etcのセットアップって、取り付けとは違うの?
そうなんです! 違うんです!
この記事では、セットアップとは何か? 何が必要でどこに頼めばいいのか?
自分でできるのか?
などなどのナゼにお答えします。
ETCのセットアップとは?
ETCカードを作り、車にETC車載器を取り付け、ETCカードを挿入。
これで完了!と思っては、ETCレーンのバーは上がってくれません。
ETCシステムは利用する車両を特定し、適正な通行料金を算出する仕組みなので、事前に使用するクルマの車両情報(ナンバープレートなど)を暗号化して書き込む事で、はじめて利用が可能になります。
その車両情報をETC車載器に登録する事をセットアップといいます。
セットアップは自分でできるのか?
ETCのセットアップを店舗に頼むと、そこそこの料金が取られます。
ですので、ETC車載器のセットアップは、自分でやれば安上がりなのではないか、そう考えている人もいらっしゃることでしょう。
結論から先に言うと、できます。
できるのですが、ETC車載器のセットアップは道路システム高度化推進機構(ORSEともいいます)という難しい名前のところと契約すればの話。
この契約には、なんと数百万のお金がかかると言われています。
安く上げるために自分でセットアップをしようとしてるのに、このやり方ですと本末転倒というものですよね。
⇒つまり、自分がそれを商売にする以外、自分でやる事自体にメリットはなく、業者や店舗に頼む事が一番なのです。
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ETC車載器のセットアップと車への取り付けは違う!
よく勘違いをされる方がいるので補足します。
ETC車載器へのセットアップは、業者もしくは店舗が基本ですが、ETC車載器自体を「車へ」取り付ける事は個人でも可能です。
ちょっと分かりにくい表現かもしれませんが、そもそもセットアップとはETC車載器に車両情報をインプットすることであり、そして取り付けとは車にETC車載器を設置する作業のことです。
このセットアップと取り付けを混同されている方がよくいます。
セットアップという言葉を聞くと車への取り付けのことなんじゃないか、と思ってしまうのも無理は無いです。
ETC車載器の取り付け方法を詳しく説明していますので、もし自分でETC車載器を取り付けたい方は参考にしてください。
セットアップに必要なもの
●セットアップ費用:3,000円が相場
●必要なもの:車載器、車検証、本人確認できる運転免許証等
基本的にこの2つになります。
後は、業者や店舗に頼み、所定の申込書に記入をすれば設置をして貰えます。
有名な所ですと、オートバックスやイエローハットになりますが、両社ともセットアップや取り付けをして貰えますので、料金と所要時間など、事前にチェックしておきましょう。
ちなみに車だけでなく、バイク用のETCセットアップも可能です。
ただ、上記であげたオートバックスはバイクのセットアップから取り付けまでOKな店舗がありますが、イエローハットはバイクのETC周りは受け付けていませんので注意してください。
本人以外は委任状が必要
セットアップをする際、時間の余裕や事情により、友人や家族に頼む人もいると思います。
本人がセットアップ店に来店しない場合、代理人を通じ「委任状」を提出しないといけません。
委任状は、セットアップを申し込む権限を代理人に委任したことを証明するもので、委任状がなければセットアップは申し込めないのでご注意ください。
セットアップ済みのETC車載器がインターネットショップでも買える
セットアップや車への取り付けが異なることなのはご理解いただけたと思います。
なんか面倒だな・・・と思われる方もいるかもしれません。
最近ではカー用品店などのお店でETC車載器を買うという方法のほかに、インターネットでETC車載器を買うという方法もでてきています。
そしてインターネットの注文でもセットアップまで受け付けてくれるお店まであります。
セットアップが済んでいるETC車載器をインターネットで買って取り付けは自分でする、そういうやり方もこれからどんどん盛んになってくるかもしれませんね。
実際に自分で取り付けをしてしまう方も多くいるようです。