ジャパンタクシーは、タクシーを呼ぶためのスマホアプリです。
クレジットカードを使うことで、アプリ内でタクシーの予約から料金の精算まで完結するメリットがあります。
ジャパンタクシーでは、タクシー料金が割引となるお得な初回限定クーポンも発行中です。
ここでは、ジャパンタクシーアプリの使い方として、クレジットカードの登録やクーポンを利用した配車予約などを、わかりやすく紹介していきます。
ジャパンタクシーとは?
ジャパンタクシーは、タクシー配車のためのアプリサービスです。
タクシー会社大手4社のひとつである、日本交通株式会社によって2011年に開発された「日本交通タクシー配車」アプリが元になっています。
その後「全国タクシー」アプリに名称変更。
2018年9月より「ジャパンタクシー(Japan Taxi)」と呼ばれるようになりました。
ジャパンタクシーからは、Android版とiOS版のアプリが無料で提供されています。
ジャパンタクシーは2018年6月には累計500万ダウンロード、2018年9月には累計600万ダウンロードを記録し、今後も利用者が増加することが予想されるアプリです。
2018.07.05 日本最大のタクシー配車アプリ『全国タクシー』500万ダウンロード達成!
2018.12.07 Google Play ベストアプリ2018 受賞!
余談ですが、ジャパンタクシー(JPN TAXI)と呼ばれるタクシー車両も存在します。
画像引用元・日本交通株式会社・次世代タクシー「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」
ジャパンタクシー(JPN TAXI)はトヨタ社が提供する車です。
最大乗車人数は4名、車椅子にて乗車する際には2名の最大乗車人数となっています。
ジャパンタクシー(JPN TAXI)に乗って、ジャパンタクシー(アプリ)で料金の精算ということもあるかもしれません。
ジャパンタクシーで使えるクレジットカードと電子マネー
ジャパンタクシーのネット決済で使えるクレジットカードと電子マネーを、以下の表にまとめてみました。
クレジットカード | ・VISA ・MasterCard ・JCB ・アメリカン・エキスプレス ・ダイナースクラブ |
電子マネー | ・Apple Pay(iOS) ・Google Pay(Android) ・Yahoo!ウォレット ・d払い(NTTドコモ) |
ジャパンタクシーのネット決済では、提携カードを含むほとんどのクレジットカードが使えることがわかります。
電子マネーに関しては、スマートフォン決済が基本です。
SuicaやPASUMOなどの交通系ICカードを乗車料金の精算に使いたい場合には、アプリでの配車の際に、「車内での支払い」を選択してください。
交通系ICカード決済に対応したタクシー車両であれば、問題なく精算できます。
ただし予約時に、交通系ICカード決済可のタクシー車両を指定することはできません。
詳しくは次のリンク先をご参照ください。
Japan Taxi【交通系IC/電子マネー】SuicaやPASMOが使えるタクシーの見分け方 最新タブレット型端末も要チェック
ジャパンタクシーのネット決済に対応しているタクシー会社は、以下のリンク先から確認してください。
ジャパンタクシーアプリの使い方
ジャパンタクシーアプリは、お使いのスマートフォンのOS版をダウンロードすることから始まります。どちらもダウンロード→インストールにかかる費用は無料です。
登録方法
ジャパンタクシーアプリを起動し、「利用規約」を読んでから、「利用規約に同意して次へ」をタップ。
携帯電話番号をハイフン(-)なしで入力後、「次へ」をタップ。
事前に届いたSMS(ショートメッセージサービス)に記されている4桁の認証コードを入力し、「次へ」をタップ。
アカウント登録画面が表示されますので、名前(全角カタカナ)、使用可能なメールアドレス、パスワードを入力します。
性別を設定、または性別の設定をキャンセル。
生年月日を登録。(登録しなくても問題ありません)
初回限定クーポンコードを入力し、「登録」をタップ。
次の画面で、クレジットカードの「カード番号」「有効期限(月/年)」「セキュリティコード(カード裏面に記載された3桁の数字)」を入力してから、「登録」をタップ。
内容を確認した後「続行」をタップ。
記載されている文章を読んでから「続行」をタップ。
登録は完了。タクシーの配車が可能となりました。
ジャパンタクシーアプリを使った予約(配車)の手順
ジャパンタクシーアプリの登録が完了したものとして、次に実際にタクシーを予約(配車)する手順を紹介します。
まずはアプリを起動し、タクシーを呼びたい位置を指定してから、「ここで乗る」をタップ。
次によりタクシーが停車しやすい道路沿いに停車位置をコントロールします。
タクシーの停車位置は、目的地への進行方向の「道路の左側」です。
道路の右側の停車はUターンをする必要が生じるので、なるべく避けてください。
停車位置が決まりましたら「ここで乗る」をタップします。
次に目的地を指定して、「ここで降りる」をタップ。
次の画面にて、もう少し細かい場所指定をしてから、「ここで降りる」をタップ。
到着予想時間とおおまかな料金が提示されます。
支払いはクレジットカードまたは現金、もしくは電子マネーから選択可能です。
初回限定クーポンなどを使う場合には「クーポンを利用する」を選び、「今すぐ呼ぶ」をタップ。
乗車場所と降車場所の住所が表示されます。
建物名や車の付け場所、到着後の対応などを入力または選択してから、「設定」をタップ。
赤で囲んだ箇所をタップすることで、利用したいタクシー会社を選ぶこともできます。
乗車場所を営業エリアとしているタクシー会社(ジャパンタクシー対応企業)が表示されます。
画面ではJTX交通(架空の会社です)を選択。
タクシーの車種を希望する場合には、こちらの画面から指定可能です。
アプリで料金の精算をする際には、「ネット決済」、タクシーの車内で精算したい場合には、「車内でのお支払い」を選択します。
初回限定クーポンなどの登録済みのクーポンを利用する場合には、「クーポン一覧」から選んでチェック。
入力内容を確認した後に「今すぐ呼ぶ」をタップ。
タクシーの予約が完了しました。
到着したタクシーに乗り、目的地に向かいます。
タクシーの料金体系
ここからは、日本交通株式会社の料金体系を例として、タクシーの料金を解説します。
料金体系 | 料金 |
---|---|
距離制運賃 | 初乗りから1.052kmまで410円 以降は237mごとに80円が加算されます |
時間距離併用運賃 | 時速10km以下での走行の際、90秒ごとに80円 |
時間制運賃 | 初乗りから60分間は4,650円 以降は30分ごとに2,110円が加算されます |
迎車回送料金 | 1台ごとに410円 |
時間指定予約料金 | 1台ごとに410円 |
深夜・早朝割増 | 22時から翌朝5時まで、通常の20%増 |
割引運賃 | 遠距離割引:9,000円を超えた場合、10%割引 障害者割引:乗車区間の運賃の10%を割引 |
ジャパンタクシーアプリを利用した際に関係する料金体系は、表の「距離制運賃」と「時間距離併用運賃」、「迎車回送料金」と「深夜・早朝割増」です。
ジャパンタクシーアプリの利用には「初乗り料金410円+迎車回送料金410円」がかかるため、計810円からのスタートとなります。
※ジャパンタクシーアプリからの予約には、「時間指定予約料金」はかかりません
走行エリアや交通状況に応じて、「距離制運賃」と「時間距離併用運賃」が併用されるケースがほとんどです。
同じ距離、同じルートを走行しても、その都度料金が変わるのは、この2つの料金体系が理由となっています。
「時間距離併用運賃」は、渋滞や住宅街などの走行時に適用される料金体系です。
深夜・早朝割増は、22時から明け方5時までに適用される料金体系です。
終電を逃してタクシーを利用する際におなじみの料金体系と言えるでしょう。
距離制運賃で換算した場合、初乗り料金410円で1.052km÷1.2=約0.877km、237メートル÷1.2=約198メートルが加算料金の目安です。
その他、高速道路を利用した際には高速道路通行料金が加算されます。
JapanTaxi Wallet
JapanTaxi Wallet(ジャパンタクシーウォレット)は、タクシーの後部座席に設置されている、タクシー料金を精算するためのタブレット端末です。
画像引用元:JapanTaxi
JapanTaxi Walletは、2018年7月からスタートしたサービスです。
対応しているタクシー会社は以下のリンク先から確認できます。
JapanTaxi Walletの使い方
ジャパンタクシーアプリのダウンロード→インストール。アプリにネット決済用のクレジットカードや電子マネーを登録。までが済んでいるものとして進みます。
⇒詳しいやり方は「登録方法」へ
目的地に到着する前に、後部座席に設けられたタブレット画面に表示されている「JapanTaxi Wallet」をタップします。
スマホのジャパンタクシーアプリを起動し、メニューアイコン(赤で囲んである箇所)をタップ。
メニューが表示されましたら、「JapanTaxi Wallet」をタップ。
タブレット画面で表示されたQRコードを、スマートフォンでスキャン(読み取り)します。
タクシー料金の支払い手続きが完了しましたので、後は目的地に到着したらタクシーから降りるだけです。
レシートも受け取ることができます。
JapanTaxi Walletは、以下の状況で使うと良いでしょう。
・アプリ内のネット決済に対応していないタクシー車両
・ジャパンタクシーアプリで「車内でのお支払い」を選択した場合
・アプリに登録できない交通系ICカードなどを精算に使いたい場合
ジャパンタクシーのアプリ決済におすすめのカード3選
ここからは、ジャパンタクシーのアプリ決済(ネット決済)におすすめのクレジットカードとして、次の3枚を選んで紹介します。
普段からタクシー利用の多いビジネスマンにおすすめのクレカです。アプリでスマートに決済して、ポイントはしっかり貯めることができます。
・三菱UFJカードゴールド
・JCB一般カード
・アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
三菱UFJカードゴールド
三菱UFJカードゴールドは、初年度の年会費が無料で発行できるクレジットカードです。
2年目以降の年会費は2,095円、提携ブランドはVISAとMasterCardとJCBの中から選ぶことができます。
月間のショッピングやサービスの利用代金の合計金額1,000円ごとに1ポイントを付与。指定した月にポイントが1.5倍になる「アニバーサリーポイント」や、翌年のポイントが20%または50%増しとなる「グローバルPLUS」も用意されています。
貯まったポイントは、1ポイント=4円で還元される他、JALマイレージやギフトカードなどに交換することが可能です。
ゴールドカードならではの特典である、日本国内の空港ラウンジサービスも利用できます。
JCB一般カード
JCB一般カードは、通常デザインとディズニー・デザインの2種類から選べるクレジットカードです。
初年度の年会費は無料、2年目からは1,375円の年会費となります。
年間の利用金額が50万円以上と「MyJチェック」の登録によって、翌年度の年会費を無料とすることも可能です。
JCB一般カードのポイント還元率は0.5%ですが、スターバックスなどの「JCBオリジナルシリーズパートナー」で使うと、2倍(1%)から20倍(10%)のポイントがプレゼントされます。
貯まったOkiDokiポイントは、JCBギフトカードや東京ディズニーリゾートのパークチケット、JALやANAのマイルなどに交換できます。
最大3000万円補償の海外や国内の旅行傷害保険や、最大100万円まで補償される海外のショッピング保険も付帯されているカードです。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(アメックスゴールド)は、クレジットカードにステータスを求める方にふさわしいカードです。
年会費は31,900円、ショッピングやサービスの代金100円ごとに1ポイントを還元。
貯まったポイントは、ANAなどのマイルや各種ギフト券への交換や、月々の支払いやショッピングの購入代金に充てられます。
日本国内28の空港と海外の1空港の空港ラウンジサービスを無料で利用できる他、世界中1,300ヶ所以上の空港ラウンジが無料で使える「プライオリティ・パス」を年会費無料にて所持することが可能です。
おわりに
ここまで、ジャパンタクシーアプリのクレジットカードなどの登録方法やタクシーの予約の手順とともに、おすすめのクレジットカード3枚を紹介してきました。
ジャパンタクシーアプリとクレジットカードを連携させることで、タクシーの予約から乗車料金の精算まで、スマホ内で完結させることが可能です。
特にタクシーでの移動を頻繁に行う方ほど、ジャパンタクシーアプリのメリットをより多く感じるのではないかと思われます。
是非、ここで取り上げた3枚のクレジットカードとの組み合わせを試してみてください。