一人暮らしを始める理由の多くが、大学や専門学校などへの進学や企業への就職、または親元から離れて独り立ちをしたい!という強い思いがきっかけとなっています。
一人暮らしの初期費用(敷金や礼金など)や引っ越しの費用、電気やガスや水道などの公共料金は、クレジットカードで支払えることをご存知でしょうか?
これらのすべてがカードのショッピング枠に当てはまるため、支払った費用に応じたポイントがしっかりと貯まります。
ここでは、一人暮らしをよりお得にするためのアドバイスと、おすすめのクレジットカード2枚を、審査を有利に進めるコツとともに紹介します。
一人暮らしスタート!まずはじめにかかる費用とは?
一人暮らしを始める際にかかる費用として、次のようなものが考えられます。
まずは初期費用
マンションやアパートに入居する際にかかる費用です。内訳は以下のとおり。
部屋代
いわゆる家賃と呼ばれる費用です。この部屋代を元にして、初期費用が算出されます。
敷金
部屋代の1ヶ月分から2ヶ月分が充てられます。
退去する際、原状回復費用(リフォーム代)が差し引かれて、入居者に返却される費用です。
礼金
大家さんなどの物件の所有者に対する、文字通り「お礼」の意味を込めた費用です。退去時に返却はされません。
部屋代の1ヶ月から2ヶ月分が相場となっていますが、中には礼金0円という物件も存在します。
仲介手数料
物件を紹介する不動産会社への報酬です。賃貸物件の場合、部屋代の半額または1ヶ月分が仲介手数料となることがほとんどです。
参考資料
宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額
「第四 貸借の媒介に関する報酬の額」
初期費用の目安
部屋代(月額) | 敷2・礼2・仲1・前1 | 敷2・礼1・仲1・前1 | 敷1・礼1・仲1・前1 |
---|---|---|---|
60,000円 | 360,000円 | 300,000円 | 240,000円 |
70,000円 | 420,000円 | 350,000円 | 280,000円 |
80,000円 | 480,000円 | 400,000円 | 320,000円 |
90,000円 | 540,000円 | 450,000円 | 360,000円 |
100,000円 | 600,000円 | 500,000円 | 400,000円 |
敷=敷金、礼=礼金、仲=仲介手数料、前=前家賃(入居前の契約時に支払う)
引っ越し費用
引越し費用は、荷物の量と移動距離、引っ越し作業を行う人数が基本となります。
それ以外には、ピアノの搬入やクレーン作業などの特殊作業が含まれるケースもあるでしょう。
それから引越し費用は、時期に応じて金額が大幅に変動します。
特に、2月20日~4月10日あたりまでは繁忙期に突入することから、少しでも費用を抑えたい方は、1月~2月15日あたりまでに引っ越しをするのがおすすめです。
引っ越しに関しては、こちらの記事もご参照ください。
⇒引っ越しはクレカキャンペーンサイトで申し込んで割引
生活必需品
冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどの白物家電や、椅子やテーブル、収納用の家具が該当します。
電子レンジや炊飯器、テレビやオーディオなどを加えても良いかもしれません。
フリマアプリなどを利用することで、安価に揃えることも可能です。
公共料金
電気、ガス、水道、携帯電話料金、NHK受信料などです。
公共料金をクレジットカード払いにすることで、納め忘れを防ぎ、ポイントが確実に貯まるメリットがあります。
大学生と社会人の1ヶ月にかかる費用の例
大学生 | 社会人 | |
---|---|---|
部屋代 | 60,000円 | 80,000円 |
食費 | 30,000円 | 50,000円 |
光熱費 | 15,000円 | 15,000円 |
通信費 | 10,000円 | 10,000円 |
交際費 | 20,000円 | 50,000円 |
合計金額 | 135,000円 | 205,000円 |
大学生と比較して社会人の場合、部屋代は都心部に移転または間取りが増える、食費や交際費が多めにかかるという前提で想定しています。
もちろん工夫次第でより少なく抑えることもできるでしょう。
一人暮らしにかかる費用はクレジットカードで節約をしよう!
これまでに紹介してきた一人暮らしにかかる費用は、クレジットカードの活用で節約につなげることが可能です。
部屋代(家賃)
一人暮らしの固定費である月々の家賃(部屋代)は、クレジットカードで支払える物件を選ぶことで、カードのポイントが着実に貯まります。
家賃がクレジットカードで決済可能な物件の見つけ方は、次のサイトが参考になるでしょう。
⇒アットホームでクレジットカードはこちら
⇒イオンカードde家賃はこちら
⇒「いい部屋ネット」大東建託のクレジットカード払いはこちら
⇒エポスカードで家賃保証ができる!ROOM iDはこちら
⇒アパマンショップでクレジットカード払いはこちら
公共料金
電気やガス、水道や携帯電話料金などの公共料金も、クレジットカードで支払うことができるようになっています。
先述した大学生と社会人の部屋代+光熱費+通信費で貯まるポイントを、後ほど紹介する3枚のクレジットカードとともに、以下の表にまとめてみました。
大学生 | 社会人 | |
---|---|---|
部屋代+光熱費+通信費 | 85,000円 | 105,000円 |
JCBカード W ポイント還元率1% |
850円相当(月間) 10,200円相当(年間) |
1,050円相当(月間) 12,600円相当(年間) |
リクルートカード ポイント還元率1.2% |
1,020円相当(月間) 12,240円相当(年間) |
1,260円相当(月間) 15,120円相当(年間) |
特に部屋代に関しては、大家さんまたは不動産管理会社への銀行振込というケースも少なくありません。
1回の振込手数料を440円とした場合、年間で5,280円がかかる計算です。
一方、クレジットカードで支払った際には、家賃80,000円であれば、月間で800円相当、年間で9,600円相当が還元されます。どちらがお得なのかは一目瞭然でしょう。
※JCBカード Wのポイント還元率1%で算出
食費(交際費)
食費(交際費)はクレジットカードの加盟店を利用することで、ポイントが通常の2倍以上貯まります。
例えばリクルートカードの場合、「HOT PEPPERグルメ」加盟店のネット予約および利用にて、通常の3倍のポイントをプレゼント中です。
一人暮らしにおすすめ!年会費無料&高還元率のクレジットカード2選
ここからは、一人暮らしにおすすめしたい、年会費無料で高還元率のクレジットカードを2枚選んで紹介します。
JCBカード W
JCBカード Wは、18~39歳の方が申し込める、年会費無料のクレジットカードです。
通常のJCBカードの還元率は0.5%ですが、このクレカは1.0%!
さらにAmazonやセブン-イレブンではポイントが常に2倍。
引っ越し代金も、電気、ガス、水道料金などの公共料金も還元率は1.0%です!
リクルートカード
リクルートカードは、ポイント還元率1.2%が特徴のクレジットカードです。
年会費は無料。VISAとMasterCardとJCBの国際ブランドから選ぶことができるようになっています。
電子マネーnanacoおよびモバイルSuicaへのチャージにも1.2%のポイント還元率を適用。
(チャージ上限金額3万円/月間)
VISAまたはMasterCardを選んだ際には、楽天EdyとSMART ICOCAへのチャージにも1.2%のポイントが付与されます。
ネットショッピングモール「ポンパレモール」では4.2%、じゃらんの宿泊予約にて3.2%のポイント還元を実現。
「HOT PEPPERグルメ」や「HOT PEPPER Beauty」の利用にて、2倍以上のポイントが貯まります。
年会費無料のクレジットカードの申し込みの際、「キャッシング枠0円」とすることで、審査の印象が良くなる傾向があると言われています。
入居時の初期費用をクレジットカードで支払う際には、カードの利用限度額を必ず確認しましょう。
カード会社では「一時増枠」に対応しているケースもあり。相談してみましょう。
今一番おすすめ!人気の多機能カード!Olive(オリーブ)フレキシブルペイ
三井住友銀行のOlive(オリーブ)フレキシブルペイは、幅広い年齢層に一番おすすめの人気のカードです。
1枚のカードで銀行口座からクレカまで便利に使えるからです。
万一、クレカの審査に落ちたとしても、
デビットカードとポイント払い、キャッシュカード機能が使用できる1枚で4役のカードです。
申し込みは⇒こちらからスマホで簡単。年会費は永年無料(一般のみ)。
三井住友銀行口座をお持ちの方なら、デビットモードは最短即日!
クレジットモードは最短5分でカード番号発行。
その他の銀行口座の方は最短3営業日発行になります。
カード1枚で4つの機能が使えるOliveフレキシブルペイ。
- キャッシュカード
- デビットカード/基本還元率0.5%
- クレジットカード/基本還元率0.5%~
- ポイント払い
この他にも、保険や証券まで1枚に凝縮できます。操作はアプリ内で簡単に切り替えるだけ。
1つのアプリで完結できるマルチナンバーレスカードです。
「Visa」「Visaのタッチ決済」または「iD」マークのあるお店で使うことができます。
おわりに
ここまで、一人暮らしでかかる費用はクレジットカードでお得に支払えることと、一人暮らしにおすすめしたい年会費無料&高還元率のカードを紹介してきました。
一人暮らしに限らず、家賃や公共料金などの固定費は、毎月確実にかかる費用です。
クレジットカード払いに変えるだけで、現金や銀行振込では得られないポイントが着実に貯まっていきます。
今回紹介した情報が、一人暮らしデビューとともに、キャッシュレス社会への旅立ちのお手伝いになれば幸いです。