ETC2.0で高速道路が変わる!ETC2.0解説&新サービス紹介

私達が高速道路を利用する際、ETCは欠かせないシステムです。専用のETCレーンを通過することで、支払時の時間を短縮、そしてETC各種割引といった恩恵を受けられました。
ですが2016年4月より、国土交通省がETCに代わる新しいシステム「ETC2.0」の導入を本格的に開始しました。ETC2.0は確かに、各地で利用されているものの、初めて聞いた方からすると「どんなシステム?」「従来のETCよりメリットはあるの?」等々感じることでしょう。

そんな疑問を解決するため今回は、ETC2.0についての解説からメリット、そして各種助成金からおすすめETC2.0車載器に至るまで幅広く紹介していきます。

目次

ETC2.0とは?

これまで利用していた従来のETCは、高速道路・有料道路を利用した際、ETC車載器・ETCカードを連動させることで自動的に利用料金を精算していました。しかし、ETC2.0は通信機能の性能を大いに向上させ様々なシステムを利用可能にした、画期的なETCです。

それでは、ETC2.0の仕組みを簡単に紹介します。

①:高速道路上に設置されているITSスポット(ETC2.0に対応した通信アンテナを指します)から自動的にETC2.0車載器へ送信されます

②:提供された情報がETC2.0車載器と連動した、ETC2.0対応のカーナビ・スマートフォンに表示されます

③:もし現在走行中の道路で渋滞が発生していたら、渋滞情報の表示、最適なルートへの案内を開始。

④:また、渋滞が発生した場合、最適なルートへ誘導します


このように、各地に点在するITSスポットの情報をもとに、私達に様々な高速道路状況を教えてくれます。その他にも例えば、ETC2.0を導入することでこれより紹介するシステムを利用できます。

・事故情報、渋滞情報をドライバーへ通知
・一部高速道路区間の料金を割引
・駐車場の利用料金決済、フェリー乗船時の手続き簡素化(一部実施)

・ETC2.0が案内するルートを辿れば利用料金を割引にするサービスを実施(予定)
・高速道路でやむなく降り、そして再び高速道路に戻っても料金を同一化する(予定)
・ガソリンスタンドの給油料金、飲食店のドライブスルー決済の自動化(予定)

現在、ETC2.0は様々なサービスの導入を検討しています。しかし、なぜこのようなシステムを導入できるのか?その答えは、ETC2.0で使用される専用通信「DSRC」を導入しているからです。

次の項目ではDSRCについて詳しく解説していきます。

ETC2.0で利用されるDSRCとは?

DSRCとは「Dedicated Short Range Communications」の頭文字からなる名称であり、専用狭域通信のことを指します。この通信は、ETC2.0車載器と高速道路に設置された通信機との双方向通信に特化した電波システムです。そのため、広範囲ではなく狭い範囲のみに対応しているものの、高速且つ大容量の情報を送受信することを可能にしました。

これにより、各高速道路に設置された約1,600箇所のITSスポットから提供されるデータにより、広範囲の道路状況を知ることができます。例えば、高速道路の渋滞情報や事故情報、また事故多発エリアを知らせることや、安全運転支援システムといったサービスまで行えるようになりました。

しかし、それらの情報なら「カーナビ」でいつでも受信できるのでは?という疑問が浮上してきます。ところが、ETC2.0が使用するDSRCはカーナビの上を行く通信システムです。

一般的なカーナビで使用されている、道路交友情報通信システムサービスは「VICSビーコン」を活用し情報を収集しドライバーへ伝達します。しかし、VICSビーコンの通信は2.4Ghz帯を利用しているため、山間部に弱く、情報収集範囲も最大200kmまでしかありませんでした。一方、ETC2.0で使用するDSRCは5.8Ghz帯を利用し、自社位置をもとに前方1,000kmの高速道路情報を収集可能です。

もちろん、山間部でも利用できるため従来の通信方法よりも、優位に立っています。そのため、従来の2.4Ghz帯は今後増加することはなく、2022年3月31日には全てのサービスを停止予定です。

ETC2.0の情報収集に不安…プローブ情報を詳しく解説!

「ETC2.0は様々な情報を収集するけど…個人情報まで収集するの?」
リアルタイムの道路情報を取得するためには、各地域から収集される車両情報が肝心です。しかし、人によっては車両情報の他にも、個人情報が収集されるのでは?と不安を覚える方もいます。

結論を先に述べますと、ETCカードに含まれる個人情報を取得することはありません。ETC2.0を経由して送られるデータ(このデータを「プローブ情報」と言います。今後、こちらで表記します)は4つのみです。

・車両情報
・走行位置の履歴
・車両の動きの履歴(急加速・急ブレーキ等の情報も取得されます)
・ETC2.0車載器&ETC2.0対応のカーナビ情報(製造メーカーや製造番号、そして製造年月日等のデータが収集されます)

これらのプローブ情報のみ収集されるため、個人情報が勝手に収集される危険性はありません。

ETC2.0を利用するには?

ETC2.0を利用するためには「ETC2.0車載器」「ETC2.0対応のカーナビ、スマートフォン」そして「ETCカード」が必要です。

従来のETCは料金を精算するだけに活用されましたが、ETC2.0では先に紹介した「DSRC(専用狭域通信)」を取得します。専用の電波システムを導入することで、リアルタイムで道路情報を獲得できるのです。

そのため従来のETC車載器では、DSRCの電波を取得できずETC2.0を活用することはできません。そして、ETC2.0対応のカーナビ、もしくはスマートフォンがありませんと画面上に詳しい道路状況を表示できませんので、ETC2.0を100%活用することは難しいでしょう。

もしあなたが、ETC2.0を活用したいならETC2.0車載器・ETC2.0対応のカーナビ、スマートフォン、そしてETCカードを用意しましょう。

※ETC2.0を利用する際、車載器によってETC2.0対応のカーナビ・スマートフォンを必要としない機種もあります。後程、詳しく機種の説明をしていきます。

ETC2.0のメリットとは?

広域情報を取得しやすい

先ほど紹介したように、ETC2.0はDSRCという専用通信を利用しているため、従来のカーナビよりも広範囲の情報を取得できます。この特徴によって、目的地に向かう際にどこのルートが渋滞しているか?現在の道路状況は?といった情報を容易に知れます。もし、高速道路を利用して遠出するなら、ETC2.0があなたのお役に立つことでしょう。

一部区間で割引を実施中

ETC2.0に限らず、ETC最大のメリットといえば「割引制度」にあります。例えば、深夜割引・休日割引といった割引は、ETCを搭載した自動車の特権といえます。もちろん、ETC2.0でも従来の割引制度を利用可能ですが、その他に2017年2月10日現在、圏央道のみ2割引の割引制度を実施中です。もしかしたら今後、圏央道に限らず多くの区間で割引が実施されるかもしれません。

高速道路の危険を事前に察知できる

いつも走っている高速道路も、いつ大きな事故や火災が発生するか分かりません。もし発生すると、大渋滞や最悪の場合、巻き込まれる可能性もあります。しかし、ETC2.0であれば高速道路の危険を事前に察知できます。広域情報の取得は渋滞に限らず、高速道路で発生した事故も取得します。情報さえ入手できれば、事前に高速道路から退避し、渋滞や二次災害に巻き込まれる危険性がなくなるのです。

今後実施されるサービスに期待できる

現在、ETC2.0は新しいサービスを続々と展開しようと予定しています。重複となりますが、例えばETC2.0に従ってルートを進めば割引。また、ガソリンスタンド・ドライブスルーの決済まで幅広く検討している状況です。

本格的にETC2.0が開始されたのが2016年4月のため、今後、ますますサービスを拡大することでしょう。今後実施されるサービスに期待できるのも、メリットの1つといえます。

ETC2.0の今後導入予定のサービスも見逃せない!

一時退出及び再進入の料金を同一化

今後導入予定のサービスの1つとして、初めに紹介するのが「一時退出」「再進入」の料金を同一化することです。高速道路は日々、何が起きるか分かりません。
いつもならスムーズに進める高速道路も、大規模な事故や火災によって通行不可能。また、目的地までのガソリンを給油しなかったため、高速道路走行中に給油が必要になることもあります。

その場合は一度、高速道路から退出し再び高速道路へ入る必要がありました。しかし、この方法ですと退出した後、再び高速道路に乗れば新たな走行と判断されます。したがって、普段走行している高速道路料金よりも高額になるのです。

ですが、ETC2.0では今後、何らかの事情により一時退出し、その後に高速道路へ再進入しても料金を同一化しようと計画しています。このシステムが導入されれば、高額な高速道路料金が請求されず、より高速道路を利用しやすくなります。未だ、導入されていないシステムですが、今後の動きに期待しましょう。

渋滞を避けたルートを通過することで受けられる割引制度

ETC2.0が持つ特徴を大いに利用し、新たな割引制度を設立する動きが見られます。その割引制度は、渋滞を避けたルートを通ることで受けられる割引制度です。

ETC2.0の特徴である、最大1000kmにも及ぶ広域情報を持っているため、様々な高速道路の情報や環状道路の情報を収集できます。これにより、ETC2.0は渋滞が発生していない、または空いている道路を察知することができるのです。もし、この制度が導入されれば、ETC2.0が指したルートを通ることで利用料金割引の恩恵を受けられます。

経路情報を活用した商業利用

ETC2.0を用いて収集される経路情報は、一般車両に限らず企業の管理システムにも今後、大きく活躍してくれることでしょう。中でもETC2.0を活用した「車両管理システム」が挙げられます。

例えば、営業所の所長Aさんがいたと仮定します。Aさんは営業マンを管理する立場であり、ここ最近、営業所の成績が下がっているため営業マンがサボっているのでは?と感じています。しかし、管理システムを導入しようにも多額の費用がかかるため二の足を踏んでいました。ところが、ETC2.0の車両管理システムが導入されることにより、既にETC2.0車載器に変更していた営業車全ての情報を収集することができます。

これにより、営業マンが利用している車両がどこにあるか?確認することで、営業マンがサボっているかどうかを把握可能にしました。

この他にも物流業界でも今後、活躍が期待されます。経路情報により、逐一、物流トラックの情報が物流企業に届き現在、荷物がどこにあるのか?また運転内容は荒いか丁寧か?等も把握。もしETC2.0がより進歩すれば、物流企業のみならず、インターネット・テレビ通販等で購入した荷物がリアルタイムでどこに配送されているかも確認できるでしょう。

今のところ、計画段階ですがETC2.0が今後発展を続ければ、商業利用として大いに役立つことでしょう。

ETC2.0と民間サービスとの連携拡大

ETC2.0は発展を続け、今では民間サービスとの連携を拡大しています。例えば身近なところですと、有料駐車場での決済が挙げられます。

有料駐車場では利用料金を決済する際、一度自動車を止め、駐車券の受け取り・駐車料金の支払いが必要でした。しかし、ETC2.0と連動した駐車場であれば、通過するだけで駐車情報の取得、そして駐車料金の支払いを可能にしたのです。

この自動料金の決済システムは、フェリー乗船の際にも利用されており、乗船作業の簡素化に繋がりました。また、料金の決済のみならず、ETC2.0に対応したマンションであれば、既に車両情報が登録されているため、登録外の車両の侵入を防げるのです。

この他にも将来、いくつかの民間サービスとの連携を検討しています。その中の一部は下記に紹介するサービスです。

・ガソリンスタンドで支払う給油料金の自動決済
・飲食店等のドライブスルーで支払う料金の自動決済
・ディーラーの顧客管理(ETC2.0により車両情報を管理できるため、来店したお客様の速やかな対応。そしてお得意様への特別対応にも利用できます)

上記以外にも、様々な民間サービスとの連携が計画中のため、今後どうなるか期待して待ちましょう。

ETCレーンのゲートを撤去予定

私達が高速道路のETCレーンを利用する際、必ず、時速20km以下に速度を落としてETCレーンのゲートが開くまで待つ必要がありました。これにより、ETCレーンをスムーズに進むことができず渋滞の原因、またはETCゲートの接触事故が発生します。しかし、ETC2.0が全体に広まっていけば、ETCレーンのゲートを撤去する計画が浮上しています。

もしETCレーンのゲートが撤去されれば、速度を落とすことなくETCレーンを進めますので入口~出口での渋滞を緩和。そして、ETCゲートへの接触事故や、何らかの不具合でETCゲートが開かない時に発生する追突事故も防げるのです。

とはいえ、上記のメリットだけでなくいくつか問題点も浮上しているのも事実です。例えば、これまで減速することでETCゲートを通過していたため、ETCゲートの出口から高速道路の車線に合流する時、スムーズに行われていました。しかし、もしゲートが撤去されれば、減速せず通過できるため運転に慣れていませんと合流の際に、事故を起こす危険性があります。また、不正通行される可能性も孕んでいるのです。

上記以外にも問題点はあるものの、問題点を解消し実施されれば、渋滞緩和や事故を減らすことができるでしょう。

ETC2.0のデメリットとは?

ETC2.0への入れ替えに費用がかかる

ETC2.0に移行するためには、従来のETC車載器は使用不可能です。新しく、ETC2.0対応の車載器を購入しなければいけません。ETC2.0の車載器を、従来のETC車載器と同様の値段と考えていませんか?

実は従来の車載器よりも高めの値段設定です。安価なETC2.0車載器でも1万5000円~2万円。取り付け料金やセットアップ料金まで含めると、最低でも2万円~3万円の費用が発生します。そしてもう一つ、ITSスポットサービスに対応していないカーナビですと、カーナビとETC2.0が連動しませんので、ETC2.0を大いに活かすことは難しいでしょう。大いに生かすなら、ITSスポットサービスに対応したカーナビに交換する必要があるため、設置・セットアップ費用の他に数万円~数十万円の費用が出てくるのです。

これから、ETC車載器を搭載しようと考えている方からすれば、デメリットにはならないでしょう。しかし、既にETC車載器を設置されている方からすると、ETC2.0車載器への入れ替え費用は大きな痛手です。

ETC2.0の再セットアップが必要

続いて紹介するデメリットは、ETC2.0車載器の再セットアップについてです。

「以前、ETC2.0車載器を購入して設置からセットアップもしたし…再セットアップの必要はないのでは?」
確かに、上記の意見はごもっともです。しかし、ある期間に購入した方は話は別。

実は、ETC2.0車載器を2015年6月30日以前に購入・セットアップされた場合、再セットアップが必要です。このセットアップを行いませんと、2016年4月からスタートした、ETC2.0のキャンペーンを受けられません。もちろん、再セットアップには再申請しなければならないため、費用が発生します。

そのため、ETC2.0車載器を購入・セットアップしても、上記の期間中に行ったものは対象外となるため注意しましょう。

ETC2.0のアナウンスに煩わしさを感じる

人によってデメリットになるのが、ETC2.0のアナウンスです。

重複となりますが、ETC2.0では運転手のドライブをサポートするため「安全運転支援」「渋滞回避支援」「災害時支援」といった、サポート機能が搭載されています。それらの機能は、ETC2.0車載器・ETC2.0対応のカーナビが連動することで、映像案内・音声案内でドライバーに伝達されるのです。

しかしETC2.0は、少しのこと(軽い渋滞やカーブ等)でも反応するため、音声機能に煩わしさを感じるかもしれません。確かに危機を察知して伝達する、または安全運転のためにサポートするのは素晴らしいことです。ですが年がら年中、音声が発生するとストレスに感じる方も出てくるのです。

もし、ETC2.0対応のカーナビと連動させ、音声案内が煩わしい場合は設定を変更する等して音声を発しないようにしましょう。

今後の詳しいサービスがアナウンスされていない

ETC2.0のデメリットとして最後に紹介するのは、今後のサービスについてです。

2017年2月10日現在、ETC2.0車載器を搭載・セットアップを行うことで、下記に紹介するシステム及び恩恵を受けられます。

・安全運転支援:高速道路の危険地帯(合流地点・急カーブ)の警告。そして落下物や積雪状況を知ることができる。

・渋滞回避支援:ITSスポットからの情報をもとに、最大1,000km分の道路交通情報が提供されます。これにより、首都圏全体の所要時間を計算できるため、ETC2.0が最適なルートを選択してドライバーに伝達します。

・災害時支援:もし、高速道路上で災害が発生した時、ETC2.0が災害発生状況の伝達と支援情報を提供します。

・2016年4月より、ETC2.0搭載の自動車は圏央道の高速道路料金が2割引き。従来のETC搭載の自動車は、出発地・目的地が一緒であれば、首都高・圏央道共に同一料金になる。

そして今後、導入予定のサービスを含めますと、ETC2.0車載器搭載の自動車は様々なメリットがあると思われます。しかし、導入予定のサービスをよく見ると、残念なことに詳しい実施開始時期が明記されていません。あくまで予定のため、もしかしたら実施しない可能性もあるのです。また、その他にも今後提供するであろうサービスが記載されていませんので、わざわざETC2.0に乗り換えるメリットがあるのか?と感じます。

その上、割引に関しても今のところ首都高・圏央道が中心ですので、人によってはETC2.0にしなくても大丈夫と思うかもしれません。ただ、今後新しいサービスが提供されるかもしれませんので、ETC2.0の動向を逐一チェックしておきましょう。

ETC2.0普及促進キャンペーン!助成金&補助金を狙う!

ETC&ETC2.0セットアップ普及促進キャンペーン

初めに紹介するのはETC、そしてETC2.0のセットアップ費用の一部を「ITS-TEA」が負担するキャンペーンです。

「セットアップって何?」
というあなたに、ETCセットアップについて端的に解説します。

ETCセットアップとは、あなたが利用する自動車の車両情報を暗号化し、ETC車載器に書き込むことを指します。これにより、ETCゲート及びETC車載器が連動し、距離情報や利用料金を性格に算出することができるのです。そのため、ETC、ETC2.0双方とも、対応した車載器を設置しただけでは残念ながら使用することはできません。

事前に、ETC車載器のセットアップをしませんと、ETCゲートで立ち往生することになるでしょう。

ETCセットアップにかかる費用は、店舗によって異なりますがETCでは3,000円前後、ETC2.0は重複となりますが3,500円前後です。
「ETC車載器の購入と設置料金でお金がかかっているのに、またお金をとられるのか…」と感じることでしょう。

そこでITS-TEAでは、セットアップ料金の一部を負担するキャンペーンを行っています。ETCでは1件あたり500円、ETC2.0は1件あたり650円をセットアップ料金より割引してくれるのです。しかし、注意点としてETCのセットアップができる全ての登録店で行われているわけではありません。

登録店の内「ETC普及促進キャンペーン参加店」「ETC2.0普及促進キャンペーン」と表記されている店舗のみです。もし、最寄りの登録店で普及促進キャンペーンを行っているかどうか?確認するなら、下記に紹介するURLから検索してみましょう。

URL:http://www.go-etc.jp/shop_search/

NEXCO ETC2.0車載器購入助成キャンペーン

もしあなたが、ETC2.0の車載器を購入、設置を考えているなら「NEXCO ETC2.0車載器購入助成キャンペーン」を利用してみましょう。こちらのキャンペーンを利用することで、なんと1万円の助成金が出るのです。

キャンペーンの対象は、ETC2.0の車載器の購入及びセットアップを行う「業務用車両」のみ適用されます。残念ながら、一般車両へのETC2.0車載器購入助成キャンペーンは実施されていません。その他にも、下記の項目にも注意しましょう。

・NEXCO ETC2.0車載器購入助成キャンペーンを行う対象店舗のみ適用
・NEXCO ETC2.0車載器購入助成キャンペーン以前に購入されたETC2.0車載器は対象外
・再セットアップ及び、DERC車載器は対象外

・新車に標準装備されるETC2.0車載器は対象外
・NEXCO ETC2.0車載器購入助成キャンペーンは1台にあたり1回限り

「注意点は分かったけど、もし1万円に満たないETC2.0車載器を購入したら対象外になるの?」
「業務用車両が複数あるから1人で5個以上注文するけど、対象外にならない?」
といった疑問もあると思いますが、ご安心ください。

万一、1万円に満たないETC車載器を購入しても、購入金額分を上限として助成金が支払われます。また1人が複数のETC2.0車載器を購入しても問題ありません。「1台あたり1回限り」のため、1つの車載器を使い回さず1台1台取り付けて使用すれば、問題なくキャンペーンの対象者になります。

もし業務用のETC2.0車載器の購入を検討されているなら、NEXCO ETC2.0車載器購入助成キャンペーンを上手に利用しましょう。

※キャンペーン期間は2016年(平成28)年7月1日(金曜)~2017(平成29)年3月31日(金曜)

※全国先着5万台のため、5万台に達した時点でキャンペーンは終了です

ETC2.0のデメリット解消?!再セットアップキャンペーン

デメリットに記載したように例え、ETC2.0車載器を購入しても「2015年6月30日」以前に購入・セットアップされたものは、キャンペーンの対象外になります。しかし、ITS-TEAは2015年6月30日以前に購入・セットアップした方々を、見過ごすことはしません。2016年4月1日(金)~2017年3月31日 (金)の期間中、上記期間に購入・セットアップした方を対象に「ETC2.0再セットアップキャンペーン」を実施しています。

先着5万名限定ですが、最大2,700円の助成金が対象者に支払われます。「NEXCO ETC2.0車載器購入助成キャンペーン」のような金額ではありませんが、対象外の期間中に購入・セットアップした場合、こちらを利用しましょう。

ETC2.0車載器を購入したい!注意点&取り付け・セットアップ費用紹介

ETC2.0車載器を購入する際の注意点とは?

ETC2.0のメリット・デメリットを鑑みて、もしあなたにメリットがあると思いましたら、ETC2.0車載器の購入をおすすめします。ですが、購入前に注意点を紹介していきます。

それは、ETC2.0対応車載器かどうかの区別です。現在も、従来のETC車載器が販売されており、見た目も従来機・ETC2.0車載器と殆ど変わりません。そのため、従来機と知らずに購入する危険性が出てくるのです。

ETC2.0車載器の購入前に、ケースや箱を確認しましょう。そこに「ITSスポット」「DSRC」といった文言が書かれていれば、ETC2.0に対応した車載器ですので、その商品を選択しましょう。

ETC2.0車載器を取り付け・セットアップをするならどこがおすすめ?

ETC2.0車載器を取り付け・セットアップする場合、従来と同じく「車用品店」または「ディーラー」に依頼しましょう。取り付け費用は店舗によって変動するものの、5,000円~6,000円。セットアップ費用も3,000円前後と考えておくと良いでしょう。

また、店舗によって「込々価格」で提供されていることもあります。これは「ETC2.0車載器+設置料金+セットアップ料金」を指し、普通に購入するよりも安く購入可能です。
またディーラーでも、在庫処分と銘打って販売する時も狙い目です。込々価格の商品を購入すれば、全てセットで依頼できるため、自分で設置しないのであれば上記を検討してみましょう。

ETC2.0おすすめ車載器4選紹介

パナソニック CY-ET2000D(カーナビ連動)


パナソニック CY-ET2000D

お手頃価格でETC2.0対応の車載器を導入するなら、パナソニック「CY-ET2000D」をおすすめします。こちらの商品は、ETC2.0に対応しておりETC2.0以外の機能を省くことで、低コストを実現。他の機種が2万円~3万円とする中で、約1万5000円の低価格を実現しています。

そのため、安価でETC2.0対応の車載器を導入したい、または無駄な機能は不要と考える方におすすめできるETC2.0車載器です。

パナソニック CY-DSR140(カーナビ連動)

パナソニック CY-DSR140D

ETC2.0車載器ながら、豊富な機能で多くの方々から人気を集めているのが、パナソニック「CY-DSR140」です。人気の理由は「一般道の渋滞情報も取得可能」そして「コンパクト設計」にあります。

従来のETC2.0車載器は、高速道路の渋滞情報のみで一般道までカバーしません。一方、CY-DSR140では高速道路と共に一般道の渋滞情報も取得。
これによって、高速道路と同様に渋滞していない道路への誘導、最適な道路への進路変更を可能にしました。ちなみに、価格は店舗によって異なるものの、2万1000円~2万5000円内で購入できます。

また、今まで別々だったITSスポット・光VICS統合アンテナを一体化させることで、無駄な装置を必要とせずコンパクト化に成功。車内の景観を乱すことがなく、スマートに配置できるでしょう。

古野電機 FNK-M100(カーナビ不要)

古野電機 FNK-M100

「カーナビまでわざわざ買い替えたくないな…」
というそこのあなた!もし、ETC2.0車載器のみでETC2.0の機能を活用するなら、古野電機「FNK-M100」をおすすめします。

こちら、別段カーナビがなくともETC2.0の機能を利用できます。音声で「○km先、渋滞が発生しています」「○km先、急カーブがあります」等の情報を案内。カーナビがなくとも、あなたに道路情報を逐一報告してくれる優れものです。価格帯も1万8000円~2万円内ですので、ETC2.0車載器の中では入手しやすい価格帯です。

三菱電機 EP-B016SRBW及びEP-B016SRBD(カーナビ連動)

三菱電機 EP-A015SB

業界初の新システムを導入し、話題を呼んだのが三菱電機が販売する「EP-B016SRBW」です。それは「信号情報活用運転支援システム(TSPS)」というシステムです。

このシステムは、対応しているカーナビ(三菱電機が販売する「NR-MZ200シリーズ」等)であれば、カーナビ上に赤信号の残時間を表示します。
「青信号まで○○秒」という時間をあなたに知らせることで、安全且つ円滑な走行のサポートをしてくれます。

そして嬉しいことに、様々な車種に対応できるよう同じシステムを導入した機種を2種類用意しています。「EP-B016SRBW」は車高が低い車、「EP-B016SRBD」は車高が高い車に対応しているのです。価格が4万円以上のため高額なETC2.0車載器ですが、新しいシステムを試したい方は、こちらをおすすめします。

ETC2.0はバイクも可能?

ETC2.0は自動車のみならず、バイクにも搭載することができます。一時期、自動車を優先しバイク専用のETC2.0車載器が販売されていませんでしたが、現在は各メーカーから様々な機種が販売されています。もちろん、バイクも自動車と同様にETC2.0の恩恵を受けられます。

しかし仕様上、スマートフォンか音声案内のみに限られるため、自動車のようにワイド画面で道路状況を確認することは不可能です。その点だけはデメリットになるものの、他は自動車と変わりませんので、大いにETC2.0をバイクで活用していきましょう。

まとめ

いかがでしたか?ETC2.0は2016年4月より本格的に活動したものの、知名度がそこまで高くないのが事実です。しかし、高速道路をより快適に利用する、または快適なカーライフのために今後、ますます発展していくものと思われます。もしETCを搭載していない、または導入しようか検討されているならば、ETC2.0の恩恵のみならず今後のサービスに期待して導入してみてはいかがでしょうか。