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ビジネスカードはどれを選ぶ?小規模事業者必見の選び方&おすすめカード一挙紹介

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この記事では、小規模事業者(2人~10人)におすすめのビジネスカードを紹介します。

ビジネスカードは一般のクレジットカード同様、何十枚とありますのでどれを選べば良いか分からない方。

または、事業規模を考え、自分に最適なビジネスカードは何か等々、悩みを抱えている方必見の内容です。

そしてビジネスカードの紹介だけでなく、選び方の重要ポイントも簡潔に紹介しますので、最初から最後まで見逃せませんよ。

小規模事業者とは?中小企業と何が違う?


小規模事業者におすすめのビジネスカード、そして選び方のポイントを紹介する前に、そもそも小規模事業者とは、どのように定義されているのか?中小企業と何が違うのか?

「中小企業基本法」にのっとり、見ていきましょう。

小規模事業者の定義

業種分類 中小企業基本法の定義
製造業その他(エンジニア含む) 従業員20人以下
商業・サービス業 従業員 5人以下

中小企業者の定義

業種分類 中小企業基本法の定義
製造業その他 資本金の額、または出資の総額が3億円以下の会社、または常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人
卸売業 資本金の額、または出資の総額が1億円以下の会社、または常時使用する従業員の数が100人以下の会社及び個人
小売業 資本金の額、または出資の総額が5,000万円以下の会社、または常時使用する従業員の数が50人以下の会社及び個人
サービス業 資本金の額、または出資の総額が5,000万円以下の会社、または常時使用する従業員の数が100人以下の会社及び個人

上記の通り「資本金または出資総額」または「従業員数」によって小規模事業者、または中小企業者に分けられます。

小規模事業者なのか中小企業なのか確認できましたでしょうか。

では早速ビジネスカードの選び方のポイントと、小規模事業者にピッタリのビジネスカードを紹介していきます!

選び方は重要!あなたに必要なサービス&特典を考えて発行しましょう

ビジネスサービスは必要?コンシェルジュやビジネスサポートを用意


ビジネスカードは種類によって、様々なビジネスサービスやコンシェルジュ、相談窓口等を用意します。

例えば、取引先と会議や商談をする場をお得にレンタルできるサービスや、通販の配送料のサービス、出張時に宿泊するホテル代金をお得にするサービスなどがあります。

挙げるとキリがありませんが、もしビジネスサービスを大いに活用したいなら、ビジネスサービスが豊富に付帯するビジネスカードを選びましょう。

けれど、殆ど使う機会がない方や、決済だけしか使わないなら無駄なサービスを省いたシンプルなビジネスカードにしましょう。

出張や旅行が多い方は保険が重要!付帯保険の確認をしましょう

国内出張や海外出張、または旅行が多い方はビジネスカードを発行する前に「付帯保険」を確認しましょう。

ビジネスカードは各カードごとに「旅行傷害保険」「ショッピング保険」等の保険付帯の有無、また、カードによって保険金額が異なるからです。

では一例として「NTTファイナンスBizカード レギュラー」「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」の2枚の保険内容を紹介しましょう。

NTTファイナンスBizカード レギュラー(年会費無料)

海外旅行傷害保険(自動付帯)

傷害死亡 最高2,000万円(偶然な事故によるケガが原因で亡くなられたとき)
後遺障害 最高2,000万円(偶然な事故によるケガが原因で後遺障害を生じたとき、その程度に応じて)
傷害治療費用 最高50万円(偶然な事故によるケガが原因で医師の治療を受けられたとき)
疾病治療費用 最高50万円(疾病が原因で医師の治療を受けられたとき、または特定の伝染病が原因で医師の治療を開始したとき)
賠償責任 最高2,000万円(他人の身体の障害または他人の財物の破損または紛失について法律上の賠償責任を負ったとき)
携行品損害 なし
救援者費用 1年間の限度額 最高200万円(捜索救助等が必要になった場合)

国内旅行傷害保険(利用付帯)

傷害死亡 最高2,000万円(偶然な事故によるケガが原因で亡くなられたとき)
後遺障害 最高2,000万円(偶然な事故によるケガが原因で後遺障害を生じたとき、その程度に応じて)

その他保険

ショッピング保険 最高100万円(自己負担額:1回の事故につき1万円)

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード(年会費36,300円)

海外旅行傷害保険(利用付帯)

傷害死亡 最高1億円(偶然な事故によるケガが原因で亡くなられたとき)
後遺障害 最高1億円(偶然な事故によるケガが原因で後遺障害を生じたとき、その程度に応じて)
傷害治療費用 最高300万円(偶然な事故によるケガが原因で医師の治療を受けられたとき)
疾病治療費用 最高300万円(疾病が原因で医師の治療を受けられたとき、または特定の伝染病が原因で医師の治療を開始したとき)
賠償責任 最高4,000万円(他人の身体の障害または他人の財物の破損または紛失について法律上の賠償責任を負ったとき)
携行品損害(免責 3,000円)1旅行かつ1年間の限度額 最高100万円、1品あたりの限度額は50万円(携帯品が盗難、破損、火災などの偶然の事故にあって損害を受けたとき)
救援者費用 1年間の限度額 最高400万円(捜索救助等が必要になった場合)

国内旅行傷害保険(利用付帯)

傷害死亡 最高5,000万円(偶然な事故によるケガが原因で亡くなられたとき)
後遺障害 最高5,000万円(偶然な事故によるケガが原因で後遺障害を生じたとき、その程度に応じて)

その他保険

ショッピング・プロテクション 購入日から90日間、年間最高500万円まで補償します(1事故につき1万円負担)
乗継遅延費用(1回の遅延の限度額) 国内旅行最高2万円
出航遅延・欠航・搭乗不能費用(1回の遅延の限度額) 国内旅行最高2万円
手荷物遅延費用(1回の遅延の限度額) 国内旅行最高2万円
手荷物紛失費用(1回の遅延の限度額) 国内旅行最高2万円

2枚のビジネスカードを見て分かるように、ビジネスカードによって付帯する保険内容や保険金額が大きく異なります。

旅行回数が多い方でしたら仮に年会費が高額でも国内旅行/海外旅行傷害保険、更に遅延や欠航、荷物トラブルに対応した保険が付帯するカードを選びましょう。

しかし、出張や旅行回数が少ない方や年に1.2回しか国内や海外出張、旅行に行かないなら、最低限サポートするビジネスカードや保険が付帯しないカードを選び、他のサービスや特典を充実させましょう。

従業員向けの追加カードは何枚必要?複数枚発行できるカードを選びましょう


次に注目したいのが、従業員向けに発行する「追加カード」です。

ビジネスカードによって、複数枚発行できるカードや数枚のみ発行できるカード、またはそもそも発行できないビジネスカードがあります。

例えば…

・ライフカードビジネスライトプラス:最大3枚まで(追加カードの年会費は無料)

・オリコビジネスカードGold:最大20枚(追加カードの年会費は1枚につき「2,200円(税込」))

・JCB法人カード(一般):必要に応じて複数枚、発行可能(追加カードの年会費は1枚につき「1,375円)

あなたが従業員のために追加カードを発行したいなら、仮に年会費が発生しても複数枚発行できるビジネスカードを選ぶべきです。

しかし追加カードは2~3枚程度、そもそも発行するつもりがない方はその分、他のサービスが充実したカードやシンプルなカードを選んで年会費を抑えましょう。

サービスそのものが不要|決済だけならシンプルカードもおすすめ

・ビジネスカードは決済にしか使わない

・知り合いが持ってたからとりあえず発行したい

と、考えているならばシンプルなビジネスカードを選ぶべきです。

ビジネスサービスや付帯保険を殆ど利用しないなら、決済と最低限のサービスが付帯したビジネスカードで問題ありません。

必要のない機能やサービスが付帯すると、その分「多額の年会費」が発生するため、シンプルなビジネスカードを選べばコスト削減に繋がりますよ。

小規模事業者におすすめのビジネスカード3枚紹介

オリコEX Gold for Biz


小規模事業者の方に、最もおすすめしたいビジネスカードが「オリコEX Gold for Biz」です。

なぜ小規模事業者におすすめか?その理由は、ゴールドカードながらコストパフォーマンスの良いビジネスカードだからです。

ポイントサービス 「1,000円=1ポイント」還元され、更にゴールド会員限定でポイントが20%ずつ加算
Mastercardビジネスアシスト マスターカード会員限定でビジネスサービスが使える「ビジネスアシスト」海外出張や国内出張をサポートする「Mastercard T&E Savings」を用意
VISAビジネス&グルメオファー VISAが提供するビジネスサービス、そして会食や接待にふさわしい高級レストランや名店が並ぶグルメオファーを利用可能
クラウド会計ソフトfreee クラウド会計ソフトfreeeを、有料年額プラン(プロフェッショナルプラン及びエンタープライズプランを除く)」の契約初年分の料金につき、3ヶ月分の料金を割引
利用明細発行サービス 毎月の利用明細を一目で確認できる利用明細発行サービスが利用可能
タッチ決済サービス 専用端末にかざすだけで決済できる「タッチ決済サービス」を、Mastercardなら「Mastercardコンタクトレス」VISAでしたら「Visaタッチ決済」として利用可能
空港ラウンジ 国内主要空港とハワイ・ホノルル、韓国・仁川の空港ラウンジが無料
福利厚生優待サービス 福利厚生優待サービス「ベネフィット・ステーション」を会員、そして従業員が優待価格で利用可能
海外旅行傷害保険 最高5,000万円の海外旅行傷害保険が付帯
国内旅行傷害保険 最高5,000万円の国内旅行傷害保険が付帯
ショッピング保険 年間最高300万円のショッピング保険が付帯(自己負担額:1回の事故につき1万円。補償期限は、購入日より90日間)
資金調達サービス オリコEX Gold for Biz S(個人事業主向け)限定で、1万~100万円まで借入できる「キャッシングサービス」を用意

これだけの特典や優待を揃えているため、年会費も数万円かかるのでは?と思いますが、実は「年会費2,200円」で所有できます。

ビジネスサービスから、国内出張・海外出張時に役立つ空港ラウンジサービスや各種保険を揃えていますので、様々な小規模事業者のニーズを満たします。

もしビジネスカード選びに迷ったら、オリコEX Gold for Bizを発行してはいかがですか?

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード


続いておすすめしたいのが「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」です。

おすすめするポイントは、他のプラチナカードに引けをとらない機能性やサービスが付帯しながら、年会費「22,000円」で所有できるところです。

更に、年間200万円以上利用すれば年会費が「11,000円」になる特典付きです。

ポイントサービス 1,000円=1ポイントで永久不滅ポイントが貯まる(ポイント有効期限なし)
コンシェルジュサービス 24時間365日、専任のスタッフが相談や問い合わせに対応
セゾンマイルクラブ 「セゾンマイルクラブ」に登録すると、ポイントの他に「1,000円=10JALマイル」が貯まる(サービスの年会費5,500円(税込))
プライオリティ・パス 600以上の都市、148以上の国や地域で1,300ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」に無料で登録可能
ビジネスサービス ビジネスを効率化させるサービス「ビジネス・アドバンテージ」等を用意
顧問弁護士サービス 顧問弁護士サービス「リーガルプロテクト」が優待価格
海外旅行傷害保険 最高1億円の海外旅行傷害保険が付帯
国内旅行傷害保険 最高5,000万円の国内旅行傷害保険と「入院日額:5,000円」「通院日額:3,000円」が付帯
ショッピング保険 年間最高300万円のショッピング保険が付帯(自己負担なし。補償期限は、購入日より120日間)
乗継遅延&出航遅延・欠航・搭乗不能費用 乗継遅延&出航遅延・欠航・搭乗不能費用が共に「国内/海外:最高3万円」付帯
手荷物遅延&紛失費用 手荷物遅延&紛失費用が共に「国内/海外:最高10万円」付帯

ステータス性の高いカードに付帯する「プライオリティ・パス特典」更に、国内出張や海外出張の万一の事態に対応する「旅行傷害保険」が最高1億円も付帯します。

加えて、搭乗予定の航空機が遅延や欠航、または現地に到着したが荷物が遅延・紛失した時の補償まで充実しています。

ステータス性も高くコストパフォーマンスも高いビジネスカードを探している、または国内出張や海外出張を頻繁に行うならセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードをおすすめします。

シェルビジネスカード


営業や出張時に利用する営業車のガソリン代を抑えたいなら「シェルビジネスカード」がおすすめ。

と言うのもこのカード、昭和シェル石油の給油やサービスでお得になる「キャッシュバックサービス」そして「ガソリンスタンド専用カード」の2点があるからです。

それでは、各サービスを1つずつ解説しますので一緒に見ていきましょう。

シェルビジネスカード キャッシュバックサービス


シェルビジネスカードがあれば「昭和シェル石油」で提示されている「会員価格」で給油できる特典付きですが、これだけでは終わりません。

なんと、月々の利用金額に応じてキャッシュバックを受けられます。

例えば5月のシェルビジネスカードの利用代金が「60万円」としましょう。すると翌月、月間利用金額に応じてキャッシュバック率が決定します。

月間利用金額 キャッシュバック率
100万円以上 3%
80万円~100万円未満 2.5%
60万円~80万円未満 2%
40万円~60万円未満 1.5%
20万円~40万円未満 1%
5万円~20万円未満 0.5%
5万円未満 0%

5月に60万円利用したので「昭和シェル石油(ガソリン代・サービス料金含む)」「交通費・出張旅費(高速代も含む)」のみ受けられる7月のキャッシュバック率が「2%」に決定されます。

そして7月「昭和シェル石油」の利用代金が10万円、交通費・出張旅費が10万円としましょう。

翌月の8月には「昭和シェル石油の利用分×2+交通費・出張旅費」で計算するため「30万円」になりますね?

その後、先ほどの30万円を「キャッシュバック率」と掛け算しますので、キャッシュバック金額は「6,000円」になります。

キャッシュバック上限金額は「月間50万円」まで受けられますので、営業車を活用して全国各地へ出張や営業へ行かれるなら、持っておいて損はありません。

ガソリンスタンド専用カードが発行できます

シェルビジネスカードでは「昭和シェル石油のサービス&給油のみ:SS専用カード」または「給油のみ:FUELカード」の2種類のカードが別途作成できます。

SS専用カードは、昭和シェル石油で受けられるカーサービスや給油のみのビジネスカードであり、他店で決済利用は利用できません。

FUELカードは、「給油のみ」に利用できるビジネスカードのため、カーサービスは受けられませんし、もちろん他店の決済利用は不可能です。

ただ、こちらの2枚は従業員に持たせるのに適したビジネスカードです。

使えるのは、昭和シェル石油のサービスや給油だけですので、社員による不正利用を最小限にできます

仮に昭和シェル石油で個人的に給油やカーサービスを利用しても、本会員のカードと紐づいているため、いつ・どこで・何に利用したのかを明細ですぐに確認できます。

その他にも、シェルビジネスカードは「JCB法人会員向け」の各種ビジネスサービスが利用可能です。

シェルビジネスカードは「年会費:1,375円」SS専用カード&FUELカードは「年会費無料」で使えますので、営業車を利用した出張や営業が多い方におすすめの1枚です。

まとめ

小規模事業者の方々にとって、ビジネスカードのニーズはそれぞれ異なります。

例えば、ステータス性が高くコストパフォーマンスも申し分ないビジネスカードが欲しい方や、国内出張や海外出張が多い方。

または、営業車で日本全国へ出張するのでガソリン代をお得にするカードが欲しい方、そして決済だけしか使わない方と言ったように様々です。

しかしビジネスカードを発行する時、これまでに紹介した選び方のポイントを考慮せずに発行すると、あなたが本当に必要なサービスや機能を受けられない可能性があります。

そのような悲劇にならないよう、ビジネスカードに何を求めるか?そしてあなた自身の用途をもう1度確認してから発行しましょう。

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