デビットカードに申し込みたい!そう思っても、気になるのが「審査」ではないですか?
クレジットカードと同じく審査ありだったらどうしよう……。と頭を抱えるアナタ!
これより紹介するデビットカードの審査に関する記事を読めば、不安は一気に解消します。デビットカードに審査あり?なし?そしてもし、審査落ちした方はなぜ落とされたのか?その理由は詳しく解説!
最後まで読めば、デビットカードを作るのに二の足を踏むことはなくなりますよ。
デビットカードは審査不要!審査なしで手軽に発行
デビットカードで審査はあるの?発行は難しい?
デビットカードを作る際、気になるのはクレジットカードと同じく「審査」があるかどうかです。
結論を先に述べますと、デビットカードは一部のカードを除いて審査はありません。
理由として、クレジットカードのように「後払い」ではなく「即決済」されるからです。
デビットカードは利用すると、あなたの銀行口座から決済金額が即座に引き落とされます。
一方、クレジットカードは、あらかじめ決まった「限度額」内であれば、翌月一括払い、または分割払いなどで後払いできます。
クレジットカードが後払いできるのは、発行会社が会員を審査しているからであり「年収」「勤務状況」「信用情報」などを調べ、発行できるかどうかを判断し、大丈夫であれば利用できるのです。
クレジットカードの発行会社も、踏み倒しやとりっぱぐれなどのリスクを避けるために審査を行いますので、審査なしにクレジットカードを発行することはありません。
その点、即決済されるデビットカードは「銀行口座=限度額」ですので、銀行口座さえ開設できれば審査なしに発行できるのです。
JCBなど国際ブランド&メガバンクのデビットカード審査は?
では、国際ブランドの「JCB」やメガバンクでもデビットカードの審査は行われないのか?答えはYesです!
答えはYesです!
国際ブランド、例えばデビットカードですと「VISA」や「JCB」はあくまで、決済システムを貸しているだけであり、発行するかどうか?判断するのは「発行会社」つまり、銀行が判断します。
例えメガバンクでも、デビットカードであれば審査を必要としませんので、容易に国際ブランドが付属したメガバンクのデビットカードを所有できるのです。
ブラックリスト入りしてでも作れるのがデビットカードの強み!
クレジットカードと違い、デビットカードは「ブラックリスト」入りしている方も作成できる強みを持っています。
ブラックリストとは、例えばクレジットカードの利用料金や消費者金融の借入を、延滞や滞納を何度も行う、または債務整理や自己破産などの金融事故を起こし、信用情報機関に悪いデータが掲載されている方を指します。(その他にも、カード発行会社や消費者金融独自で「Aさんは駄目!」というように独自に作成しているところもあります)
※ブラックリストや信用情報について詳しく解説した記事がありますので、そちらも是非チェックしましょう
⇒あなたのクレヒス&信用情報は大丈夫?簡単にできる個人信用情報機関での開示方法&見方
⇒あなたのクレジットヒストリーは何色?クレヒスの重要性&メリット、修行方法紹介
しかし、デビットカードは審査をしませんので、たとえブラックリスト入りしても作成可能です。
これならブラックリスト入りしている方も、デビットカードの特典を利用してお得に決済できますし、ネット通販も、わざわざコンビニ払いや銀行振込などせず、簡単に利用できますよ。
デビットカードで審査落ち!?落ちた理由は?
デビットカード発行可能年齢を満たしていない
デビットカードで発行できない理由として、まず「発行可能年齢」を満たしていないことです。
クレジットカードよりも、発行可能年齢は低いですが、各カード会社は下記のように年齢制限を設けています。
・SMBCデビット:15歳以上(中学生を除く)
・NB Visaデビットカード:15歳以上(中学生は除く)
もし年齢を満たしていなければ、残念ながら発行は不可能ですので注意しましょう。
デビットカードの前に銀行口座が作れない
デビットカードを作成するためには「銀行口座」を作らなければいけません。
ところが、銀行口座を作れないと、デビットカードも作成不可能です。銀行口座を作れない方ですと、例えばこれより紹介する方々が当てはまります。
・免許証やマイナンバーカードなど、本人確認書類がない方
・住所がない方
・反社会勢力の方(家族を含む)
・日本国内ではなく海外に住んでいる方
このように、銀行口座を作れない方ですと、デビットカードも同じく作成不可能です。もちろん、身分を偽って銀行口座を開設しようとすることもアウトです!
以上のように、デビットカードを作る前に銀行口座が作れなければ、カードを発行できませんので覚えておきましょう。
申込書類に不備があった
最後に紹介するのは「書類不備」についてです。
例えば、誤字脱字が多い申込書類や、本来記入するべきところを敢えて記入しないなど、書類不備があるとデビットカードは発行されません。
また誤字脱字以外にも、記入式の場合、字が達筆すぎて読みづらい、字が汚くて読めないのも書類不備とみなされます。
そして、申込書類以外に必要なもの、例えば身分を証明する書類や各銀行が必要とするものもありませんと残念ながら、デビットカードは作れません。
したがって、申込書類が完成しても、何度もチェックをして誤字脱字がないか確認しましょう。
デビットカードで即日発行が可能|最短30分で発行できるカードとは?
デビットカードの発行日数は?
デビットカードをすぐ利用したい!と思う気持ちはよ~く分かります。
確かに、審査がないのでデビットカードは即日発行されると思われがちですが、基本的に1~2週間程度必要です。
メガバンクの三井住友銀行や他のデビットカードを見ていくと…
・SMBCデビット:1週間~10日間で届きます
・みずほJCBデビット:2~3週間で届きます
・楽天銀行デビットカード(JCB/VISA):約1週間~10日間で届きます
このように、デビットカードが手元に届くまで1~2週間必要ですので、早目に申し込むことをおすすめします。
デビットカードで即日発行って本当?スルガ銀行デビットカード紹介
そんな中、デビットカードの中で「スルガ銀行」だけは、なんと最短30分で発行できるデビットカードを発行しています。
そのデビットカードとは「ANA Financial Pass Visaデビットカード」です。
ANA Financial Pass Visaデビットカードのメリットは発行日数だけでなく、年間利用金額に応じてマイルが貯まり、海外旅行傷害保険が付帯することです。
上図のように、マイルが貯まり、1年間に200万円以上利用すると、なんと「8,000マイル」もプレゼントされます。
その上、海外旅行傷害保険も付帯するため非常にお得なデビットカードです。
では年会費・発行費共に無料のこちらのデビットカードを、どのようにして即日発行させるか?見ていきましょう。
※本人確認書類が必要です。もしANAマイレージクラブの会員でしたら、既存のANAマイレージクラブカードとマイル口座を統合させることができます。
※月~金曜日(祝日を除く) 9:00~16:30。
※毎月第1月曜日、年末年始等を除きます
このように行えば、最短30分でANA Financial Pass Visaデビットカードを発行できます。もし、即日発行を希望するなら利用してみましょう。
高還元でオススメのデビットカードはこちら!
クレジットカードと比べて0.2%から0.5%のキャッシュバック率やポイント還元率が多いデビットカードですが、群を抜いて高還元率のデビットカードがあります。
それは「GMOあおぞらネット銀行デビットカード」です。キャッシュバック率はなんと0.6%!超お得なデビットカードです。
毎月1日から末日までのデビットカード利用額から0.6%がキャッシュバックされる仕組みです。ポイント制ではないのでポイントの有効期限を気にする必要はありませんよ。
また、GMOあおぞらネット銀行は外貨預金に強い銀行でもあります。キャッシュバックされた分を高金利の外貨預金に預けてみるのも面白いかもしれません。
審査があるデビットカードはこれ!そもそもデビットカードの審査とは?
スルガ銀行は口座開設に独自審査あり!
スルガ銀行ではデビットカードの発行前の口座開設時に「独自審査」があります。
理由として「自動貸越サービス」そして「キャッシング機能」があるからです。
自動貸越サービスとは、デビットカード支払い時、公共料金引き落とし時に銀行口座にあるお金以上の請求が発生した際に自動で行われるサービスです。
もし利用した場合、翌月1日に利用残高に応じた約定返済が発生しますので、返済のために銀行やATMに行く手間が省けます。
また、キャッシュカードでもキャッシングができるため、クレジットカードと同じように審査があるのです。
そのため、スルガ銀行では銀行口座の開設やデビットカードの作成時に審査が発生しますので、もしかしたら審査に落ちることもありますよ。
※詳しい内容は下記URLより確認しましょう
URL:https://www.surugabank.co.jp/surugabank/kojin/open/guide/top.html
イオンデビットカードも審査あり!
続いて、イオン銀行が発行する「イオンデビットカード」にも、発行時に審査があります。
と言うのも「バックアップサービス」と呼ばれるサービスが、イオンデビットカードに含まれているからです。
このサービスは万一、デビットカード決済時に預金口座残高が不足して場合、一時的に最大10万円まで立て替えるサービスです。立て替えた金額は、利用日から締日(毎月10日)の間に預金口座から振替ますので、銀行やATMに行く手間がありません。
ですが、クレジットカードのような機能が含まれているため、発行時には必ず審査が入ります。
したがって、審査によってはイオンデビットカードの発行はできない方も出てくるのです。
ただ、イオン銀行がもう1枚発行している「イオン銀行キャッシュ+デビット」なら、審査は無くどなたでも発行可能です。
「イオン銀行キャッシュ+デビット」にはバックアップサービスは含まれていませんので、機能自体不要、または審査に不安を感じるならこちらをおすすめします。
まとめ
最後になりますが、デビットカードは銀行口座を開設できればどなたでも発行できますので実質、審査なしで発行できます。
しかし、スルガ銀行やイオン銀行デビットカードのように審査が必要なカードもあり、それを知らずに申し込むと審査落ちする危険があります。
もしデビットカードを作成する際は、審査あるデビットカードに注意して、自分に合ったカードを発行しましょう。