られるので、非常にお得ですよね。
とはいえクレジットカードは怖い
たしかにクレジットカードは便利です。しかし、カード1枚で決済できる手軽さはお金の使い過ぎを助長します。
しっかりと管理できれば問題ありません。ただ、人によってはお金を支払っている感覚がマヒしてしまうことも事実でしょう。
デビットカードで代替してみては?
クレジットカードの利用が不安な人は、デビットカードを代わりに使ってみてはいかがでしょうか。
理由は次の通りです。
・決済時に現金が必要ない
・支払い額に応じてポイントが貯まる
・その場で銀行預金からお金が引き落とされるので、クレジットカードのように使い過ぎない
ただし、先ほどクレジットカードのメリットとして挙げた『旅行保険』と『キャッシング』は基本的にデビットカードでは使えません。
とはいえ、この2つは本当に必要でしょうか?
旅行保険は、頻繫に旅行へ行く人なら大きなメリットがあります。しかし、そうでなければあまり意味がありません。旅行のたびに保険へ加入した方が充実した補償を受けられるでしょう。
キャッシングも便利ですが、そもそも利用するべきではありません。キャッシングの金利は15~18%と、非常に高いからです。
旅行保険とキャッシングが必要ないと思うなら、デビットカードでクレジットカードの欠点を補いつつ充分に代替できるでしょう。
キャッシュレス決済はデビットカードを使ってみよう
キャッシュレス決済は便利な反面、商品の購入までのハードルを下げます。
「クレジットカードだと使い過ぎてしまう」と思っている人は、デビットカードでキャッシュレス決済をしてみてはいかがでしょうか。