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キャセイパシフィック航空でマイレージを貯める!搭乗後でもマイルが貯まる方法とは?

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香港を拠点とし、アジア諸国に幅広いネットワークを持っているキャセイパシフィック航空。
日本からは、直行便がないミャンマーやカンボジア、ネパールなどの東南アジアを始め、なんとイスラエルや南アフリカにも就航しているんです!
アジアを代表するキャセイパシフィック航空で世界一周! なんてのも憧れちゃいますよね!

そしてせっかく乗るなら、マイルだってしっかり貯めたいと思いませんか?
キャセイのマイレージでanaやjalのマイルは貯まるのでしょうか?

今回は、キャセイパシフィック航空でのマイレージの貯め方や、搭乗後のマイルあと付け方法についてご紹介します!マイルが貯めやすいおすすめカード情報も必見ですよ。

キャセイパシフィック航空の「マルコポーロクラブ」とは?|クラブポイントとアジアマイル

キャセイパシフィック航空(以下キャセイ)には、キャセイ独自のロイヤリティプログラム「マルコポーロクラブ」と、マイレージプログラムの「アジアマイル」があります。

ロイヤリティプログラムとは、優良顧客の満足度を上げるサービスを指すのですが、多くの航空会社では、一般客よりも多く搭乗する上級会員限定で、より良い座席を提供したり、無料手荷物量の増量やラウンジを提供するなどを実施しています。

一方マイレージプログラムでは、搭乗したフライトの距離数に応じて貯まるポイントのようなもの=マイルを貯めることで、無料の特典航空券や、座席のアップグレードに交換することができるサービスを提供しています。

キャセイとその他の航空会社の大きな違いは、「マイレージプログラムとロイヤリティプログラムが一緒か別か」ということ。
anaやjalの場合、一つの会員組織内でロイヤリティもマイレージも提供していますが、キャセイの場合、
ロイヤリティ=マルコポーロクラブで⇒クラブポイント
マイレージ=アジアマイルで⇒マイル
それぞれの状況に応じたサービスを受けることができます。

クラブポイントはキャセイ便での搭乗はもちろんのこと、子会社のキャセイドラゴン航空、oneworld加盟航空会社の対象運賃で搭乗するとポイントを獲得することができます。アジアマイルは上記の他に、マイル提携航空会社のフライトに搭乗することで貯めることができます。

キャセイパシフィック航空の会員サービスは、

・マルコポーロクラブ(=上級会員になるためのポイントを貯める)
・アジアマイル(=マイルを貯めて、無料の特典航空券などをゲットする)

この二つに分けられています。

マルコポーロクラブは有料サービス!マイルだけならアジアマイルのみの登録でOK

実はキャセイパシフィック航空(以下キャセイ)のマルコポーロクラブは、無料の会員サービスではありません。
クラブ入会費US100ドルを支払うことで、上級会員としての有料サービスが受けられます。

入会後はグリーンから始まり、シルバー、ゴールド、ダイヤモンドの4つのステイタスに分類されます。


このステイタスは、12ヶ月分のクラブポイントの積算状況で決定します。

例えばシルバーステイタスにアップグレードするためには、成田=香港の一番安い予約クラス(S、N、Q)であれば、15往復する必要があります。
出張でキャセイに度々搭乗、香港在住で日本への帰省はキャセイを利用。そんなあなたはマルコポーロクラブに入会して、優先搭乗や超過手荷物料金の優待を受けてください。

しかしキャセイ利用が年に数回であれば、有料のマルコポーロクラブには入会せず、無料のアジアマイルに登録するのがおすすめです。

アジアマイルで特典航空券をゲットする!アジアマイルの貯め方・使い方6つのポイント

キャセイパシフィック航空のアジアマイルを貯めることで、どんなサービスや特典を受けられるのでしょうか?

ここでは日本在住でもアジアマイルが貯まる、貯め方と使い方のコツをお伝えします。

飛行機に搭乗してアジアマイルを貯める!キャセイ以外にもJALやワンワールドでも貯まる

アジアマイルは、キャセイパシフィック航空やキャセイドラゴン航空の他に、JALやブリティッシュ・エアウェイズ、アメリカン航空、マレーシア航空などが加盟するoneworld(ワンワールド)メンバーの航空会社への搭乗や、キャセイ独自の提携航空会社での搭乗で貯めることができます。

提携航空会社に搭乗する際は、予約時にアジアマイルのマイレージ番号を伝えておきましょう。もし搭乗までに登録できなくても大丈夫。6ヶ月以内の利用であれば、アジアマイルHPやアジアマイルアプリから、マイレージをあと付けすることができます。

残念ながらANAのフライトマイルは貯めることができません。

ANAはワンワールドではなく、スターアライアンス加盟航空会社だからです。

< 提携先航空会社一覧(26社) >

キャセイパシフィック キャセイドラゴン 香港エクスプレス アメリカン航空
ブリティッシュ・エアウェイズ フィンエアー イベリア航空 日本航空
LATAM航空 マレーシア航空 カンタス航空 カタール航空
ロイヤルヨルダン航空 S7航空 スリランカ航空 エア・カナダ
中国国際航空 ニュージーランド航空 アラスカ航空 オーストリア航空
バンコク・エアウェイズ ガルフ航空 ジェットエアウェイズ ルフトハンザドイツ航空
深セン航空 スイスインターナショナルエアラインズ

クレジットカードを利用してポイントをアジアマイルに交換する!

アジアマイルを貯める方法は、飛行機への搭乗だけではありません。
クレジットカードでのお買い物が多い方は、このポイント機能を活用して、ポイントからマイルに交換し、マイルを貯めていきましょう。
ポイント→マイルに交換できるクレジットカードは数種類ありますが、「どのカードでマイルを貯めるか?」が重要なポイントになります。

⇒いますぐマイルが貯まるクレジットカードを知りたい方はこちら

アジアマイルを無料の特典航空券に交換する!キャセイパシフィック航空以外にJALも可能

アジアマイルの使い道で一番人気があるのは、特典航空券に交換する方法です。

国際線の航空券運賃は「航空券代+燃料サーチャージ+諸税+空港使用料」で成り立っているのですが、特典航空券はこの中の航空券代が無料になるというチケットです。

アジアマイルは、片道だけでも特典航空券を利用することができます。
キャセイ便利用の場合、東京=香港であれば片道10,000マイルから、香港=ロンドンであれば片道30,000マイルから利用可能です。
マイルが往復分貯まっていなくても、マイルを使えば旅費のコストカットができちゃいますね!

アジアマイルをフライト特典に交換する!アップグレードや超過手荷物にも

特典航空券以外にも、キャセイパシフィック、キャセイドラゴンのフライトで利用できる特典があります。
まずは座席のアップグレード。対象予約クラスで購入したチケットを、エコノミークラスからプレミアムエコノミー、あるいはビジネスクラスにアップグレードできます。

そのほかに、超過手荷物料金をマイルで支払ったり、エクストラ・レッグルーム席という足元の広い席にマイル特典として申し込むことができます。

アジアマイルをホテルの無料宿泊特典に交換する!日本国内も対象ホテルがたくさん

旅行には素敵なホテルでの宿泊が欠かせませんよね。アジアマイルは世界中のホテルと提携し、マイルを宿泊費にして利用することができます。
日本国内のホテルも充実しています。

例えば、
東京/ホテルグランドパレス、リーガロイヤルホテル東京、ホテルオークラ東京、ウェスティンホテル東京、など
大阪/ホテル日航大阪、ハイアットリージェンシー大阪、セントレジスホテル大阪、千里阪急ホテル、など

プチセレブな気分になれるホテルからビジネスホテルまで、様々な価格帯のホテルとの提携があります。
旅行の中でも交通費の次に費用がかかる宿泊費を、マイルで支払えたらとっても便利だと思いませんか?

アジアマイルを商品に交換する!人気電化製品からグルメ&ワイン、コスメまで充実の品揃え

アジアマイルが特典航空券に交換するほど貯まっていなくても大丈夫。そんな方には、アジアマイルのサイトから人気の商品に交換するという選択があります。
商品の品揃えも驚くほどの良品揃い!

例えば・・・

・iPadやiPhoneなどのApple製品
・ニンテンドースイッチやプレーステーションなどのゲーム機
・サムソナイトのスーツケース
・SK-IIやエスティーローダーなど化粧品

などの商品に、マイルのみで交換することができます。

JALマイル?アジアマイル? キャセイパシフィックでマイルが加算できないのは?

日本人でワンワールド系列のマイルを貯める場合、JALマイルを選ぶ方がほとんどです。
でも香港やアジア方面への旅行や出張が多い方は、単純にJALマイルを選ぶと損してしまうかもしれません。

実はキャセイの予約クラスによっては、JALマイルの積算対象外になっているものがあります。一方アジアマイルであれば予約クラスに関わらず、マイルを貯めることができます。

<成田〜香港までエコノミークラスで利用した場合>

予約クラス アジアマイルの場合(マイル獲得数) JALの場合(マイル積算率)
S、N、Q 1,000マイル 0%
V 1,800マイル 0%
L、M 1,800マイル 50%
K、H、B 2,000マイル 70%
Y 2,000マイル 100%

JALの通常区間マイル数は1,823マイルなので、100%もらうとしてもアジアマイルより少ないマイル数になってしまいます。
また、格安チケットとして販売されやすい「V、L、M」あたりの予約クラスになると、最悪の場合、JALだとマイルをもらうことができません。

年に数回、香港・アジア方面にキャセイで利用される方は、ご自身のフライト利用状況によって、アジアマイルで貯めるほうが効率よくマイルをもらえるかもしれませんね!

アジアマイルの入会・登録方法

アジアマイルへの登録は簡単な5ステップ!
まずは、アジアマイルのHPにアクセスします。
パソコンからなら、右上の「入会」をクリック。
モバイルなら、トップページ中央の「今すぐ入会」をタップします。

登録画面は、WEBサイト、スマホサイト共に共通となっています。ここではスマホ画面に沿ってご紹介していきます。

1:「今すぐ入会」をタップした後は、必要事項を入れていく画面に切り替わります。画面に沿って個人情報を入力して確認をタップ
2:最終確認画面に移行します。これまでに入力した情報が表示されますので、登録内容が正しいかチェックして確認をタップ
3:登録した携帯電話へSMSまたは音声での認証画面に移行します。SMSを選び、送られてきた認証コードを入力し、「確認する」をタップ

エラーがなければ、アジアマイルの使い方ページに移行し、登録手続きは完了です。
使い方ページの最下部「View your account」のボタンから、今登録したマイページを見ることもできますよ。お疲れさまでした!

キャセイパシフィック航空のマイレージに関する問い合わせ先

マルコポーロクラブについて

グリーン/ シルバー/ ゴールド:00531 085 0028
ダイヤモンド:00531 085 0027
 
アジアマイルについ
00531 85 3747

※00531から始まる電話番号は、国際電話のフリーダイヤルです
※国際電話のかけ方は、利用している携帯電話会社によって異なります。

アジアマイルを貯めるならどのカードがいいの?おすすめクレジットカード3選

日本在住でアジアマイルを貯めるのであれば、ポイントがたくさん貯まるアメックス系列のカードが断然オススメです。
ここでは、アメックスの中でもオススメの3枚をご紹介します。

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

アジアマイルでマイルを貯めるなら、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(マリオットプレミアムAMEX)がイチオシです!

マリオットプレミアムAMEXは、マリオット・ボンヴォイのゴールドエリート会員としての機能も持ち合わせているので、カードを保有しているだけで、世界6,700軒以上の高級ホテルでVIP待遇を受けることができます。
年1回の無料宿泊特典や客室のアップグレード、国内外29箇所の空港ラウンジを利用できることもあり、旅行好きの方に人気の高いカードです。

カード利用額100円=3マリオット・ボンヴォイポイントが貯まり、3ポイント=1マイルとしてアジアマイルへ交換することができるほか、40を超える航空会社のマイルに交換することも可能です。
入会後のカード利用ボーナスや、ポイント移行時のボーナスポイントも充実しています。
年会費は49,500円と高額ですが、費用に見合うサービスとポイント還元を受けられるカードです。

アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード

アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード(通称アメックスカード)は、初めてアメックスブランドを持つ方にぴったりのカードです。
月会費は1,100円でアメックスならではの充実したサービスを受けることができます。

例えば空港では、国内外29箇所の空港ラウンジを同伴者1名と無料で利用できたり※1、スーツケース1個を無料で配送してくれるサービス※2を利用できる他、国内外1,300ヶ所以上の空港VIPラウンジを、1回32米ドルで利用できる「プライオリティ・パス」に、年会費無料(通常99米ドル)で登録することが可能です。

※1 2023年3月1日の利用から同伴者は全て有料
※2 アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カードでは2023年2月28日の利用をもって終了

またアメックスのポイントプログラム「メンバーシップ・リワード」にて、アメックスカードでの支払代金100円=1ポイントが貯まり、好きなタイミングでアジアマイルに移行することができます。
旅のお供にぴったりのアメックスカードは、初めてのステイタスカードにぴったりの1枚です。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(通称アメックスゴールド)は、「緑色のアメリカン・エキスプレス・カードではちょっと物足りないな・・・」という方にぜひオススメしたい1枚です。
ポイント還元率は緑色のアメックスカードと同じですが、空港サービスや保険がさらに充実した内容になっています。

例えば、アメックスカードではプライオリティ・パスでVIPラウンジを利用する際、1名につき1回32米ドルの利用料が必要ですが、アメックスゴールドの場合、年2回まで32米ドルの利用料が無料になります。

もしもの時にも安心!海外旅行傷害保険は最高1億円まで補償してくれる他、飛行機の遅れによって生じた航空券代金や食事、宿泊費などの臨時出費を補償。急な出張や病気・ケガなどで行けなくなってしまったコンサート代を補償する「キャンセル・プロテクション」のサービスを利用することができます。

年会費は31,900円ですが、家族カードが1枚無料で発行できるため、家族での入会を検討されるなら、ぜひアメックスゴールドにしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

キャセイパシフィック航空は、日本から直接行くことができない地域への旅行や、日系航空会社に比べて航空券代が安い時期に、よく目にするエアラインです

香港空港の中にあるキャセイラウンジは、広々とした空間でフードやドリンクを楽しめるとあって、あえてキャセイ便を選んだり、お金をかけてプライオリティ・パスに登録し、ラウンジを利用する人も少なくありません。

そんなキャセイパシフィック航空のアジアマイルを、この機会に検討してみてはいかがでしょうか?アメックスブランドのカードキャンペーンも活用しながら、アジアマイルを効率的に貯めてみてくださいね。

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