「楽天pay(楽天ペイ)」は大手IT企業の「楽天」が提供する、スマートフォンを利用した決済サービスです。
ポイント還元率も悪くなく、クレジットカードと連携すれば楽天ポイント&クレカポイントの二重取りが可能。キャンペーンを定期的に開催しているため、クレカや現金で支払うよりずっとお得です。
楽天カードや楽天のサービスを利用している、楽天ポイントを貯めているなら見逃せない決済方法です!
そのためにもこれより、仕組みや使い方、導入するメリットの他にも、筆者が使ったからこそ分かるデメリットも包み隠さず紹介します。
楽天pay払いはキャッシュレス決済でお財布いらず
楽天payは、専用アプリをスマートフォンにダウンロードし、初期設定&支払い方法(クレジットカード・楽天edy・楽天キャッシュ等)をセッティングすることで使えます。
使い方は、お店が提示するQRコードを読み取る、またはこちらのスマホからQRコード・バーコードを提示して店員さんが読み込むことで決済できます。
慣れてしまえば、決済するのに数秒で済みますし、財布を持ち歩かなくてもよくなりますよ!
楽天pay支払いで世界が変わる!?利用者だけに訪れるメリットは?
楽天payで財布が必要なし!スマホ1台でかんたん決済
楽天payのメリットとして、まず挙がるのがスマホ1台あれば決済できることです。
楽天payへクレジットカードや楽天キャッシュ等を設定すれば、楽天pay加盟店で現金がなくとも決済できます。
重たい財布やかさばるカードケースを持ち歩く必要がなくなりますよ!
楽天payはファミマやローソン、マクドナルド等の利用できる店舗が豊富
嬉しい事に、楽天payが使える店舗は全国各地に増加中です!
例えばコンビニ大手のファミリーマートやローソン、飲食店では松屋やピザーラ、そして上島珈琲店までも利用可能。
更に家電量販店も対応でき、ケーズデンキやエディオンと言った大手でも使えます。
もちろん、現在進行形で楽天payの加盟店を増やしており、もしかしたらあなたが普段から使う店舗も対象になるかもしれません。
日々の楽天pay払いでポイントが貯まる|クレカ登録でポイント2重取り
楽天pay決済のもう1つのメリットは「200円=1ポイント」で楽天ポイントが貯まることです。
そこに、支払方法を「クレジットカード」にすれば、決済金額に応じてポイントを獲得!
つまり、楽天ポイント&クレジットカードポイントによる二重取りができます。
二重取りを可能にするのも、楽天payの大きなメリットです。
楽天payのキャンペーンは見逃し厳禁|様々なキャンペーンで更にお得
楽天payで見逃せないのが、定期的に行われるキャンペーンです。
例えば、加盟店と協力し「A店で楽天payを使えば〇倍にポイントアップ」や期間限定で「〇〇%ポイント還元」と言ったサービスを展開。
今後も定期的に楽天payのキャンペーンが開催されると思いますので、楽天payのキャンペーンを狙うなら定期的にホームページをチェックしましょう。
楽天payでスキミング防止|不正利用防止にも大活躍
実は楽天pay、第三者によるスキミング防止にも役立ちます。
と言うのも楽天pay上に、クレジットカードを登録するため、わざわざお財布やカードケースにクレジットカードを入れる必要がありません。
決済時はQRコード・バーコードで行うため、第三者によるスキミングやカード番号・有効期限と言った情報漏洩を防止するのです。
ただ、楽天payを登録したスマホを紛失すると不正利用される危険が出ますので、管理だけには注意しましょう。
楽天pay支払方法はバーコード&QR決済の2種類|楽天キャッシュや楽天edyも対応
楽天payはバーコード&QR決済に対応|あなた自身で入力するセルフ払いもOK
さて、肝心の楽天payの支払方法ですが、大きく分けて2種類用意されています。
1.QRコード払い:店舗のQRコードを楽天payアプリで読み込み決済。または、こちらのQRコードを店舗側に読み込ませて決済。
2.バーコード払い:店舗側が楽天pay上に表示されたバーコードを読み取り決済します。
店舗により支払方法は異なりますが、上記の決済方法が実店舗で主流になります。
また、あなた自身で決済金額を入力する「セルフ決済」にも対応しています。
セルフ決済を使いこなせば友人や同僚と食事会で割り勘をする時、自分が支払う金額を楽天payに入力して決済すれば、たとえ現金がなくても完了します。
楽天キャッシュ&楽天フリマの売上金も利用可能|貯まったポイントや楽天edyも使えます
楽天payの支払い時、引き落とし先として登録できるのが「楽天キャッシュ」や「楽天フリマの売上金」です。
楽天キャッシュは楽天サービス内で使える電子マネーであり、事前にチャージすることで楽天payでも利用できます。
またフリマの売上金も連携可能であり、売上金をそのままショッピングや支払いに使えるのです。
もちろん、決済やサービスの利用で貯まった「楽天ポイント」も使えますし、なんと!楽天edyとの連携もできます。
引き落とし先は多数用意されているため、あなたが使いやすいサービスを利用しましょう。
楽天payの支払いはクレジットカードのみ?現金チャージや銀行口座支払いは?
楽天payの支払いに「クレジットカード」も対応しています。
クレジットカードを登録することで仮に、楽天キャッシュのチャージを忘れた時や楽天フリマの売上金が無い時。
そして楽天ポイントが無い時も、登録されたクレジットカードで決済できます。
では現金チャージや銀行口座からの支払いに対応しているのか?と聞かれると、残念なことに対応していません。
楽天payの支払いは基本的に、楽天キャッシュや売上金、またはクレジットカードや楽天edyのため覚えておきましょう。
楽天payに対応するクレジットカードは?お得になるクレカは楽天カード一択!
楽天payはVISA&Mastercardに対応|JCBやアメックスは?
楽天payの支払いで登録できるクレジットカードは、国際ブランド「VISA」「Mastercard」が付帯しているカードが使えます。
しかし、JCBやアメリカン・エキスプレスは対応しておらず、楽天payへの登録はできません。
ただし楽天カードでしたら国際ブランドがJCBでも使えますので、わざわざ楽天カードをVISAやMastercardに変更する必要はありませんよ。
楽天payは楽天カードがおすすめ!楽天ポイント&使いやすさで他を圧倒
楽天payで支払いにクレジットカードを登録するなら、断然「楽天カード」をおすすめします。その理由は楽天payとの相性抜群だからです。
例えば…
1.楽天payは「200円=1ポイント」そして楽天カードは「100円=1ポイント」貯まるため、200円で3ポイントも貯まります。
2.楽天pay×楽天カードを利用したキャンペーンに参加可能。他の会員よりも何倍もポイントがGETできます。
3.楽天pay以外の支払いでも「100円=1ポイント」で貯まりますので、楽天payが利用できない場所や公共料金と言った支払いにも大活躍。
4.これだけお得な1枚ながら、新規発行手数料・年会費無料。更に、入会時に入会キャンペーンを利用してポイントを入手できます。
このように、楽天payと連携させることでいつもよりポイントを獲得できますし、楽天pay以外の支払いでも大活躍します。
その上、維持費が全くかかりませんので、楽天payユーザーは所有して損が無いクレジットカードです。
楽天payはコンビニや飲食店で大活躍!実店舗の使い方は?
楽天payの仕組みやメリットが分かったところで早速、店舗へ足を運び実際に使ってみましょう。
使う前に必ず「クレジットカード登録、または楽天キャッシュや楽天edyにチャージされているか?」そして「楽天payが使えるお店か?」2点を確認し、問題なければ各々の支払方法で商品を購入してみましょう。
1.QRコード&バーコードで支払う
2.QRコードを読み込んで支払う
3.セルフで支払う
実店舗の多くは1番、または2番の支払方法が使われますが店舗により、3番の支払方法を求められる時がありますので覚えておきましょう。
そして支払い時、必ず店員さんに「楽天pay」でお願いします、この一言を忘れずに伝えましょう。
ネット通販も楽天payにお任せ!対応店舗は?使い方は?
楽天payは実店舗に限らず、ネット通販サイトでも使えます。
一見すると、実店舗以上に使い方が難しいのでは?と思いますが、意外に利用方法は簡単です。
上図のように、楽天pay加盟店で商品を購入する際、支払方法を楽天payに選択後、いつもの楽天IDでアクセスすればOKです。
わずか3ステップで、楽天pay決済が完了します。
ネット通販サイトも続々と加盟店を増やしていますので、実店舗と同じくあなたがいつも利用している通販サイトが楽天payに加盟するかもしれません。
楽天payに弱点あり!?使ったからこそ分かるデメリットとは?
スマートフォンの画面割れはNG!楽天payのバーコードを読み込めません
楽天payを使ってまず、デメリットに感じるのがスマートフォンの画面が割れた時です。
楽天payは、iDやQUICPayのように専用端末にかざして決済ではなく、バーコード支払いやQRコード支払いです。
画面が割れるとバーコードやQRコードを表示しても、読み込みに時間がかかります。最悪の場合、全く読み込まず泣く泣く現金やクレジットカード等で支払うことになります。
スマホの画面は楽天payの生命線のため、あなたもスマホを大事に扱いましょう。
スマホの管理に要注意!紛失&盗難で不正利用されることも…
もう1つ注意したいのが、スマートフォンの管理です。
万一スマートフォンを紛失、または第三者に盗難されると楽天payが「不正利用」の危機に直面します。
もし放置すると、第三者にクレジットカードの限度額まで利用される、または楽天キャッシュが無くなるまで利用される可能性もあるのです。
そうならないためにも、紛失や盗難に気づきましたら下記のカスタマーデスクに問い合わせ、楽天payの利用を停止させましょう。
【楽天ペイ カスタマーデスク】
電話番号 0570-000-348 (ナビダイヤル)(受付時間 9:30-18:00)
※問い合わせ時、楽天IDに登録された情報を確認されます。
※もし、楽天payに登録したクレジットカードを無くした場合は、カード会社に問い合わせましょう。
楽天payの大敵は電池切れ|電池の管理&モバイルバッテリーを用意しましょう
楽天payを利用して、1番弱点と感じるのがスマートフォンの電池切れです。
楽天payを登録したスマートフォンが電池切れを起こすと、画面がつかないので利用不可能です。そうなると、現金やクレジットカード等の別の支払方法が必要になります。
スマホの電池切れに陥らないためにも、バッテリー管理を徹底する、またはモバイルバッテリーを携帯しましょう。
楽天payの疑問や不明点をなくすQ&Aコーナー
楽天payと楽天edyは一緒ですか?使い方も同じですか?
楽天payと楽天edyは同じ「楽天」が提供するサービスですが、仕組みは大きく異なります。
楽天pay:チャージを必要とせず、決済方法もバーコード支払いやQRコード支払い
楽天edy:端末に現金チャージやクレジットチャージをして利用するプリペイド型の電子マネー
しかし、楽天payのアップデートにより楽天pay上でも楽天edyが使えますので、もし利用している方は登録しましょう。
※楽天pay上で楽天edyを利用するためには「おサイフケータイ」機能が搭載されたAndroid端末が必要です。
楽天payの支払いにSuicaを登録できますか?他の電子マネーは?
楽天payの支払いは、楽天フリマの「売上金」や「楽天キャッシュ」そして「クレジットカード」に対応しています。
そのため、Suicaを始めとする電子マネーを支払い方法に登録するのは不可能です。もちろんWAONやnanacoの登録もできませんよ。
クレジットカード以外に例えば、楽天payにデビットカードを登録できますか?
楽天payにデビットカードは登録できません。
残念ながら楽天銀行が発行するデビットカードも不可能です。ただ、楽天payの今後のアップデート次第では、もしかしたら楽天デビットカードのみ対応するかもしれません。
楽天payに紐づけた楽天キャッシュを現金化できますか?
楽天payに登録した楽天キャッシュは現金化できます。
方法としてまず、楽天PointClubにアクセスし、ページ内で出金作業を行います。
ただ、楽天キャッシュの出金先は「楽天銀行」だけであり換金手数料として「10%」徴収されます。
仮にあなたが楽天キャッシュから1万円分、換金すると「1,000円」手数料が発生するため楽天銀行に振り込まれるのは「9,000円」です。
手数料を考慮すると換金せず、楽天payや楽天市場で利用することをおすすめします。
楽天payのキャンペーンを利用したのにポイントアップされません。なぜですか?
楽天payのキャンペーンの多くは「事前エントリー」が必要です。
こちらのキャンペーンを例にすると、このまま利用してもポイントアップされません。
図の下部に「まずはエントリー」と記載がありますね?ここをクリックしなければ、残念ながらキャンペーンに参加できません。
キャンペーンへのエントリーが完了すれば「キャンペーンにエントリー済みです」に変化しますので、自分がキャンペーンに参加しているかどうか把握できます。
まとめ
最後に、楽天payは数多く存在するキャッシュレス決済の中でも1.2を争う便利でお得なサービスです。
どのキャリアでも利用でき、なおかつ初期登録や引き落とし先の入力も容易で、なおかつ楽天ポイントやクレジットカードを登録すればポイント、キャッシュバックを受けられます。
その上、定期的にキャンペーンを開催しているため、ポイント大量GETや優待と言った更なるお得を実現します。
あなたがもし、スマートフォンを利用したキャッシュレス決済にチャレンジしたいと思いましたら、初心者でも使いやすい楽天payをおすすめします。