ETCの利用拡大にともない、各クレジットカード会社から様々なETCカードが発行されています。
しかし、数が多くてどのクレジットカードに付帯したETCカードがお得なのか?混乱してしまいます。
そこで今回、皆さんの疑問を解決するために、様々なパターンに合わせおすすめのクレジットカード及び、付帯したETCカードを紹介します。
少しでも皆さんの疑問の解消、またはクレジットカード・ETCカード選びの参考になれば幸いです。
社会人必見!おすすめETCカード3選
三井住友カード(NL)
社会人は身につけているものから、人柄・性格・地位・資産いわゆるステータスを見られます。
もし、ステータスを気にされるなら、銀行系クレジットカード1枚、社会人として所有したいところ。
でしたら、「三井住友カード(NL)」はいかがでしょうか?
ステータス性も申し分なく、年会費も永年無料です。
その上、ETCカードの発行手数料は無料で、550円(税込)の年会費も初年度無料、前年度に一度でもETC利用のご請求があった方は年会費が無料になるのも嬉しいポイントです。
社会人としてステータス性を求めつつ、ETCカードの維持費を抑えるなら、三井住友カード(NL)がおすすめです。
Tokyo Metro To Me CARD Prime
「社会人になってから、東京メトロを利用して通勤している」
「通学・通勤に限らず、遊びに行く時も東京メトロを頻繁に活用している」
という方には「Tokyo Metro To Me CARD Prime」を強くおすすめします。PASMO機能+オートチャージ+定期券+クレジットカードを一枚に集約できる非常に便利なカードです。
休日は高速道路や有料道路を利用し、ドライブを楽しんでいても平日は東京メトロを利用して通勤されている方もいることでしょう。
こちらのカードは買い物だけでなく、東京メトロを1回利用するごとに平日は10ポイント、休日は20ポイント貯まる優秀なカードです。貯まったポイントは、商品・商品券、または東京メトロの利用料金に変更可能。
ETCカードの利用だけでなく、東京メトロを利用される機会が多いならTokyo Metro To Me CARD Primeをぜひとも、活用してみましょう。
ビックカメラSuicaカード
社会人の皆さんの中で「家電量販店で買い物するのはいつもビックカメラ」でしたら、「ビックカメラSuicaカード」を利用しましょう。ビックカメラSuicaカードの特徴は大きく分けて2つ。
1つはETC利用料金、お買物、公共料金の支払等でポイントを二重取りできるところです。
例えば、ETCカードを利用して今月、5,000円の支払があったとします。
するとポイント還元は「ビックポイント」そして「ビューサンクスポイント」この2つを同時に獲得できます。
ビックポイントは1,000円で5ポイントのため25ポイント。ビューサンクスポイントは1,000円で2ポイントのため10ポイント貯まるのです。
2つ目は貯まったビックポイント・ビューサンクスポイントを様々な物に交換できるところです。
ビックポイントは、ビックカメラで利用する以外にもSuicaへの移行も可能。1,500ポイントで1,000円分に交換。もちろん、ビューサンクスポイントも交換可能であり、400ポイントでビックポイント1,000円分に交換できます。
家電は必須となりますので、もしビックカメラの利用回数が多いなら、こちらのカードをおすすめします。
法人ETCカードでおすすめしたいETCカード2選紹介
JCB法人カード
法人カードと言えば、はやり「JCB法人カード」は外せないでしょう。
一番のメリットは、ETCカードが一枚のカードで無制限で発行できる点です。
ETCカードは複数枚欲しくとも、クレジットカードはできれば一枚のカードで管理できた方がいい場合があります。そのような要望を叶えてくれるのが、このJCB法人カードです。
法人カードとしてかなり洗練されているので、色々な面で痒いところに手が届くカードです。
ETCコーポレートカード
起業したばかりですと信用度がなく、返済できる当てがあるのか疑問視されるため、クレジットカードの審査を通過できないケースが出てきてしまいます。
もし、すぐにでも法人用のETCカードを利用したい場合は、審査を必要としない高速道路を運営する会社が発行する「ETCカード」がおすすめです。
中でも「ETCコーポレートカード」は首都高・阪神高速道路を頻繁に利用する方必見の、ETCカードと言えます。
ETCコーポレートカードを申し込む際、必要書類と一緒に出資金として10,000円、そしてカード発行手数料1枚あたり617円支払います。
後は、何事もなければETCカードが発行され、年会費617円を払い続けていれば長期間利用可能です。また1か月あたり、首都高・阪神高速道路を利用した金額に応じて割引されるポイントも見逃せません。
一般的なETC割引の他に、最大20%の割引が付与されるのです。
これなら、今までETCカードが発行できず現金で支払っているよりも、お得に首都高や阪神高速道路を利用できます。
とはいえ、クレジット機能はありませんのでポイントが貯まることはありません。
ETCカードは学生も魅力的!おすすめETCカード
JALカード navi(学生専用)
旅行が大好きな学生必見です!高速道路のETCを利用した旅行以外に、例えばJALを活用して国内・海外旅行を楽しむなら「JALカード navi(学生専用)」がおすすめです。
JALカード navi(学生専用)ではお買物・固定費・光熱費・ETC利用料金等の支払で「マイル」が貯まる優れもの。
例えば、一月の家賃や光熱費、お買物で5万円利用すれば500マイル。1年間で6000マイルも貯まります。
そして嬉しいことに、JALカード navi会員限定で少ないマイルで交換できる「特典航空券」を用意。これにより、最大半額以上のマイルで航空券を入手できます。
他にも、学生ならではの嬉しい特典が勢揃いです。
・JALを利用するごとにボーナスマイルをプレゼント
・毎年1月~12月、貯まっているマイルに応じてボーナスマイルを最大300マイルピレゼント
・JAL指定の国際線に搭乗すると300マイルピレゼント
・JAL指定の外国語検定に合格すると500マイルプレゼント
・卒業後、JALカードを継続すると2000マイルプレゼント
この他にも数多くの特典が学生の皆さんにもたらされます。
「高速道路を利用して旅行に行くけど、時にはJALを利用して国内・海外旅行をしたい」
そう思いましたら、ぜひともJALカード navi(学生専用)を活用しましょう。
VIASOカード
クレジットカードに申し込める「大学生」「専門学生」は、人によって用途が様々です。
でしたら、満遍なく利用でき、なおかつポイント還元率の高い「VIASOカード」はいかがでしょうか?こちらのクレジットカードの特徴を端的に紹介します。
・ETCマークのある高速道路、有料道路でポイント2倍
・携帯電話、スマートフォン、プロバイダー等の通信費の支払でポイント2倍
・ネットショッピングで最大10倍
このように、様々な箇所で利用すると普段のポイント0.5%が2倍~10倍に跳ね上がるのです。
そして、ポイントを無駄なく活用するために、貯まったポイントを1年間に1回精算し、オートキャッシュバックを行います。
クレジットカード、そしてETCカードで利用してもお得なカードのため、学生の幅広いニーズに対応してくれることでしょう。
ETCカードでガソリンもお得に!おすすめのガソリンカード紹介
ビュースイカカード
最後に紹介するのは「ビュースイカカード」です。
ビュースイカカードは、ETCカードの利用金額に応じてポイントが貯まるのはもちろんのこと、「ENEOS」を利用する方にとって特典があります。
ENEOSを利用すると、2倍の1,000円につき4ポイントの倍増します。しかし、ビュースイカカードの強みはこれだけではなく、電車でも大いに活躍するのです。
その機能を簡単にまとめます。
・Suica、定期券が一体化
・Suicaチャージ、定期券購入でポイント3倍に増額
・Suicaポイントクラブに加入する店舗や自販機で最大2.5%還元
これらの機能が大いに活かせるのが、平日は電車通勤で休日にドライブを楽しまれる方です。
通勤ではSuica・定期券購入でポイントが貯まり、休日のドライブでENEOS・高速道路の利用料金でポイントが貯まる。正に、無駄なくポイントを獲得可能です。
年会費は477円徴収されますが、便利なクレジットカードのため、ETCカードを作成する際の候補として検討してみましょう。
ETCカードをすぐ利用したい!即日、スピード発行のおすすめETCカードとは?
セゾンカード インターナショナル
ETCカードが最短即日で発行されることで、有名なカード「セゾンカード インターナショナル」
インターネットから申し込み、30分以内に受付完了メールが到着。申し込み確認の電話をすれば、後は審査結果のメールが届くまで待ちます。
何事もなくスムーズにいけば、早朝に申込、午後には審査結果を確認。
そして、指定されたセゾンカウンターにてETCカードを受け取れるため、そのまま高速道路のETCを利用してドライブを楽しむこともできます。年会費・ETC年会費共に無料ですので、維持費についても問題ないでしょう。。
また、他社と提携しているのもセゾンカードの魅力的なポイントです。
・三井ショッピングカード(セゾン):2種類のポイント獲得及び、提携施設にて優待。また会員限定のセールもあります。
・JMBローソンポンタカード:ポンタポイント及びJALのマイルをダブルで貯められる。
上記のように、ETCカードを即日発行する他にも、頻繁に利用する企業と提携するセゾンカードを所有すれば更にお得に利用できます。
イオンカード
店頭申し込みならその場で発行、WEB申し込みならば最短で翌日発行することができるETCカード「イオンカード」
名前の通り「イオン」が作成するクレジットカードであり、クレジットカードも何事もなければ翌日に発行できるメリットを持っています。
また、高速道路で嬉しい特典「ETCゲート 車両損傷お見舞金制度」が付いているのを見逃してはいけません。
普段、高速道路のETCレーンを利用する際、誤ってETCゲートに衝突したとしましょう。
衝突した際に車両が損傷した場合、イオンカードがあれば年に1回のみ、一律5万円分のお見舞金が支払われるのです。
※ただし、イオンカードのETCカードを車載器に投入していない状態で発生した事故は対象外
※イオンカードの契約者が運転する車両のみ対象
その他にも、イオンカードが持つ特典も見逃せません!
高速道路を利用して各地にドライブへ行きますと、所々でイオンを見かけます。
ETCカードの翌日発行のメリットのみならず、各地にドライブへ行った際にイオンでのショッピングを楽しむなら、ぜひとも入手したいカードです。
ETCカードでマイル、マイレージもお得に貯める!おすすめしたいカードとは?
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード
ETCカードを活用しつつ、マイルやマイレージをお得に貯めるなら「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」の存在を忘れてはいけません。
というのも、数ある航空系クレジットカードの中で高い還元率を実現しているからです。
100円で1ポイント、そして1000ポイントを1000マイルに交換できるため、実質1%の高還元率になります。
もちろん、ETCカードの利用でも高還元率に変わりはありません。
そして、対象航空会社を活用することで、一般のクレジットカードよりも3倍マイルを貯めることも可能です。
もし、仕事関係で航空機を利用した出張が多い方ですと、仕事をしながら効率的にマイルを貯められのも嬉しいポイント!
この他にも下記に紹介する特典で皆さんをサポートします。
・取得したポイントの有効期限は無期限
・空港ラウンジ使用可能
・万一、航空機が遅延・欠航した場合の出費を補償
・入会ポイント、初めて対象航空会社を利用した際のポイント、継続ポイント等、ボーナスポイントが豊富
・マイルの他に貯まったポイントを旅行代金に利用することも可能
年会費は11,000円と高額ですが、高速道路を頻繁に利用される、または対象航空会社を利用して出張・旅行をされる機会が多い方であれば、非常にお得なカードです。
ANA VISA Suicaカード
電車通勤、または高速道路の他に電車を活用する方がいれば「ANA VISA Suicaカード」をおすすめします。
その名の通り、ANAを利用しなくともSuicaを利用することでマイルが貯まる優れもの。
Suicaへ100円チャージすることで1ポイント貯まるため、電車を利用しつつポイントが貯まる仕組みです。
その上、ENEOSを活用される方に嬉しい、100円=2マイルという高還元率を実現。
もちろん、ショッピング・高速道路を利用してもマイルが貯まるため、電車・自動車、双方活用される方にとって強い味方になることでしょう。
年会費は2,000円と高額ですが、裏技を活用すれば751円まで下げることも可能です。
年1回の利用、そしてマイペイスリボへの登録、この2つを活用すればOK!
確かに、マイペイスリボは「リボ払い」になりますが、リボ払いの設定の際に「利用金額と同額を支払う」設定にすれば、手数料がかからなくなります。
電車・自動車、双方とも活用される方は検討してみてはいかがでしょうか。
JALカード TOKYU POINT ClubQ
使い勝手が良く、なおかつ効率的にマイルを貯めるなら「JALカード TOKYU POINT ClubQ」も見逃せません。
こちらのカードの特徴は、電子マネー・TOKYU POINT加盟店、この2つを利用したポイント二重取りにあります。
JALカード TOKYU POINT ClubQでは、事前登録することで「WAON」そして「PASMO」2つの電子マネーを使用できます。
例えばWAONに5,000円チャージし、お買物で5,000円利用したとしましょう。
チャージでは100円ごとに1ポイント、支払では200円ごとに1ポイントのため、合計75ポイントも獲得できます。
またTOKYU POINT加盟店でも同様に、お買物をすればポイントの他に「ショッピングマイル」も同時に手に入るのです。
ETCカードを利用した際にも、ポイントを取得できます。
そのため、高速道路を利用した後にショッピングを楽しむつつ、効率的にポイント・マイルを貯められます。
このようにマイルは、航空会社を利用せずとも高速道路の利用や日々の通勤でも貯められるのです。
「マイルを貯めるには、やっぱりANAやJALを活用して旅行に行かないと貯まらないよね…」
という心配はありませんので、ETCカードに限らず、様々な箇所で利用して効率よくマイルを貯めましょう。
⇒ JALカード TOKYU POINT ClubQについて詳細はコチラ
まとめ
いかがでしたか?
クレジットカードに付帯したETCカードは、上記のように様々な種類があり、皆さんの使用する環境によってお得に利用できます。
もし、クレジットカード・ETCカード選びに迷っていましたら、上記を参考に皆さんにピッタリのクレジットカード及びETCカードを探してみましょう。