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法人クレジットカードの年会費永年無料と有料を比較!おすすめの10選

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法人クレジットカードを利用することで、経費の一括管理などのメリットがあります。

とはいえ、起業して間もない事業者や、個人事業主などの場合、できれば法人クレジットカードにかかる費用を節約したいと考える人もいるかもしれません。

その点において、年会費永年無料の法人クレジットカードは、確実に必要となる「年会費」が「永年で無料」となることから、手数料やコスト削減に大きく役立つと言えるでしょう。

ここでは、法人カードの年会費永年無料カードと、楽天やJCBほかの有料カードを比較した上で、おすすめのカードを10枚選んで紹介します。

法人クレジットカードの年会費永年無料と有料、実際のところどちらがお得?

まずは、年会費永年無料の法人クレジットカードのメリットとデメリットを記すことによって、年会費有料のカードとの比較をしていきます。

年会費永年無料の法人クレジットカードのメリット

年会費永年無料の法人クレジットカードのメリットには、次のようなものがあります。

メリット1:年会費が無料

法人クレジットカードを所有しているだけで発生する年会費が「永年無料」のため、そのための経費を捻出する必要がありません。

メリット2:追加カードも無料

従業員用の法人クレジットカードの追加についても、無料で発行可能です。
そのことから、カードの枚数が増えることによる経費の増加を、考慮しなくても良いメリットがあります。

メリット3:ビジネス用のサポートが受けられる

年会費が無料の法人クレジットカードであっても、それぞれのカード会社が提供しているビジネス用のサポートを受けられるようになっています。
法人クレジットカードならではのメリットと言っても過言ではないでしょう。

年会費永年無料の法人クレジットカードのデメリット

年会費永年無料の法人クレジットカードには、魅力的なメリットを持つ一方で、デメリットも存在します。

デメリット1:ポイント還元が設定されていない

年会費永年無料の法人クレジットカードでは、一般的なクレジットカードでおなじみの「ポイント還元」が設定されていないものもあります。
特に法人クレジットカードの場合、個人用と比較して、利用金額も高額になる可能性があります。

ポイント還元がないことで、本来なら得られたはずのポイントが利用できなくなるため、利用金額によっては見えないデメリットとなるかもしれません。

デメリット2:付帯保険・付帯サービスの物足りなさ

年会費永年無料の法人クレジットカードは、やはり有料のものと比較しますと、付帯保険や付帯サービスの点で物足りなさを感じるかもしれません。

法人クレジットカード「年会費永年無料と有料カードの比較表」

年会費永年無料と有料の法人クレジットカードの比較を、よりわかりやすくするために、以下の表にまとめてみました。

法人クレジットカード(年会費有料) 法人クレジットカード(年会費永年無料)
年会費 永年無料(条件付きのカード有) 有料(1,000円~10万円以上)
ポイント還元 0.5%~1%以上、設定されていないカードもあります 0.5%~1%以上、利用スポットや利用状況で増加します
ビジネス用サポート 提供されていますが、有料と比較すると少なめです カード会社、海外ブランドごとのサービスがあります
カードデザイン 一般カードとの違いがわかりにくいものもあります ひと目で法人クレジットカードとわかるデザインです
付帯保険
(海外旅行・国内旅行)
設定されていないカードもあります カード会社ごとの付帯保険があります
ショッピング保険 設定されていないカードもあります カード会社ごとのショッピング保険があります
追加カード
(従業員用)
発行可能ですが、利用店舗などの制限があるかもしれません 発行可能です。海外ブランドなどが利用できるところであれば問題なく利用できます
会計ソフトとの相性 中には連携がスムーズにできないカードもあるようです 会計ソフトと連携することを前提で発行されているため、相性は抜群です

年会費永年無料の法人クレジットカードのおすすめ4選

ここからは、年会費永年無料の法人クレジットカードのおすすめとして、「三井住友カード ビジネスオーナーズ」「ライフカードビジネスライトプラス」と「P-one Bisiness MasterCard」、そして法人カードではありませんが、引き落とし口座を法人名にできる「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」を紹介します。

年会費永年無料「三井住友カード ビジネスオーナーズ」

三井住友カード ビジネスオーナーズ」は、年会費永年無料で所有できる法人クレジットカードです。

三井住友カード ビジネスオーナーズのポイント還元率は0.5%です。
ただし、ポイントUPモールを経由したインターネットショッピングで、ポイント還元率を+0.5%~9.5%にすることも可能となっています。

  ※2023年2月現在
  ※ポイント還元率は予告なく変更となる場合がございます

年会費永年無料「ライフカード ビジネスライトプラス」

ライフカード ビジネス ライトプラス」は、法人クレジットカードの中でも数少ない年会費永年無料のカードです。

提携ブランドは、JCBとMasterCardとVISAの中から選ぶことができます。

MasterCardを選択した場合には、「MasterCardビジネス・アシスト」、VISAを選んだ場合なら、「VISAビジネスオファー」および、「VISAビジネスグルメオファー」といった、ビジネスに特化したサービスを受けることができます。

その他にも、契約などのビジネス上の問題があった際に役立つ「弁護士無料相談サービス」や、簿記の知識が充分でなくても簡単に帳簿が作成できる「クラウド会計ソフトfreee(フリー)」、福利厚生サービス「ベネフィットステーション」などの特典がついてきます。

条件付き永年無料「P-one Bisiness MasterCard」

P-one Bisiness MasterCard」は、1年目の年会費は無料ですが、2年目以降は、2,200円の年会費がかかります。

ただし、1年目にたった1回でも利用していれば、2年目の年会費も無料となるシステムです。
そのため、適度に利用することで、年会費を永年無料とすることも可能となっています。

「P-one Bisiness MasterCard」の基本のポイント還元率は、0.5%に設定されていますが、分割払いやリボ払いの利用で、2倍の1%にすることもできます。

他にも、会員専用のオンラインストアである「ポケットモール」を経由したネットショッピングで、最大で30倍のポイント還元(15%)を得ることも可能です。従業員用の追加カードは6枚まで発行できます。

最短5分で発行できる「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」は、通常のプラスチックカードと、スマホに5分で作れるナンバーレスのデジタルカードがあります。どちらも年会費は年に1回、カードを利用するだけで年会費は無料になります。
利用しない場合には翌年の年会費は1,100円。

「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」のポイント還元率は0.5%ですが、有効期限が設定されていない「永久不滅ポイント」というメリットがあります。
法人クレカではありませんが、法人の口座を引き落とし口座を指定することができるので、そのまま経費算入できます。ただし、通帳は法人名+代表者名の記載があることが条件です。

年会費2,200円以下!年会費の安いおすすめ法人クレジットカード5選

ここからは、比較的年会費の安い2,200円以下の、おすすめ法人クレジットカードを7つ選んで紹介します。

2,200円の年会費は、年間で40万円以上の利用が条件となりますが、ポイント還元(還元率0.5%以上)で充てることも可能です。

「JCB法人カード 一般」

JCB法人カード 一般」は、初年度の年会費が無料で利用できる法人クレジットカードです。

2年目以降の年会費は1,375円で、従業員用の追加カードも同様の、年会費初年度無料、2年目以降1,375円にて発行することができます。

「JCB法人カード 一般」のポイント還元システム「OkiDokiポイント」は、0.5%となっています。
交通費や宿泊費はもちろんのこと、公共料金や法人税などの税金の支払いにも、ポイント還元されるため、知らず知らずのうちにポイントが貯まっていたということもあるかもしれません。

「OkiDokiランド」や「JCBオリジナルシリーズパートナー」を利用することで、2倍(1%)から10倍(5%)以上のポイントを得るチャンスもあります。

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「UC法人カード 一般」

UC法人カード 一般」は、年会費1,375円で所持できる法人クレジットカードです。
従業員用の追加カードも、同じく年会費1,375円にて発行可能です。
国際ブランドは、VISAとMasterCardの2種類から選ぶことができます。

「UC法人カード 一般」では、ETCカードが年会費無料で最大99枚まで作成することができます。
そのため、社用車での高速道路での移動の多い業種の法人事業者や個人事業主に、特におすすめのカードと言えるでしょう。

「UC法人カード 一般」のポイント還元率は0.5%ですが、有効期限のない「永久不滅ポイント」のため、いつでも「UCギフトカード」や「出光キャッシュプリカ」などに交換することができます。

「EX Gold for Biz MとS (エグゼクティブ ゴールドフォービズ エムとエス)」

EX Gold for Biz S」は、個人事業主向けの法人クレジットカードです。
一方、「EX Gold for Biz M」は、法人代表者を対象とした法人クレジットカードです。
どちらも、初年度の年会費が無料、2年目から年会費2,200円にて利用することができます。

ETCカードが年会費無料で発行可能です。

提携ブランドは、MasterCardとVISA。
タッチ決済です。

「EX Gold for Biz S」のポイント還元率は0.5%です。
年間の利用金額に応じて、翌年度のポイント還元率が0.6%から1.1%に上昇します。
貯まったポイントはオリコポイントやANAやJALのマイレージなどと交換可能です。

「楽天ビジネスカード」

楽天ビジネスカード」は、「楽天プレミアムカード」の付帯カードではありますが、年会費2,200円で発行することができる法人クレジットカードです。

そのため実際には、「楽天プレミアムカード」の年会費11,000円と合わせて13,200円の年会費となります。

法人代表者の個人経費用を「楽天プレミアムカード」、法人系費用を「楽天ビジネスカード」といった使い分けをすることで、経費管理の簡略化につながります。
ポイント還元率は1%ですが、楽天市場などの提携サービスを利用することで、最大13%のポイント還元が実現可能です。

他にも、”プレミアムカード”ならではのサービスである、「プライオリティ・パス」も受けることができます。
そのため、ワンランク上の法人クレジットカードを求める事業者におすすめのカードと言えるでしょう。

「ライフカードビジネスライトプラスゴールド」


ライフカードが提供するビジネスカードから新しく「ライフビジネスライトプラスゴールド」が登場です。

既存のライフカードビジネスライトプラスと同じ機能を備えながら、ゴールドカード特典を多数用意。

例えば、国内主要空港ラウンジを無料で利用できますし、海外旅行傷害保険が最大2,000万円付帯します。

国内旅行傷害保険は最大1,000万円用意されており、更にショッピングガード保険&シートベルト保険を最大200万円補償します。

その他にも、国際ブランド「VISA」を選択することで「VISAビジネスオファー」「VISAビジネスグルメオファー」を利用できますし、MasterCardを選択すれば「Mastercardビジネス・アシスト」と言った、ビジネスサポートを使えます。

気になる年会費も2,200円と言うコストパフォーマンスの良さを見せますので、ライフカードビジネスライトプラスよりも手厚い保険やサービスを受けるなら、ライフビジネスライトカードゴールドをおすすめします。

おわりに

法人クレジットカードの中には、年会費が永年無料となるものや、年会費2,200円以下など、比較的安く発行できるものもあります。

特にコストパフォーマンスを重視する、法人代表者や個人事業主におすすめと言えるでしょう。

ここで紹介したおすすめの10枚を、法人クレジットカードを作る際の参考にしてみてください。

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