国民年金保険は前納することで、一定金額の割引が受けられるのも特徴のひとつです。
前納には2年前納と1年前納、そして6ヶ月分の前納の3種類が用意されています。
2年前納の締切は、毎年の2月末日です。
ここでは、国民年金の2年前納のメリットやデメリットの他、入会キャンペーンにてグアムに行けるチャンスを提供しているANAアメリカン・エキスプレス・カードを紹介します。
目次
国民年金の2年前納とは?
国民年金の2年前納とは、文字通り、2年(24ヶ月)分の国民年金を前払いすることをいいます。
2年前納を選択することで、毎月支払うよりも国民年金の納付額が割引されることが一番のメリットです。
平成31年度(平成の元号は4月までですが)の国民年金の支払い金額と割引される金額、口座振替日を表にまとめてみました。
口座振替 | 支払金額(1回分) | 割引される金額 | 口座振替日 |
前納(2年) | 379,640円 | 15,760円 | 5月7日 |
前納(1年) | 192,790円 | 4,130円 | 5月7日 |
前納(6ヶ月) | 97,340円 | 1,120円 | 5月7日・10月31日 |
早割(当月末の振替) | 未定・後日発表予定
※2019年1月28日時点 |
未定・後日発表予定
※2019年1月28日時点 |
未定・後日発表予定
※2019年1月28日時点 |
通常の振替(翌月末) | 16,410円 | 0円 | 翌月末日 |
現金・クレジットカード | 支払金額(1回分) | 割引される金額 | 支払期日 |
前納(2年) | 380,880円 | 14,520円 | クレジットカード会社ごとの引き落とし日 |
前納(1年) | 193,420円 | 3,500円 | クレジットカード会社ごとの引き落とし日 |
前納(6ヶ月) | 97,660円 | 800円 | クレジットカード会社ごとの引き落とし日 |
当月末 | 16,410円
(平成31年度) 16,540円 (翌年度) |
0円 | 当月末日が締め切りとなります |
国民年金の2年前納を利用することで、口座振替で15,760円、
現金もしくはクレジットカード払いでは14,520円の割引が適用されます。
380,880円をクレジットカード払いした場合のポイント還元は、還元率0.5%で1,904円相当、還元率1%では3,808円相当です。
口座振替と現金・クレジットカード払いでは、2年前納で15,760円-14,520円=1,240円の差がありますが、ポイント還元と合わせると口座振替を上回る割引金額と言えるでしょう。
※ポイント還元率5%:1,904円+14,520円=16,424円(割引金額)
※ポイント還元率1%:3,808円+14,520円=18,328円(割引金額)
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ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、年会費7,000円(税抜)で発行できるクレジットカードです。
100円の利用につき1ポイントが還元されます。(ポイント還元率1%)ANAカードマイルプラスの提携店舗を利用することで、通常の1.5倍のポイントに加えて、100円ごとに1マイルを同時に受け取ることが可能です。
1000ポイントにつき1000ANAマイルと交換できるようになっています。
ANAアメリカン・エキスプレス・カード新規入会キャンペーン
ANAアメリカン・エキスプレス・カードでは、新規入会者を対象とした、合計で40000マイルを受け取れるキャンペーンを実施中です。40000マイルの内訳は以下の通りです。
〇入会ボーナス:1000マイル
新規でANAアメリカン・エキスプレス・カードを発行した方すべてに「1000マイル」がプレゼントされます。
〇カード利用ボーナス:1000マイル
カード発行後1ヶ月以内に、合計3回のカード利用をした方に「1000マイル」が付与されます。
〇カード利用達成ボーナス①:3000マイル
カード発行後3ヶ月以内に、合計利用金額15万円に到達した方は、「3000マイル」を受け取ることが可能です。
〇カード利用達成ボーナス②:29000マイル
カード発行後3ヶ月以内に、60万円以上の利用が確認された際に、「29000マイル」がプレゼントされます。
〇通常ポイント:6000マイル
利用合計金額60万円のポイントとして、6000ポイントが付与されます。
ここまですべてをクリアーした方は、合計で40000マイルを獲得することができます。
※1000ポイント=ANAマイル1000マイルで計算しています
※ポイント移行コース6,000円(税抜)に加入することが条件です
3ヶ月で60万円のカード利用をするためのプラン
ANAアメリカン・エキスプレス・カードを作成してから3ヶ月間で、60万円を利用するためには、以下のプランが一例として考えられます。
・国民年金/2年前納:380,880円(平成31年度)
・自動車税/:39,500円
※総排気量1.5リットル超2リットル以下の普通乗用車
・固定資産税:105,000円
※住宅価格(土地と建物の合計)4500万円/建物延べ床面積80平方メートルで算出
・ショッピング:74,620円(1ヶ月あたり24,873円)
・合計利用金額:600,000円
ANAマイル40000マイルで搭乗可能な航空券
ANAアメリカン・エキスプレス・カードの新規入会キャンペーンで入手可能な40000マイルで搭乗可能な航空券を以下の表にまとめています。
※レギュラーシーズンの金額です
日本からの行先 | エコノミークラス | ビジネスクラス |
日本→韓国(Zone2) | 15000マイル | 30000マイル |
日本→グアム、台湾、中国大陸、香港、マカオ(Zone3アジア1) | 20000マイル | 40000マイル |
日本→シンガポール、スリランカ、タイ、ベトナム(Zone4アジア2) | 35000マイル | |
日本→ハワイ(Zone5) | 40000マイル |
参考資料「特典航空券/ANA国際線」
2019年と2020年3月までのシーズンは以下の表の通りです。
2019年 | 2020年 | |
ローシーズン(L) | ・1月6日~2月28日
・4月1日~4月25日 ・12月1日~12月20日 |
・1月6日~2月29日 |
レギュラーシーズン(R) | ・3月1日~3月14日
・5月7日~7月31日 ・8月26日~11月30日 |
・3月1日~3月12日 |
ハイシーズン(H) | ・1月1日~1月5日
・3月15日~3月31日 ・4月26日~5月6日 ・8月1日~8月25日 ・12月21日~12月31日 |
・1月1日~1月5日
・3月13日~3月31日 |
参考資料「シーズン・必要マイルチャート」
国民年金保健/ANAアメックスカードでの支払い方法
国民年金保険は、ANAアメリカン・エキスプレス・カードで支払うことが可能です。
ただし、各地の収納機関によって異なるケースがあるため、事前に電話にて確認することをおすすめします。
国民年金保険のクレジットカード決済の詳しい手続きは、以下のリンク先からチェックしてみてください。
⇒国民年金支払いはクレジットカードにすべし!ポイントがお得なおすすめクレカ3選
⇒「国民年金のクレジットカード決済の手続きについて」はこちら
クレジットカード払いによる2年前納の4つのメリットと2つのデメリット
ここからは、国民年金保険の2年前納を、クレジットカード払いにした際の4つのメリットと2つのデメリットを紹介します。
クレジットカード払いによる2年前納の4つのメリット
①国民年金保険料が割引される
クレジットカードにて国民年金保険料の2年前納をした場合、月々支払った場合と比較して、14,520円が割引されます。
月々の支払い金額は、平成31年度で16,410円、翌年度で16,540円となることから、ほぼ1ヶ月分の国民年金保険料の分、お得になるということです。
②クレジットカードのポイントが貯まる
クレジットカードで国民年金の2年前納をすることで、ポイントが貯まります。
2年前納の380,880円で還元されるポイントは、ポイント還元率0.5%で1,904ポイント、還元率1%では3,808ポイントとなります。
③確定申告の際に、社会保険料控除として計上できる
クレジットカードによる国民年金の2年前納は、毎年の確定申告の際に、社会保険料控除として計上することが可能です。
2年分を一気に社会保険料控除として使うことで、その年の所得税の節税につながります。
国民年金の2年前納分は、1年ごとに分けることも可能です。
収入に応じて、どちらを使うのが効果的なのか?ということを選択できるのもメリットのひとつです。
④2年前納後も還付されるケースがある
クレジットカードで国民年金を2年前納した後に、国民年金保険料が免除された場合、多めに支払った分を還付してもらえるケースがあります。
<法定免除>
国民年金保険の法定免除となる対象は以下の3つがあります。
・生活保護受給者
・障害基礎年金もしくは2級以上の被用者年金の障害年金の受給者
・ハンセン病療養中の患者
お住まいの地域の市区町村役場に、「国民年金保険料免除事由(該当・消滅)届」を提出することで、法定免除が適用されます。
国民年金の2年前納後に法定免除となった場合、国民年金保険料の還付もしくは納付済期間のどちらかを選択可能です。
<日本年金機構>
「生活保護(生活扶助)、障害基礎年金及び被用者年金の障害年金を受けている方は、国民年金保険料が「法定免除」となります。」
<申請免除>
病気や怪我、仕事の減少によって所得が低下し、国民年金を納めることが困難になった方が対象となります。申請免除の対象者は、クレジットカードによる国民年金の2年前納後、国民年金保険料が還付されます。申請免除の手続きは以下のリンク先から確認してください。
クレジットカード払いによる2年前納の2つのデメリット
①2年前納ができないケースもある
国民年金の2年前納をクレジットカードで行うためには、以下の条件をクリアーする必要があります。
カードの利用限度額が2年納付の支払いに対応できる
平成31年度からの2年前納は380,880円となることから、39万円以上の利用限度額があること、または利用枠が残っていることが最低条件です。
「1回払い」が可能であること
国民年金保険料のクレジットカード決済は、「1回払い」のみとなっています。
分割払いやリボ払いは選択できません。
②2年前納にしない方が良いパターンもある
国民年金の2年前納にしない方が良いパターンには、次の2つがあります。
〇2年前納後に企業に就職が決まる
国民年金の2年前納をした後に、企業への就職が決まった場合、厚生年金の加入へと変わります。
その際には、国民年金保険料を支払った分を確定申告によって、社会保険料控除を行わなければなりません。
就職の予定がある方には、国民年金の2年前納ではなく、2年前納や6ヶ月前納の選択肢も用意されています。
〇翌年以降の収入が上がりそうな人
フリーランスや自営業の場合、翌年以降に取引先が増えることで、それに比例して収入が上がることも考えられます。
作家や漫画家のように大ヒット作を誕生させることで大きく収入が跳ね上がるケースもあるでしょう。そのような場合には、2年前納は選択しない方が、翌年以降の節税につながります。
おわりに
国民年金保険料の2年前納をクレジットカードで行うことで、ほぼ1ヶ月分の16,424円から18,328円の割引が受けられます。
※ポイント還元を含んだ金額です
国民年金の2年前納をANAアメリカン・エキスプレス・カードの入会キャンペーンと組み合わせることで、グアムやハワイに行くことも可能です。
2年前納の締切は2月末日、是非、この機会にご検討ください。