「次のデートでプロポーズか?」
「いや、プロポーズさせねば!」
目論んでいる方も、夢見る方も。
結婚の文字がチラついてきたら、クレジットカードの選び時です。
その理由は…
結婚式の費用がクレジットカードで支払えるから!
結婚式の費用=現金払いはもう古い。一括払いもムリだし…。
結婚式場によっては、クレジットカード決済が可能なところも多数あります。
しかもクレジットカードを利用することで、大量のポイントがもらえます。
このポイントを航空会社のマイルに交換して新婚旅行の交通費に充てることができるんです!
ガッツリ貯めてハワイに行けるようになるまで貯めるカップルもいれば、国内旅行の交通費にしてホテルのグレードを数段アップさせるカップルも!
ここでは、結婚式の費用の支払い方法で大量のポイントも手に入れられる、超おすすめのクレジットカード3選を紹介します。
目次
クレジットカードで結婚式費用の支払いをするメリット
大量のポイントが貯められる
クレジットカードで結婚式の費用の支払いをする1番のメリットは、大量のポイントが貯められる点があります。ポイントはマイルに交換して使うこともできます。
仮に結婚式の費用が300万円で、クレジットカードのポイント還元率を0.5%とした場合、15,000ポイントが貯まります。
ポイント還元率が1%のクレジットカードであれば、30,000ポイントです。
1ポイント=1円ですので、15,000円や30,000円であれば、新生活に使う白物家電やちょっとした家具などが購入できるレベルです。
もちろん新婚旅行の費用の一部に充てることもできます。お土産代にしても良いかもしれません。
クレジットカードなら後払いができる
結婚式の費用の支払いは、費用総額の70~80%を結婚式当日の何日か前に「前払い」する形となっています。
これは、結婚式当日に全額支払いをする形ですと、当日の状況によっては費用が回収できない可能性を危惧することが理由となっています。
そのため、結婚式の費用を当日のご祝儀によって支払うということは、実際にはかなり難しいようです。
ところが、クレジットカードを「前払い」に利用することで、結婚式当日のご祝儀を銀行口座からの引き落としとすることが可能となるのです。
クレジットカードで結婚式費用の支払いをする際の注意点
クレジットカードが使える結婚式場なのか?
まず最初に確認することは、そもそもクレジットカードが使える結婚式場なのか?という点です。
クレジットカード決済に対応していない結婚式場では、「カード払いで」と言った途端に、「この人は何を言っているのだ」ということになってしまいます。
クレジットカード支払いに対応している結婚式場の場合、全額の支払いができるのか?それとも費用の一部の支払いのみなのか?という点も確認しておきましょう。
クレジットカードの上限額は? 増額が可能なのか?
結婚情報でおなじみの「ゼクシィ結婚トレンド」によりますと、全国平均の結婚式の費用総額は、およそ354.9万円という結果となっています。
ここでの費用総額は、挙式および披露宴とパーティー費用の合計金額です。
その他の結納や二次会や新婚旅行の費用は別計算です。
参考サイト:http://zexy.net/mar/manual/kiso_souba/
仮に結婚式費用を300万円としますと、一般的なクレジットカードの限度額は100万円となっているため、全額の支払いは不可能です。
そのため、クレジットカードの上限額の増額申請をする必要があります。
クレジットカードの上限額を増額して結婚式の費用を支払う
クレジットカードにはそもそも利用可能額=利用枠があります。
クレジットカード会社によっては、結婚式の費用を支払うなどの明確な理由がある場合、利用可能額の上限を一時的に増額してくれるシステムがあります。
増額申請のために必要な情報には
「増額申請の理由(結婚式費用の支払いなど)」
「結婚式場」
「結婚式費用の総額の見積もり」
「支払いを予定している日」
などがあります。
増額申請後は、クレジットカード会社内で情報を基に審査が実施されます。
審査には相応の時間がかかりますし、審査を通過しないことも考えられます。
そのため、2ヶ月前から3ヶ月前には、増額申請をしておいた方が良いでしょう。
増額申請の審査でのチェックポイント
クレジットカードの増額申請でのチェックポイントは、まずは
・クレジットカードを利用した回数
・クレジットカード利用金額
などの「利用実績」があります。
ということは、クレジットカードを作ったものの、ほとんど利用していない場合は厳しいかもしれません。クレジットカードを賢く使って、実績を積んでおきましょう。
続いて重要視されるのが、「クレヒス」(クレジットヒストリー)です。これまでの利用歴で、支払いの遅れや滞納がない人であれば特に心配する必要はありません。
他には、職業や年収、勤め人の場合は勤務先や勤続年数、持ち家の有無、住宅ローンや自動車ローンなどの支払状況、スマートフォンの端末料金の割賦代金の支払状況などがあります。
基本的には、クレジットカード会社の方から「増額の案内が届く人」であれば、増額申請に通過する確率は高いようです。
⇒ クレジットヒストリー(クレヒス)についてはこちらで解説しています
クレジットカードの増額申請に通過しなかった場合の結婚式費用の支払い方法
クレジットカードの増額申請に通過しなかった場合の結婚式費用の支払い方法として、クレジットカードを複数枚作ることや、新郎と新婦それぞれのクレジットカードを利用するやり方があります。
その時に気をつけたいのは、今持っているクレジットカードの会社とは違う会社のカードを申し込むことです。
なぜなら同じ会社のカードを新規に作っても、利用可能額は各カードの合算とはならず、利用可能額の高い方が上限となるからです。
複数作る場合のお薦めカードは、たとえば以下のようなカードの組み合わせです。
ドライブ好き新郎:オリコカードザポイント + 出光まいどカード
旅行大好き新婦:楽天プレミアムカード + エポスカード
どちらの場合にせよ、結婚式場に「複数枚でのクレジットカード支払い」に対応していることを確認する必要があります。
その他には、クレジットカードで支払えるだけ支払って、残りを現金払いとする方法もあります。
その場合には、結婚式場に状況を素直に話して相談してみましょう。最も現実的な解決策と言えるかもしれません。
クレジットカードによる結婚式費用の支払い方法は一括払いがお得
クレジットカードの支払いが可能な結婚式場の中には、費用の分割払いに対応しているところもあります。
ただし、分割払いには手数料や利息がプラスされるため、実際の結婚式費用よりも多くの金額を支払う結果となります。リボ払いも同様です。
できれば、クレジットカードによる結婚式費用の支払い方法には、「一括払い」がおすすめとなります。
その後の結婚生活をより良いものとするためにも、可能な限り「一括払い」を選択しましょう。
新しくクレジットカードを作るならば利用可能額に注目!
一般的には、普通のクレジットカードよりも年会費の高いカード、ゴールドカードの方が利用可能額は大きくなります。
例として、三井住友カードの一般カードとゴールカードを比べてみましょう。
三井住友カードスタンダード 総利用枠10〜80万円(年会費1,250円[税別] )
三井住友カード プライムゴールド 総利用枠50〜200万円(年会費5,000円[税別] )
三井住友カード ゴールド 総利用枠50〜200万円(年会費10,000円[税別] )
三井住友カード プラチナ 総利用枠300万円~(年会費50,000円[税別] )
ゴールド以上の年会費の高いカードは、利用枠が大きくなっているのが分かりますね。
結婚の費用として、ある程度以上の金額が必要な人は初めからゴールドカードに申し込むのもお薦めです。
クレジットカードで支払いができる結婚式場
ここでは、クレジットカードにて結婚式費用の支払いが可能な結婚式場を紹介します。
パレスホテル東京
JR東京駅から徒歩8分。メトロ・都営地下鉄「大手町駅」地下通路直結と高立地。ウェディングプランは、出席者50名や、80名を対象とした「パーティースタイル」があります。ブライダルフェアには特に力を入れていて、事前にホテルウエディングの体験をすることもできる。
帝国ホテル 東京
東京メトロ・日比谷駅から徒歩3分。東京ミッドタウン日比谷はすぐ隣。40名様着席ブフェスタイルの披露宴「ブフェスタイルウエディングプラン」や、20名様立食ブフェスタイルの「ブフェスタイルウエディングプランーカジュアルー」。キリスト教式&フォトプラン、神前式&フォトプラン」など多彩。
ハイアット・リージェンシー東京
東京の新都心とも呼ばれている西新宿の、東京都庁と新宿中央公園の近くにあるホテルです。チャペルでの挙式と神殿の神前式、人前式や十二社新宿熊野神社の挙式などから選ぶことができるようになっています。披露宴会場も28階の「スカイルーム」や、27階の「エクセレンス」、地下1階の「センチュリールーム」や「クリスタルルーム」などが用意されています。料理も季節ごとのフランス料理と中国料理から味わうことができます。
ホテル椿山荘東京
東京の目白にある緑の森に囲まれた静かな結婚式場です。チャペルに神殿、提携している4つの神社、そして人前式の中から希望する挙式が選択可能です。披露宴の会場も、少人数用の「マーズ」や「ネプチューン」から、大人数用の「ギャラクシー」や「ジュピター」などがあります。その他にもプライベートウェディングとしてレストランの個室も利用できます。
浅草ビューホテル
旧浅草国際劇場跡に建てられた東京スカイツリーの見えるホテルです。館内に設置されたスカイチャペルや神殿での挙式や、季節ごとに企画される様々なプランの中から、出席者の思い出に残るプランを選ぶことができるようになっています。オーダーメイドのウエディングケーキや、和の心を表現した前菜など、こだわりのある料理も魅力です。
と、こちらに挙げたのは東京のごく一部の式場だけです。全国にもカード支払い可能な式場はたくさんあります。
結婚式の費用の支払いにおすすめのクレジットカード3選
ポイントはマイルにも使える!【アメリカン・エキスプレス・カード】
「アメリカン・エキスプレスカード」は、カードの利用限度額が設定されていません。
利用実績に応じて上限額が変更できるシステムとなっています。
そのため、結婚式の費用の支払い方法にピッタリのカードと言えるでしょう。
アメリカン・エキスプレスの特徴は、海外での新婚旅行の際に安心できる、最大5,000万円の補償がついている「海外旅行傷害保険」です。
他にも最大3,000万円の補償が受けられる「賠償責任」や、現地での医療費を最大で100万円まで補償してもらえる「傷害&疾病治療費用」があります。
アメリカン・エキスプレスのポイント還元率は1%です。結婚式費用が300万円の場合、3万円分のポイントとして還元されます。マイルとしても利用可能なので、新婚旅行の飛行機代や宿泊費の一部に充てることもできます。
ポイントに関しては、アメリカン・エキスプレスの加盟店で利用することで、「ボーナスポイント・パートナーズ」としてポイントが通常の2倍から10倍となるケースがあります。新婚旅行先で利用することで、知らず知らずのうちにポイントが貯まっているかもしれません。アメリカン・エキスプレスは、クレジットカードにステータスを求める人にふさわしいカードです。
ポイント還元率2.0%の高還元【JCB カードW】
「JCBカードW」は、一時増額が即時で最大500万円までが可能となっています。
そのことから、結婚式の費用の支払いに使うことができるおすすめのクレジットカードのひとつです。
JCBカードWは、申し込み時に39歳以下でないと持つことができないクレジットカードですが、ポイントの還元率が2%という大きなメリットがあります。
例えば結婚式の費用が300万円だったとしたら、6万円分のポイントとして還元されるのです。
ちょっとした国内旅行であれば充分に楽しめる金額です。他にも加盟店で利用することでより多くのポイントが貯まるサービスも実施されています。
JCBカードWは入会金および年会費が無料のため、普段使いで持つにはちょうど良い手頃なカードと言えるでしょう。
旅行保険も海外自動付帯!【MUFGカードゴールド】
「MUFGカードゴールド」は、ゴールドカードの中でも格安の年会費1,905円(税別)が特徴のクレジットカードです。
一時的な上限額の増額にも対応しているため、結婚式の費用の支払い方法として利用することができます。
ポイントの還元率は0.5%のため、300万円の結婚式費用の支払いでは、15,000円分の還元となります。
ただし、独自のポイントアップサービスが用意されているため、結婚式の費用の支払いのタイミングに合わせることで、通常の1.5倍のポイントを獲得することも可能です。
「海外旅行傷害保険」が自動付帯になっているのも見逃せないポイントです。
おわりに
クレジットカードを結婚式費用の支払い方法として採用することで、ポイントが貯まるのはもちろんのこと、結婚式場への費用の前払いにも対応できます。
ここで紹介したクレジットカードを利用することで、より支払いをスムーズにできる可能性があります。是非お得にクレジットカードを活用してください。