クレジットカードの審査が通らない人のためのETCカードは?
⇒ そもそもデビットカードとは?
⇒ デビットカードとクレジットカードの違いは?
クレジットカードの審査に落ちて、クレジットカードを作れない人に人気なのが、VISAデビットカードです。
ふだんのネットでの決済にVISAデビットカードを利用している人もたくさんいます。
そこで、このVISAデビットカードでETCカードも作れるのではないか、そう考える人も多いと思いますが、果たしてVISAデビットカードでETCカードは作れるのでしょうか?
結論を言うと、VISAデビットカードではETCカードが作れません。
なぜなら、デビットカードは即時に口座から引き落とされる即時決済システムですが、ETCカードは後日に後払いで支払う仕組みになっているからです。
もし仮にETCカードが即時引き落としのシステムだったなら、口座に残高がないとその場でETCを通過できなくなってしまいます。
スムーズなETCゲートの通過のためには、後払いシステムでなければならい訳ですね。
なので、スルガ銀行でも楽天銀行でも、りそな銀行でも、PayPay銀行でも、VISAデビットカードでETCカードは作れません。
どうしてもETCカードを作れない人の救世主は…
では、ETCカードを作れない人がETCを使うにはどうしたらいいのでしょうか。
方法は2つ。あなたが自営業者か法人であれば、法人専用のクレジット機能のついていないETCカードを作ることができます。
これはクレジット機能のないETCカードのみで、高速料金最大30%~50%割引になる優れたカードでもあります。
自営業か法人の方はぜひ検討してみてください。
また、個人の方であれば、ネクスコ(高速道路会社)が発行しているETCパーソナルカードを発行してもらいます。
ETCパーソナルカードは最低4万円の保証金を預託しておかなければならず、通行料金は後から月単位で口座引き落としされます。
かなりハードルが高い、面倒なシステムですが、どうしてもETCカードを個人で作る場合には、仕方ありませんね。
クレジットカードの審査でもしかしたら…という人は
クレジットの審査は、会社によってその厳しさが異なっています。
A社ではダメでも、B社ではOKだったりします。
またクレジットカードで審査に通らなかった履歴は半年(6ヵ月間)保持されますが、その後はクレジットカードを再度申し込んで、審査に通る可能性もあります。
ですから、もしかしたら…と可能性があるのなら、申し込んでみましょう。
ただし、審査基準の厳しくない会社に、審査に通りやすい方法で申し込んでください。