街中で各社が展開する「電子マネー」が数多く見られますが、中でも「iD」は他を寄せ付けない圧倒的存在感です!
ドコモが展開する「iD」は、使えるお店が多いのもメリットですが、初めての方にも簡単な使い方やクレジットカードと連携できること。
更にクレジットカードと連携すれば、ポイントも貯まるメリットまであり、使い方を極めればお財布がいらないキャッシュレス生活もおくれます。
そんな便利で魅力的なサービスを、iD初めての方にも分かりやすく解説します。
また、iDで混乱しやすいポイント、例えばiDのポイントシステムや反映、確認方法と言った細かいところまで徹底的に紹介します。
最後にはiDと連携するおすすめのクレジットカードも紹介しますので、iDヘビーユーザーの方も必見ですよ!
iDとはどんなサービス?電子マネーとの違いやポイントは?
ドコモが展開するiD|仕組みや他の電子マネーとの違いは?
https://www.youtube.com/watch?time_continue=75&v=QFKH5pNxKrY
iDとは、ドコモが展開する電子マネーサービスです。
動画のように、専用端末にiD搭載のクレジットカード、またはスマートフォンやスマートウォッチをかざすだけで手軽に決済できます。
他の電子マネー、例えばSuicaやWAONと異なりクレジットカードにiDが搭載されているならチャージは必要ありません。
クレジットカードの一括払いと同じのため、翌月に引き落とされます。
また高額な買物以外のシーンでは、動画と同じように「サインの記入」「暗証番号の入力」は一切必要ありません。
そのため、iD搭載のクレジットカードや対応するスマートフォン・スマートウォッチを装着すれば、財布を持たずにスポーツや散策もできますし、人によっては現金を持たずにiD生活を送れるでしょう。
iDはクレジットカード以外に対象のプリペイド&デビットカードに対応
iDはクレジットカード以外にも、iD機能を搭載したプリペイドカードやデビットカードでも使えます。
例えば…
●dカードプリペイド
●ソフトバンクカード
更に三井住友銀行のデビットカードもiD機能が搭載されています。
●SMBC VISAデビットカード
これらのカードには、既にiD機能が搭載されているため発行したその日にiD決済を楽しめます。
したがって、クレジットカードを発行したことがない、または諸事情でクレジットカードが持てない方もこれらのプリペイドカードやデビットカードなら、審査不要で発行できますので利用してみましょう。
apple payもiD対応|スマーフォンで手軽に決済可能
Appleが販売する「iPhone」や「Apple Watch」等で使える「Apple Pay」もiDに対応しています。
そのため、iDが利用できる店舗であればApple Payも同じく使えますので「この店でApple Payが使えるかどうか分からない…」と言った時もiDマークがあれば安心して使えます。
そして何より、たとえクレジットカードやデビットカード、プリペイドカードにiD機能が搭載されていなくとも、Apple Payに対応するカードなら登録するだけでiD決済が利用可能です。
ただし、注意点としてiPhoneでApple Payを利用するなら「iPhone7以降」Apple Watchは「Series2以降」でなければ、店頭で決済できません。
したがってiPhone選びやApple Watch選びで、対応していない機種を購入しないようにしましょう。
iD利用分のポイントはどうなる?iDに反映?それとも別のポイント?
iDポイントの貯め方&反映までを20秒で解説!
「そう言えば、iDで支払うとポイントは貯まるの?いつ反映されるのかな?」
iDのポイントについて結論を先に述べますと、ポイント還元されるクレジットカードやデビットカード、またはプリペイドカードを登録していれば貯まります。
貯まるポイントは、iD付帯&Apple Payに登録したクレジットカードやデビットカードのポイントです。
仮にあなたが、iD付帯の「三井住友カード(NL)」を利用した場合「200円=1ポイント」ですので、1万円分決済すれば三井住友カード(NL)のポイントが「50ポイント」が貯まります。
ポイントが反映される時間は、各カード会社によって異なるものの登録カードのポイントは早ければ即日に反映されるのです。
iDポイントは存在しない!使い方や確認方法は一切ありません
「iDを利用したんだから、カード以外にiD専用のポイントはあるの?それも貯まる?」
残念ながら「iDポイント」というものはありません。
何度も言いますが、iDで貯まるポイントはiD付帯&Apple Payに登録したクレジットカードやデビットカードです。
したがって、いくらiDを利用してもiDポイントは貯まりませんし使い方、確認方法も一切ありませんので注意しましょう。
iDポイントとdポイント違う?それとも同じ?
もう1つ混乱しやすいのが「dポイント」です。
そもそも、iD決済を開発したのは「ドコモ」であり、そのため人によってはdポイントが「iDポイント」と勘違いする。
または、iDポイント&dポイントが同時に貯まると勘違いされる方もいます。
ですが、iDで決済してもdカード以外のクレジットカードではdポイントは貯まらず、貯まるのはiD搭載のクレジットカードやApple Payに登録したカードのポイントです。
iDポイントと一緒、iDポイントと同時に貯まると言ったことはありませんので気を付けましょう。
iDで貯まったポイント残高は各カードで確認
iD決済によって貯まったポイントは、各カード会社が用意する専用ページから確認しましょう。
と言うのも、iDで貯まるポイントはiD搭載のクレカやデビットカードですし、Apple Payも同じく登録したカードポイントが貯まるからです。
dポイントや楽天ポイント等、一部のポイントは店頭で確認もできますが大半は専用ページで確認です。
中には有効期限が短いクレジットカードポイントもありますので、定期的にポイント確認することをおすすめします。
iDはメリット満載!支払い&ポイント特典とは?
iD決済でサイン&暗証番号の必要なし
iD決済のメリットとしてまず、決済時に発生する「サインの記入」や「暗証番号の入力」が必要ないことです。
iD決済は、専用端末にiD機能搭載のクレジットカードやプリペイドカード、デビットカード等をかざすだけで完了。
その後は、レシートや領収書を受け取れば完了のため、面倒なサインや暗証番号の入力がありません。
早ければ5秒で決済が完了しますので、お財布から小銭を探す手間がなくなりますし急いでいる時も瞬時に決済できるのは大きなメリットです。
お財布は不要?iDでお金を持ち歩くリスクを軽減
iD搭載のクレジットカードやApple Payを持って街中に繰り出せば、場所によってお財布が殆ど必要ありません。
と言うのもiD、全国約40万店以上の店舗で利用できる優れものだからです。
時には、大規模イベントの会場でiD決済の利用も広まっているため、スリやひったくりと言ったお金を持ち歩くリスクを軽減できるのも魅力と言えるでしょう。
iD決済でポイントが貯まる|各カードの不正利用の補償も使えます
iD決済にクレジットカードやデビットカード等、決済金額によってポイントが貯まるクレジットカードを登録すれば、ポイントを大いに貯められます。
例えば「dカード」の場合「100円=1dポイント」貯まりますので、1ヶ月1万円利用すれば100ポイント。12ヶ月利用すれば1,200ポイントも貯まります。
対象店舗で「1dポイント=1円」で使えるため、実質1,200円相当のポイントをGETです!
万一、iD搭載のカードを紛失・盗難されても、クレジットカード発行会社は各社それぞれの不正利用時の補償を用意しています。
現金でしたら紛失・盗難による不正利用は補償されませんが、iDでなおかつ補償があるカードでしたら万一の事態にも対応できますよ。
iDの〇〇が物足りない!気になる欠点&デメリットは?
iD利用でポイントがマイナス!?対象店舗に注意
最初に注意したいのが、一部の店舗でiD決済するとポイントがマイナスになることです。
例えばポイント高還元率の大手家電量販店「ヨドバシカメラ」は、iD決済すると、ヨドバシポイント10%のところ「8%」に下がります。
同じく家電量販店の「ビックカメラ」もiD決済で、ビックカメラポイント10%が「8%」に下がるのです。
一部の店舗はiD決済で店舗ポイントが下がることもあるため、iDを使う前にチェックすることをおすすめします。
店舗選びが大切!iDが利用できない店舗もあります
もう1点注意したいのが「店舗選び」です。
iDは全ての店舗で使えるわけではなく、iDに対応している店舗でしか利用できません。もし、iDが使えない店舗で決済しようにも、決済する専用端末がありませんので残念ながら現金、またはクレジットカード等で支払いましょう。
iD紛失&盗難時はすぐに問い合わせ!不正利用のリスク
iD機能を搭載したクレジットカード、スマートフォンを紛失、または盗難されましたら登録しているクレジットカード・デビットカードのカード会社へ迅速に連絡しましょう。
と言うのも、第三者の手にiDが渡ると「不正利用」のリスクがあるからです。
不正利用を未然に防ぐためにも、登録したクレジットカードやデビットカードを発行するカード会社へ連絡し、利用停止及び再発行手続きを行います。
メリットでも紹介したように、連絡することでカード会社が設けた期間中以内なら不正利用分を補償してくれます。
再発行までに時間がかかる、Apple Payの場合は再登録する手間があるものの、紛失や盗難に気付いた時点ですぐにカード会社へ問い合わせましょう。
iDが使えるお店はどこ?キャッシュレス決済で美味しくポイントGET
iDの使える店舗は非常に多く、ここでは紹介しきれないほど多数の店舗で利用できます。
ここでは、使える店舗の一部を抜粋して紹介します。
この他にも、ファストフードで有名な「マクドナルド」や「すき家」レストランでは「ガスト」や「ジョナサン」と言った大手外食チェーン店でも使えます。
これらの店舗でiD決済を行えば、今までの現金払いのように支払って終了ではなく、クレジットカードごとに定められたポイント獲得、キャッシュバックを受けられます。
iDが使える店舗が最寄りにあるなら、現金からiD支払いに移ってスマート決済で美味しくポイントやキャッシュバックを受けましょう。
iDの使い方は?スムーズな決済をするために店舗で伝える言葉とは?
iDについてご理解いただけたところで早速、店舗でiDを使ってみましょう。
iDを使う前に、まずは使いたい店舗でiDを使えるかどうかを確認しましょう。
使える店舗は先の項目でお伝えした店舗で利用できますし、簡単に使えるかどうかを確認しるなら店頭、またはレジ前にiDマークが掲示されている確認しましょう。
これさえ確認できれば後は、購入したい商品を持ってレジに向かうだけです。
その際、スムーズに支払えるよう「iDでお願いします」と店舗スタッフに伝えましょう。
「ApplePAYで」ではダメです。ApplePAYは登録する入れ物なので、iDだけでなく、QUICPayやSuicaを登録している人もいるので店舗スタッフはお客さんが何で支払いをされるのかわからないのです。
店舗スタッフが支払いの操作をした後、専用端末にiD搭載のクレジットカードやApple Payが搭載されるiPhone、Apple Watchなどをかざせば完了です。
難しい手順を踏むことなく、誰でも簡単にiDが使えますので臆することなく街中で存分に使っていきましょう。
iD×クレジットカードが1番!おすすめのクレジットカード3選紹介
【Orico Card THE POINT】オリコカード最大のポイント還元率!iDでも味わいましょう
初めに紹介するのは「Orico Card THE POINT」です。
Orico Card THE POINTはもともとiDが付帯しているため、届いた日より手軽にiD決済を楽しめます。
特に素晴らしいのが「ポイント還元率」です。
どの店舗の支払い、または各種支払いでも「100円=1ポイント」で貯まりますし、入会してから6ヶ月間はポイント2倍にアップします。
更に高還元率ながら「年会費無料」で使えるのも優れたポイントです。
もちろん、iD機能も無料で使えますので維持費をかけずにiDを思いっきり楽しむならOrico Card THE POINTが良いでしょう。
【dカード】スタバやENEOS等、身近な店舗でポイントアップ|iD利用者も満足の1枚
続いて紹介するのは「dカード」です。
dカードも初めからiDが付帯しており届いたその日から使えます。
年会費が無料で、なおかつ「100円=1dポイント」のため、Orico Card THE POINTと似ている部分もありますが、実は対象店舗でdカードを使うとポイントアップします!
例えば「マツモトキヨシ」で使うと、決済金額のポイント以外に「100円=2ポイント」がプラスされ、更にスターバックスカードやドトールカードにチャージすると、決済金額とは別に「100円=3ポイント」貯まります。
上記で紹介した店舗以外にもポイントアップする対象店舗がありますので、iD決済でスマートに!そしてお得にポイントを貯めましょう。
【三井住友カード(NL)】クレジットカードにiD(専用)付き|ココイコ利用で二重取り実現
最後に紹介するのは「三井住友カード(NL)」です。
三井住友カード(NL)も申込時、iD(専用)を無料で追加でき、なおかつiD(専用)の利用手数料も無料で使えます。
その上、三井住友カード(NL)には他のカードにはない強み「ココイコ」を使うことで「キャッシュバック」&「ポイントアップ」を同時に味わえます!
ココイコとは、専用サイトから自分が利用する店舗を事前にエントリーしておき、後はエントリーした店舗で使うだけ。
店舗スタッフへ事前に説明する、または何か提示する必要もなく自動的に反映されますので面倒な手酢付きは一切いりません。
上記はココイコを利用できる店舗の一例であり、他にも多くの場所で利用できます。
キャッシュバック&ポイントアップの二重取りができるのも、三井住友カード(NL)の大きなメリットです!
まとめ
最後になりますが、iD決済はドコモが注力していることもあり続々と対応店舗が広がっています。
それだけ、私達の生活にとって身近な存在になるiDを見逃すのは非常にもったいないですよ!
万一、財布を忘れてもiD搭載のクレジットカードやデビットカード、おさいふケータイやApple Watchが利用できるスマートフォンがあれば様々な支払いに対応できます。
更に、ポイントが貯まるカードを活用することで、現金では無かったポイントやキャッシュバックまで受けられます。
何よりiDを極めれば、お財布や小銭がなくても生活に困ることはなくなります。
もし、iDが気になっていましたら今からでも遅くはありませんので、iD決済をスタートしてみましょう。