ETCカードを利用する時、いくつか注意点があります。
①ETCレーン通行時の制限速度は時速20km以下
②ETCカードには使用期限がある
③使い回しについて
④牽引について
⑤カードの故障について
①ETCレーン通行時の制限速度は時速20km以下
ETCレーンを通る際は、時速20km以下にして、前の自動車との間隔も長めにとり、ゲートが開かない場合に備えておきましょう。
ETCカードと車載器の接触不良・故障等によってゲートが開かない場合もあるので、気をつけましょう
②ETCカードには使用期限がある
ETCカードはクレジットカードの一種なので、クレジットカート同様に使用期限があります。
使用する前に、必ず確認しましょう。期限が切れたままETCレーンに突っ込んでしまうと、バーが上がらず激突します。
③使い回しについて
ETCカードは自分の車以外で使うことは可能です。しかし、ETC車載器は基本的に使いまわすことはできません。
自動車の車種やナンバープレート情報などが登録されているためです。他人から車載器をもらった場合や車載器を取り替える場合は、再セットアップが必要になります。
セットアップは許可された業者に頼まなくてはいけません。中古のETC車載器の場合も同様です。詳しくは車載器についてのページで確認して下さい。
④牽引について
アウトドアやスポーツのためにトレーラーなどを牽引し、ETCを利用する場合、事前にETC車載器のセットアップ時の書類の「牽引の有無」という項目に、必ずチェックを入れなければなりません。
たまにしか牽引を使わない人は、牽引した時だけ、ETC専用レーンを利用せずに係員がいるレーンで支払いしましょう。
なお、通常のレーンでは現金払いもETCカードでも決済可能です。
⑤ETC車載器・ETCカードの故障について
ETC車載器も、ETCカードも故障することがあります。
ETC車載器は、後付けのメーカー補償で1年程度のものが多く、新車購入のオプションでつけた場合は4~5年程度です。
振動や直射日光・湿気などの環境や使用頻度によって、早く壊れてしまう場合があります。
ETCカードも、ETC車載器に何度も出し入れをしているとデータを読み取る金属部分がすり減り、接触不良で読み込みが上手く行かなくなりエラーを起こす場合があります。
壊れたことに気がついたら、スグに直すのはもちろんですが、いつ壊れてもおかしくないことを念頭に置き、ETCレーンを通る際は注意する必要があります。
高速に乗る前に故障に気がついたら、通常の係員がいるレーンを通りましょう。