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クレジットカード

入試検定料(受験料)・入学金・学費がクレジットカード払いできる!近畿大学など全国大学一覧

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大学の受験料(入試検定料)や、入学金や学費をクレジットカード払いできることをご存知でしょうか?
2010年代に入ってから、パソコンやスマートフォンを使った「インターネット出願」に対応している大学が見受けられます。

それに伴い、受験料をクレジットカードで支払える大学も増加中です。
特に2017年には、近畿大学が入学金や学費のクレジットカード納付を初導入。
他にも早稲田大学や日本大学、法政大学や筑波大学なども、2018年度の学費のクレジットカード払いの導入実績を記録しています。

受験料や入学金や学費のクレジットカード納付には、決済手数料がかかりますが、24時間いつでも手続きができることや、ショッピング扱いとなることから、カードのポイントが付与される点が、現金納付では得られない大きなメリットです。

ここでは、大学の受験料や、入学金および学費のクレジットカード払いの3つのメリットと、2つのデメリット。
インターネット出願手続きの流れと、受験料や入学金や学費のクレジットカード納付に対応している全国の大学名。そして受験料や、入学金や学費を納めるのにおすすめのカードを、3つ選んで紹介します。

大学の受験料(入試検定料)や入学金や学費をクレジットカード払いにする3つのメリット

大学の受験料(入試検定料)や入学金や学費をクレジットカード払いに切り替えることで、次の3つのメリットが得られます。

自宅で受験料や入学金、学費の支払い手続きが24時間いつでも完了できる

大学の受験料や入学金や学費をクレジットカード納付にするメリットのひとつに、自宅で支払いの手続きが24時間いつでも完了できる点があります。

銀行などの金融機関の窓口やATMで納付する際、訪問する時間帯(お昼時など)によっては、混雑しており、待ち時間を経てからの手続きとなるでしょう。特にATMの場合、1日の取引上限額※である50万円から100万円を超える金額は、入金作業ができません。
※特殊詐欺の防止が理由です。通常の場合は50万円ですが、窓口で手続きすることで100万円まで拡大します

お仕事や家事などの合間に入金手続きをすることを踏まえますと、自宅で受験料や入学金や学費の支払いが完結することが、クレジットカード納付の最も大きなメリットになるかと思われます。

学費の支払い忘れを防ぐ

クレジットカード納付の自動決済を選択することで、学費の支払い忘れを防ぐメリットもあります。

クレジットカードのポイントが貯まる

受験料や入学金や学費をクレジットカード決済にすることで、カードのポイントが付与されます。
※キャッシング枠ではなく、ショッピング枠となるためです

近畿大学の入学金25万円を、後ほど紹介する楽天ゴールドカードで支払った際には、250,000円×1%(ポイント還元率)=2,500円相当のポイントが付与されます。1年分の授業料1,085,000円(法学部、経済学部、経営学部)であれば、10,850円相当のポイントが貯まる計算です。

大学の受験料(入試検定料)や入学金や学費をクレジットカード払いにする2つのデメリット

大学の受験料や入学金および学費を、クレジットカードで納めることで、カードのポイントが貯まったり、銀行などの窓口やATMでの待ち時間がなくなるメリットが得られる一方で、次の2つのデメリットも存在します。

クレジットカードの決済手数料(事務手数料)がかかる

大学の受験料や入学金や学費のクレジットカード払いには、決済手数料(事務手数料)をプラスした金額が支払総額となります。

サービス名 決済手数料 カード払いに対応している主な大学
学費公共スマート払い 支払い金額の2.9% ・関東学院大学
・神戸女子大学
・東京都市大学
インターネット出願 1,100円
入学検定料の2%
※入学検定料
・慶應義塾大学:1,100円
・日本大学:1,100円
・東洋大学:入学検定料の2%
E支払いサービス 大学により異なる
※入学検定料
・慶應義塾大学:565円~4,400円
・早稲田大学:565円~4,400円
・筑波大学:500円
・専修大学:440円~5,900円

例えば、筑波大学の受験料は17,000円のため、「E支払いサービス」のクレジットカード払いを選択した際には、17,000円+500円(事務手数料)=17,500円がトータルの支払金額です。

筑波大学「入試日程・会場/受験料」

クレジットカードの利用限度額によっては未払いの可能性も

先述した近畿大学の入学金が25万円、年間の授業料1,085,000円ということを踏まえますと、クレジットカードの利用限度額によっては、未払いとなる可能性も考えられます。あらかじめカードの利用限度額を確認した上で、クレジットカード納付をご検討ください。

利用限度額については、カード会社への一時増枠を含めた増枠の相談や、アメリカン・エキスプレスのデポジット(事前にカード会社の指定口座に入金)などがあります。

インターネット出願手続きの流れ

ここからは、「学費公共スマート払い」と、「E支払いサービス」を例とした、インターネット出願手続きの流れを紹介します。

E支払いサービス

E支払いサービスで利用可能なクレジットカードは、以下のとおりです。

・VISA
・MasterCard
・JCB
・アメリカン・エキスプレス
※大学や学部によっては利用できないカードもあります

・個人情報などの必要情報の入力(パソコンまたはスマートフォン)

⇒クレジットカードで支払う(オンライン決済)
⇒支払い証明書をプリントアウト
※領収書の代わりです。不要な大学もあります
⇒支払い証明書を願書に貼り付けるか添付して提出

学費公共スマート払い

学費公共スマート払いで使えるクレジットカードは、VISAもしくはMasterCardです。事前に3Dセキュア(本人認証サービス)を済ませておくことをおすすめします。

3Dセキュア(本人認証サービス)は以下のリンク先(会員ページ)から手続き可能です
楽天カード:楽天e-Navi
セゾンカード:Netアンサー

「学費・公共料金の支払い」をタップし、画面に表示された利用規約を確認し、「利用規約を確認しました」にチェックを入れます。続いて、使用可能なメールアドレスを入力し、「送信」をタップ。

大学名、金融機関コード、店番号(支店コード)、カード情報などを入力し、「確認画面へ」をタップ。

手続きが完了しましたら、申し込み完了画面が表示されます。入力したメールアドレス宛に「振り込み完了通知メール」が届きますので、保管や印刷をしておきましょう。

「学費公共スマート払い」の、より詳しい手順は、以下のリンク先をチェックしてください。

「NTTスマートトレードご利用手順書」

受験料(入試検定料)をクレジットカードで支払える【全国大学一覧】

受験料(入試検定料)をクレジットカードで支払える全国の大学の一覧表です。

エリア 大学名
東京 亜細亜大学(私立)
栃木・東京・福岡 帝京大学(私立)
千葉・東京 帝京平成大学(私立)
北海道・東京・神奈川・静岡・熊本 東海大学(私立)
東京 和光大学(私立)
福井 福井工業大学(私立)
愛知 名古屋学院大学(私立)
京都 京都精華大学(私立)
大阪 大阪成蹊大学(私立)
太成学院大学(私立)
兵庫 流通科学大学(私立)

参考資料:インターネット出願・入学検定料決済取扱い大学
E支払いサービス

入学金や学費をクレジットカード払いできる大学は?

入学金や学費をクレジットカードで支払える大学は、近畿大学が代表的です。あらかじめ「UCARO(https://www.ucaro.net/)」に、メールアドレスとパスワードを登録しておきましょう。

お手元にクレジットカードと入学金または学費の振込依頼書を用意してから、UCAROにログインし、「受験一覧」より「入学手続」を選択後、一番下の「決済手続」までスクロールします。

「決済手続」をタップ。

「決済方法の選択」画面にて、一括払いなどの決済方法を選んでチェックを入れてから、「決済手続へすすむ」をタップ。

「クレジットでのお支払い」より「クレジットをタップ。VISAまたはMasterCardが利用できます。

「クレジット決済業務に伴う個人情報の取り扱いについて」に目を通してから、「同意して次へ」をタップ。

クレジットカード番号(15桁など)やセキュティコード(3桁など)を入力し、支払い回数を選んだ後に、「お支払い」をタップ。

こちらの画面が表示されますので、「OK」をタップ。

入学金もしくは学費のクレジットカード納付が完了しました。
近畿大学の入学金、または学費のクレジットカード払いの決済手数料は、以下の表のとおりです。

入学金/学費 決済手数料
~100,000円 1,000円
100,001円~300,000円 1,500円
300,001円~500,000円 2,500円
500,001円~700,000円 3,500円
700,001円~900,000円 4,500円
900,001円~1,100,000円 5,500円
1,100,001円~1,300,000円 6,500円
1,300,001円~2,000,000円 7,500円
2,000,001円~3,000,000円 11,000円
3,000,001円~5,000,000円 20,000円

近畿大学以外にも、早稲田大学や明治大学、法政大学や日本大学などが、「学費公共スマート払い」による学費のクレジットカード納付への対応実績(2018年度)があります。

学費公共スマート払い「主な実績校」

入試検定料(受験料)・入学金・学費払いにおすすめのクレジットカード3選

ここからは入試検定料(受験料)や、入学金や学費を納める際におすすめのクレジットカードとして、次の3枚を紹介します。

・楽天ゴールドカード
・ゴールドカードセゾン
・アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

楽天ゴールドカード

楽天ゴールドカードは、年会費2,200円で発行することができるゴールド・クレジットカードです。国際ブランドはVISA、MasterCard、JCBの3種類から選ぶことができます。年間2回まで、羽田空港や関西国際空港などのラウンジを無料にて利用可能。パリやニューヨークなど38ヶ所の海外トラベルデスクにて、無料サポートが受けられます。

楽天ゴールドカードのポイント還元率は1%。楽天市場の利用にて最大5倍(還元率5%)のポイントが付与されます。貯まった楽天ポイントは、ANAのマイルなどへの交換や、楽天市場でのショッピングの購入代金などに使うことが可能です。

楽天ゴールドカードの利用限度額は最大200万円。他にも最大2,000万円補償の海外旅行傷害保険を付帯しています。

ゴールドカードセゾン

ゴールドカードセゾンは、初年度の年会費無料、2年目以降は11,000円の年会費で作成できるクレジットカードです。最大500万円まで選択可能なショッピング利用限度枠を用意しています。国際提携ブランドは、JCBとVISAとMasterCardの3種類。最大3,000万円補償の海外および国内旅行傷害保険が自動付帯となっています。

ゴールドカードセゾンのポイント還元率は0.5%。ネットショッピングの際、「セゾンポイントモール」を経由することで、最大30倍(還元率15%)のチャンスも。

貯まった永久不滅ポイントは、加盟店での購入代金に充てられるのはもちろんのこと、ANAマイルやAmazonギフト券などと交換できます。「ポイント運用サービス」にて、永久不滅ポイントを日本株や外国株などに投資することも可能です。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(以下アメックスゴールド)は、年会費31,900円で持つことができるクレジットカードです。家族カードは1枚めに限り年会費無料ですが、2枚め以降は13,200円の年会費となります。

成田国際空港や中部国際空港などの空港ラウンジが無料で利用できる他、世界各国のハイグレードな空港ラウンジサービスの「プライオリティ・パス」に無料で登録可能です。

アメックスゴールドのポイント還元率は1%ですが、メンバーシップ・リワード・プラス(年会費3,300円)への加入にて、加盟店の利用時に「3%」のポイントを付与。ANAマイルへの移行も1000ポイント=1000マイルへと変わります。

アメックスゴールドの利用限度額は、10万円から利用実績に応じて変動。大学の入学金の納付などで一時的に増枠したい場合には、事前にアメックスの指定口座に入金するデポジット(事前承認手続き)の利用にて、大幅に拡大することも可能です。最大1億円補償の海外旅行傷害保険や、年間最大500万円まで補償のショッピング・プロテクション(海外/国内)も付帯されています。

おわりに

ここまで、大学の受験料や入学金、学費をクレジットカードで支払うことの3つのメリットと2つのデメリット。大学受験の際の「インターネット出願」手続きの流れ。受験料をクレジットカードで納められる全国の大学一覧や、近畿大学を例とした入学金や学費のクレジットカード納付の手順。そして受験料や入学金や学費の支払いにおすすめの、クレジットカード3枚を紹介してきました。

受験料や入学金や学費をクレジットカード納付に切り替えることで、24時間いつでも入金手続きが可能です。銀行などで無為な待ち時間を過ごすこともなくなるため、時間の有効活用にもつながります。特にお仕事や家事などで多忙な方ほど、導入する価値が高くなるでしょう。この機会に是非、ご検討ください。

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