コラム

意外と万能な個人賠償責任保険!色んな保険に付属されています

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個人賠償責任保険という保険を聞いた事がありますでしょうか?
生命保険や医療保険などはよく加入を検討される事が多いですが、個人賠償責任保険は加入を前提として検討すべき保険です。

個人賠償責任保険は火災保険や自動車保険の特約として付属される事が多いです。
内容として日常生活に本人もしくは家族が他人に怪我を負わせてしまったり、他人のモノを壊してしまい、法律上の損害賠償義務を負った場合に補償をしてくれています。

具体的には
・子供が遊んでいて、他人とぶつかり怪我をさせてしまった。
・自転車で走行中に他人とぶつかり怪我をしてしまった。
・マンションの洗濯機のホースが外れてしまい、下の階の住人に雨漏りの被害をさせてしまった。
・犬と散歩中にすれ違った人に噛み付いてしまい、怪我をさせてしまった。
・子どもが他人の家のガラスを割ってしまった。
などなど日常生活の賠償にはば広く対応してくれる保険です。
※自転車による事故は補償されますが、原付バイクは補償外になります。原付バイクは別に保険を付けましょう。

自転車事故に限ってみると賠償金が1億円近くに請求される事があります。

・平成26年1月 4746万円 神戸地方裁判所
46歳男性会社員が横断歩道中の75歳女性と衝突。女性は死亡した。

・平成25年7月 9521万円 神戸地方栽培書
11歳の男の子が夜間に自転車走行中に62歳女性と衝突。女性は植物状態となる。

・平成20年6月 9266万円 東京地方裁判所
男子高校生が昼間に24歳の男性会社員と衝突。男性会社員に言語機能の喪失が残ってしまった。
⇒ 参考資料

事故の種類によっては高額になる事があります。

このように実際に高額請求される可能性は低いですが、お子さんをお持ちの家庭では加害者になるリスクもあります。保険は生活が出来なくなるリスクを回避するものであると考えているので、火災保険もしくは自動車保険に特約として付いていないか?保険の重複はしていないか?補償金額は少額になっていないか?を確認してみましょう。

古瀬 拓弥

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普段は医療業界へ従事。資産形成や将来を考えFP業を行うようになった。
通信費見直しやキャッシュレス決済を使った節約術が得意。
最近では電気代と通信費を0円になったことがちょっとした自慢

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