VISAデビットがテレビや雑誌など、幅広いメディアで紹介され今や、VISAデビットカードの人気はうなぎ上りです!
審査なしに、国際ブランドの「VISA」が付属するとあって多くの店舗やネット通販で大いに活用できます。
しかし!VISAデビットカードについて、よく理解できていない方が多いのも事実です。
そもそもVISAデビットって何?JCBと違うの?でしたり、使い方やメリット・デメリットを知らない。
また発行会社によって特典が異なることも知らずに作ってしまうのは非常にもったいないです。
そんなあなたに、タイトル通り、VISAデビットの疑問を払拭するために違いや特徴、最後にはおすすめのVISAデビットを紹介します。
これを読めば、VISAデビットの全てが分かりますよ。
VISAデビットカードとは?仕組みや特徴紹介
VISAデビットカードとは?
VISAデビットカードとは、国際ブランド「VISA」が提供する決済システムと、銀行がタッグを組み発行しているカードを指します。
クレジットカードと異なり、デビットカードは決済すると即座に連動した銀行口座より引き落とされます。
その上、各発行会社が提供するアプリを利用すると、即座に利用した金額が反映され、自分がいくら利用したか?一目で分かります。
また、VISAが利用できる場所ならどこでも利用できるため、ATMに足を運ぶ労力や利用手数料に悩まされることもありませんし、銀行口座内にある金額だけしか利用できませんので無駄づかいを防げます。
VISAデビット&J-Debit|違いは?特徴は?
さて、VISAデビットを調べていると「J-Debit」というシステムが出てくることでしょう。
このJ-Debit、VISAデビットとは違い、キャッシュカードをレストランやショッピングでデビットカードのように決済できるシステムを指します。
しかし、J-Debitの利用できる範囲は狭く、国内ではVISAデビットが優位に立ち、海外ではVISAデビットの足元にも及びません。
そのため、国内の幅広い地域で利用したい、海外でも利用を検討しているならVISAデビットが良いでしょう。
VISAデビット&JCBデビットの違いとは?
VISAデビットの他にも、国際ブランド「JCB」が発行するJCBデビットがあります。
2つは国際ブランドの違いだけで、JCBだから特殊な決済方法を覚えなければいけない、ということはありません。
双方とも店頭やネットショップに「VISAマーク」「JCBマーク」があれば、いつも通り決済可能です。
ただし、国内では利用できる範囲に優劣はありませんが、海外ですとVISAが優勢です。
国内だけしか利用しないならJCBでも良いですが、海外旅行や海外出張などで、利用する機会があるならVISAが良いでしょう。
店頭&ネット通販もバッチリ!VISAデビットカードの使い方
初心者でも大丈夫!VISAデビットを店頭で使う方法とは?
VISAデビットカードを初めて店頭で利用すると、誰しも緊張することでしょう。
しかし、1度覚えてしまえば後は簡単に決済できますので、簡単にですがデビットカードの提示~決済完了までの流れを見ていきましょう。
・お会計時、デビットカードを店員に渡し「一括払いでお願いします」と言いましょう
・すると、店舗によってサイン・暗証番号、どちらかを求められますので忘れず行いましょう。
・サイン・暗証番号が終われば後は出されたレシートの金額に間違いがないか確認し、問題なければ決済完了です。
流れとしてはこのように行えばOKです。
ネット通販デビューも恐くない!VISAデビットの使い方
次にネット通販の使い方を見ていきましょう。
・ネット通販ではまず、VISAブランドが利用できるかどうかを確認し、利用できればそのまま決済に向かいましょう。
・次に有効期限、セキュリティコードを入力します。その後、ネットショップによって不正利用を防ぐために「Visa認証サービス」が行われます。
※「Visa認証サービス」を行わない店舗もあります
・全ての入力が終われば、後は購入して完了です。もしセキュリティが気になる場合、ネットショップにカード情報を残さないよう気を付けましょう。
簡単にですが、店頭及びネット通販の使い方を解説してきました。
もっと詳しい使い方を知りたい!と言うそこのあなた!
使い方に関して詳しく解説した記事がありますので、ぜひこちらも見てみましょう。
VISAデビットは優等生!?おすすめポイント&メリット紹介
VISAデビットは世界約4,000ヶ所で利用できる
VISAデビットの優れているポイントとしてまず、国内だけでなく世界約4,000万ヶ所で利用できることです。
国際ブランドの中でも、利用できる国や地域が非常に多く、観光スポットや中心部のみならず様々なところで利用できる優れもの。
海外旅行や海外出張、そしてお子様の海外留学の際もVISAデビットが多いに活躍してくれますよ。
選り取り見取り!VISAデビットの発行会社が多い
続いて紹介するメリットは、VISAデビットを扱う発行会社が多いところです。
例えば、後ほど詳しく紹介する「SMBCデビット」や楽天銀行が発行するデビットカードなど、数えるとキリがないほどあります。
その中から、自分好みのカードデザインのVISAを選べますし、機能や特徴から自分に合ったデビットカードも選べるのです。
発行会社が多いことで、選べる範囲が広いこともVISAデビットの強みです。
憧れのVISAブランドが審査なしで入手できる
VISAカードと聞くと、デビットではなく「クレジットカード」の印象が、いまだに強くあります。
クレジットカードとして発行できれば、年収や勤務状況、そして信用情報をカード会社に認められたことになります。
しかし、クレジットカードを発行できる方は良いですが、諸事情により発行できない方にとってVISAブランドは、発行できず正に高嶺の花です。
ですがデビットカードであれば、VISAブランドを審査なしで発行できます。
これなら、諸事情によりクレジットカードが持てなかった方も、憧れのVISAブランドを入手でき、多くの場所でショッピングを楽しめることでしょう。
VISAデビットは維持費がかからない?年会費無料が多い
VISAデビットカードも、魅力的な特徴を持っていても「年会費」が発生しては意味がありません。
しかし、VISAデビットカードの発行会社を見ていくと、年会費無料のVISAカードが多く見られます。
中には年会費を徴収する発行会社もありますが、クレジットカードのようにハードルは低く、どなたでも年会費無料の条件を満たせる設定にしているのです。
維持費を考えると、VISAデビットはお得と言えますね。
3-5 VISAデビットでATM手数料を削減!
VISAデビットカードを発行している会社の中には、ATM手数料を優遇しているところもあります。
例えば「Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)」では、セブン銀行・イオン銀行の各ATMで何度でも入金・出金しても無料です。
また「JNBデビットカード」も月1回まではATM利用手数料が無料で、2回目以降は「セブン銀行」「Enet」「ローソンATM」「三井住友銀行ATM」「ゆうちょ」にて3万円以上引き出せば無料になります。
もちろん、この他にもATM利用手数料が無料になるデビットカードが多々ありますので、ATMも利用するなら検討してみましょう。
VISAデビットカードも〇〇が弱い!?気になるデメリットとは?
VISAデビットカードでも使えない場所がある
VISAデビットカードが、世界約4,000万ヶ所で利用できるとは言え、中には使えない場所も出てきます。
例えば高速道路の料金所や航空機の機内販売、また通信料金の支払にも利用できないことがあります。
そして、屋台や露店でも導入が増えているとはいえ、まだまだ普及率は高くありません。
そのため、全ての場所で利用できないのはVISAデビットの欠点と言えるでしょう。
現金が必要!借入ができないって本当?
同じVISAでも、デビットカードとクレジットカードでは大きく異なります。
中でも「借入」は、デビットカードでは不可能です。
一部のVISAクレジットカードには、ショッピング枠の他に「キャッシング枠」が用意されており、枠内であれば借入できます。
しかしデビットカードでは、そもそも審査がありませんので借入は不可能です。
急にお金が必要になった時に、借入ができないのもVISAデビットカードの辛いところです。
一括払い以外の支払方法が選べない
VISAクレジットカードであれば「今月は厳しい…」と思えば「分割払い」「リボ払い」または、8月や12月に支払う「ボーナス払い」にできます。
これにより、一月あたりの引き落とし金額を低くする、または引き落とし日を延ばすことができます。
一方、VISAデビットカードは一部を除いて決済した瞬間にその場で「一括払い」になります。
一括払い以外の支払方法が選べないため、例え今月がピンチ、または欲しい商品があるけど口座内にお金がない状況では、残念ながら決済できません。
VISAブランドでもクレヒスが作れない
VISAクレジットカードを利用し、なおかつ返済の延滞や滞納、踏み倒しがなければ「クレジットカードヒストリー(クレヒス)」を作れます。
クレヒスを積み上げることで、今後ランクの高いクレジットカードに切り替える、または自動車ローン・住宅ローンなどの高額ローンを組む時に役立ちます。
しかし、同じVISAブランドでもデビットカードでは、クレヒスを作れません。
後払い、借りているわけではなく、その場で決済されるためクレヒスは関係ないからです。
クレヒスを検討しているなら、同じVISAブランドでもクレジットカードをおすすめします。
VISAデビットでも海外旅行傷害保険&不正利用補償などの保険がない
一部のVISAデビットカードを除き、多くのデビットカードでは保証が非常に弱いです。
クレジットカードで当然のように付属する「海外旅行傷害保険」や「不正利用時の補償」といった、各種保険が見られません。
中には、VISAデビットカードで購入した商品が破損・盗難された際に利用できる「ショッピング保険」も付属していない時もあるのです。
この保険の部分は、デビットカードの大きなデメリットになります。
同じVISAでもクレジットカード&デビットカードで特典が違う
最後に紹介するのは、同じVISAでもクレジット・デビットで特典が違うことです。
例えばクレジットカードを見ると、ショッピングやレストラン、またはレジャー施設などで割引や特典を受けられます。
一方、デビットカードは特典はあってもポイント還元やキャッシュバックまでが限界です。
クレジットカードのように、至れり尽くせりの特典を受けられないのは、厳しいポイントになります。
ポイント還元率で勝負!楽天VISAデビットカード紹介
楽天銀行VISAデビットの特徴は?メリットは?
楽天銀行では「楽天銀行VISAデビットカード」を発行しています。どのようなメリット、または特徴があるのか簡単に紹介していきます。
・デビットカードながらゴールドカードが発行できる
・楽天銀行VISAデビットのポイント還元率が高く、1,000円=2ポイント。ゴールドなら2.5倍の5ポイント
・nanacoや楽天Edyなどの電子マネーにチャージできる
・ゴールドカードなら、ショッピング保険・海外利用サポート 24時間日本語サービスなどのサービスが追加される
・海外でキャッシュカードとして利用できる。銀行に入っているお金を現地通貨にして引き出せます。楽天銀行VISAデビットカード自体の利用料は無料
※ただし、海外ATM手数料が発生。また円換算レートは、国際ブランドが定めたレートに3.024%を加えた金額になります。
優秀デビットカードにも欠点あり!楽天銀行VISAデビットの欠点とは?
続いてデメリットや欠点を見ていきましょう。
・JCBでは100円=1ポイントのため、VISAよりもお得
・年会費が1,082円発生。ゴールドカードも3,086円かかる
・保険が盗難保険のみ
上記のように、欠点はポイント還元と年会費が発生するところかと思います。
ただ、VISAながらクレジットカード以上の高い還元率と、クレジットカードと同じくゴールドカードが用意されているのは魅力的です。
特に、ゴールドなら各種保険が充実していますので、海外旅行の強い味方になることでしょう。
充実補償で大満足!?三井住友銀行のSMBCデビットカード
SMBCカードのメリットとは?
メガバンクの1つ三井住友銀行が発行する「SMBCデビット」
テレビCMや雑誌に大きく取り上げられていますが、果たしてどのようなメリットがあるか見ていきましょう。
・年会費無料で利用可能
・4種類のカードデザインから選べる
・月々の支払いから0.25%キャッシュバック
・iDとVisaタッチが無料で利用できる
・ショッピング保険、不正利用時の補償が付帯している
・海外ATMで銀行口座にあるお金を現地通貨にして引き出せる
※ただし、所定のレート(Visaの定める為替レート+海外事務手数料3.0%)で円貨換算された金額が引き出し時に発生します。また1回の利用料108円徴収されます。
年会費無料ながら、ショッピング保険と不正利用時の補償が付帯しているのは大きなメリットです。
その上、かざすだけで決済が完了する「iD」「Visaタッチ」が無料で利用できるのも、SMBCデビットの強みと言えるでしょう。
SMBCカードのデメリットとは?
・キャッシュバック率が物足りない
・同じ三井住友銀行でも、三井住友カードと比較して付帯する保険の充実度が違う
・クレジットカードのようにゴールド・プラチナカードがない
上記のように、キャッシュバック率・付帯する保険に物足りなさを感じるものの、年会費無料で銀行系カードが所有できるのは魅力的です。
また、特にカードのステータスを求めなければ、SMBCデビットは維持費もかからず便利な機能と保険がありますので、使い勝手は非常に良いですよ。
まとめ
VISAデビットカードは、他の国際ブランドと違い、約4,000万ヶ所以上のスポットで利用できる優れものです。
そして、VISAブランドを発行している銀行も多く、あなたにピッタリの特典や特徴を持ったカードを選べます。
憧れのVISAブランドを審査なし、更に多くが年会費無料で所有できますので、VISAデビットカードを作成してみてはいかがでしょうか。