結論から言ってしまいます。
家族カードのメリットは、
・審査に不安があってもクレカが持てる
・ポイントが家族でまとめられる
・旅行傷害保険などの付帯サービスが使える
年会費無料のクレジットカードであれば、家族カードも無料。それなのに、ポイントやサービスは本会員同様に付きます。
そこで、年会費無料で高還元のクレジットカードを3枚ピックアップしてみました。
申し込み条件はいずれも、生計を同一にする18歳以上の親や子ども。生計を同一についてはすぐ下で説明していますが、つまり生活費が同じサイフから出ていれば生計を一にするということです。
利用限度額目安 | 家族カード発行枚数 | 還元率 | |
楽天カード | 10~100万円 | 5枚 | 1.0% |
イオンカードセレクト | 3枚 | 0.5%(イオングループで1.0%) | |
リクルートカード | JCB8枚、マスターカードとVISAは19枚 | 1.2% |
家族カードの発行枚数にはバラつきがあります。それにしてもリクルートカードの19枚はスゴイですね!
家族カードとは?同居していなくても大丈夫!
通常のクレジットカードを作成した人のことを「本会員」と呼びますが、この本会員の家族が作成できるカードが「家族カード」です。
ちなみに、家族カードを作成した人は「家族会員」と呼ばれます。
中には家族カードがないクレジットカードもありますが、よく名前を聞くクレジットカードならたいてい家族カードが作成可能です。
家族カードが発行できる対象者は、基本的に以下のように決まっています。
・生計を同一にする配偶者、親、子ども
・子どもは18歳以上
同居していない親でも、カード本会員と生計が同一ならば家族カードを作成することができます。
例えば、
・離れて暮らす両親に送金している
・離れて暮らす子どもに送金している
同じ本会員のサイフから送金されているので、家族カードを作ることができます。
家族カード3つのメリット!
家族カードを作成するメリットはたくさんありますが、主に次の3つに集約できます。
専業主婦や学生、無職でもカードが持てる!
家族カードの作成にも入会審査があります。
しかし本会員の審査に比べたらかなりハードルが低く、家族カードの対象者であれば基本的に審査に通るというのが通説です。
そのため専業主婦や無職、フリーター、学生など、一定額の収入がないためにカードを作りにくい職業の方も、比較的カードが作りやすくなるのです。
ちなみになぜ審査のハードルが下がるのかというと、本会員が安定した一定額以上の収入を得ているから。
カード会社にも「カード会員を増やしたい」という思惑があるので、家族カードを発行しやすくしているのではないでしょうか。
家族全員でポイントを貯められて、年会費も割安!
家族カードで買い物をした場合、その代金に対してもポイントが付与されます。
家族がそれぞれ行動してカード払いをしていると、本会員が一人で買い物をしているときよりも、多くのポイントを集めやすくなります。
(例)ポイント還元率1%のカード(1ポイント=1円相当)を持っていた場合の比較
A.夫が本会員、家族カードは未発行の場合
夫のカード利用額:月10万円
家族分:なし
月間獲得ポイント数…10万円×1%=1,000ポイント(1,000円相当)
年間獲得ポイント数…1,000円×12ヶ月=12,000ポイント(12,000円相当)
B.夫が本会員、配偶者、長女、次女(ともに大学生)
夫のカード利用額:月10万円
妻のカード利用額:月10万円
長女のカード利用額:月3万円
次女のカード利用額:月2万円
月間獲得ポイント数…(10万円+10万円+3万円+2万円)×1%=2,500ポイント(2,500円相当)
年間獲得ポイント数…2,500ポイント×12ヶ月=30,000ポイント(3万円相当)
家族全員でカードを使うと、ポイントがザクザク貯まってお得ですね。
それから、年会費でもお得な点があります。
まず年会費無料カードなら家族カードも無料で作成可能です。
さらに年会費有料のカードでも、家族会員だと年会費が割安になることが多いです。
例えば、ステータスの高いゴールドカードで有名な「アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード」の年会費は、このようになります。
・本会員:31,900円
・家族会員:1枚目は無料、2枚目以降は13,200円
本会員なら税込3万円以上かかるのに、家族なら1人は無料で持てます。
家族カードとはいえゴールドカードが無料で作成できるなんて、なかなかお得ですよね。
海外旅行傷害保険などの付帯サービスが利用できる
家族カードを持っていると、カードに付帯されている「海外旅行傷害保険」などの付帯サービスも、本会員とほぼ同様に受けられます。
例えば海外旅行保険が付帯されているカードを家族も持っていると、家族で海外旅行に行って万一のことがあったときに、家族分も保険金が下りるようになるのです。
海外旅行保険に別途加入する必要がなくなるので、保険料の節約にもつながりますよ。
なおこの旅行傷害保険の対象になるのは、「そのカードで旅行代金や行き帰りの交通費を支払っている場合」という条件がついているカードも多いです(これを「利用付帯」といいます)。
もし直近で利用する予定がある方は、公式サイトなどで付帯条件を確認してみてくださいね。
家族カードのデメリットはメリットでもある
家族カードは比較的メリットが多いですが、デメリットになりうることもありますので2つ紹介しておきます。
本会員の利用可能額以上は使えない
本会員と家族会員がカードを利用できる金額は、本会員のカード利用可能額の範囲内まで。
この利用可能額を超えると、前月分の支払いが終わって数日経つまで、家族全員がカードを使えなくなってしまいます。
「子どもや親に家族カードを渡しておいたら、利用可能額いっぱいまでカードを使われてしまい、予定していたカード引き落としができなくなった」という事例もあります。
カードの使い過ぎ抑止にもなりますね。事前に家族の利用枠を決めておけば問題ないです。
家族のカード利用額が合算、利用履歴が共有される
家族カードを利用した代金は、本会員や他の家族会員と合算で支払います。
本カードや家族カードごとに支払いを分けることはできません。
また、カードの利用履歴は家族内で共有され、利用状況を一括で管理できます。つまりバレバレになります。
この二つの特徴については、メリットともデメリットとも言えるでしょう。
家族全体のカード利用額を一括で管理できることは便利だ、と捉える方にはメリットに。
家族に利用履歴を知られたくないし、自分の利用分は自分の口座から直接支払いたい、という方にはデメリットになります。
家族カードも年会費無料で作れる!おすすめクレジットカード3選
では本会員と家族会員が共に年会費無料でカードを作れる、人気のクレジットカードを3つご紹介します。
日々の生活で使いやすく、メリットもたくさんあるカードばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ちなみに家族カードの申込みは、基本的に本会員がマイページや申し込みフォームから申し込み手続きをします。
家族が勝手に申し込むことができない仕様になっています。
家族カードのおすすめ①楽天カード
楽天カードは会員数が非常に多い人気クレジットカードのひとつです。
その魅力はなんといっても、ポイントがザクザク貯まりやすいこと!
家族と一緒にポイントを有効活用できる、おすすめの一枚ですよ。
申し込み対象・家族カードを発行できる枚数
楽天カードの家族カードを申し込めるのは、「生計を同一にする配偶者、親、子ども(18歳以上)」の方。
生計を同一にする同性パートナー(LGBT)もお申し込みが可能です。
発行できる枚数は「5枚まで」となっています。
なお、すでに楽天銀行カードや楽天カードアカデミーなどを持っている方は、家族カードに申し込めませんのでご注意ください。
使えるカードブランド
家族カードのカードブランドは、本会員のカードと同じブランドになります。
例えば本会員のカードがVISAなら、家族カードもVISAで発行されるということです。
ちなみにカードデザインも本会員カードと同じものになりますよ。
発行方法は二通り
楽天カードの家族カードは、本会員のカードと同時作成する場合と、すでに本会員が楽天カードを持っている場合とで、発行方法が変わります。
家族カードの申し込みページには上記のように入り口が二つありますので、本会員と同時作成するなら左側を、すでに本会員がカードを持っているなら右側をクリックしてください。
左側は楽天カードの新規申し込みページへ、右側は楽天の会員サイト「楽天e-NAVI」につながっています。
ポイント還元率・お得な制度
楽天カードは利用額100円につき1ポイントがつく、ポイント還元率1%のカードです。
年会費無料カードで還元率1%は高いといえます。
さらに楽天市場など、他の楽天サービスでカードを使うと、ポイントが2倍3倍とアップしていくので、楽天グループのサービスをよく使う方ならさらにおすすめです。
また家族カードで集めたポイントは集めた本人が利用できますが、50ポイント以上・1ポイント単位で他の家族に移すこともできます。
家族間でポイントを分け合えるのも便利ですね。
保険などの付帯サービス
楽天カードには「海外旅行傷害保険」や、ハワイで使える「楽天カード・ハワイラウンジサービス」、WiFIレンタルやレンタカーの優待サービスなどが付帯しています。
このうち海外旅行傷害保険は家族会員も、ハワイラウンジは同行者も利用できます。
単身での海外出張や友人との旅行だけでなく、家族旅行でも活用できますね。
家族カードのおすすめ②イオンカードセレクト
イオンカードセレクトも、本会員・家族会員とも年会費無料で使える便利なカードです。
日頃からイオンやイオンモール、ダイエー、マックスバリュ、まいばすけっとなどを利用する方は、さらにお得に利用できちゃいます。
申し込み対象・家族カードを発行できる枚数
イオンカードセレクトの家族カードに申し込めるのは、「生計を共にする配偶者・親・子供(18歳以上で高校生を除く)」です。
作成できる家族カードは3枚まで。
既に解約されている家族カードも含みますのでご注意ください。
ちなみにイオンカードには55歳以上が作成できる「G.Gマーク付きイオンカード」がありますが、55歳以上の家族ならG.Gマーク付き家族カードも発行できます。
使えるカードブランド
イオンカードセレクトのカードブランドは、VISA、MasterCard、JCB。
家族カードは、本会員と同じカードブランドになります。
もし本会員がカードブランドを変更した場合には、家族カードのブランドも変更されるそうです。
ちなみに家族カードで発行されるのは、イオンカード(WAON一体型)。
イオン銀行のキャッシュカード機能は付いていないカードです。
発行方法
イオンカードセレクトの家族カードは、会員ページ「イオンスクエア」から申し込みます。
申し込みから審査までオンラインで完結しますので、とても便利ですね。
ポイント還元率・お得な制度
イオンカードセレクトは、200円ごとに1ポイントが貯まる、ポイント還元率0.5%のカードです。
しかしイオンやイオンモールなどのイオングループ対象店舗で利用すると、200円につき2ポイントが貯まるので、1%還元が受けられます。
さらに毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は、買い物代金が5%OFF!
もちろん家族カードも同じようにポイントが貯まります。
イオングループのお店を使う方なら、家族みんなで持っておきたいカードですよね。
保険などの付帯サービス
イオンカードセレクトには、海外旅行傷害保険などの保険サービスは付帯しておりません。
家族カードも同様です。
ただ国内・海外問わず利用できますし、万が一盗難・紛失のトラブルにあったときには、「クレジットカード盗難保障」が適用されます。
海外でも安心して利用できますね。
家族カードのおすすめ③リクルートカード
リクルートカードは、知る人ぞ知る高還元率の年会費無料カードです。
「じゃらん」や「ホットペッパー・ビューティー」などリクルートのサービスを使う方はもちろん、それ以外の方も一枚作っておいて損はないですよ。
申し込み対象・家族カードを発行できる枚数
リクルートカードの家族カードに申し込めるのは、「本会員と生計を同一にする配偶者・親・子供(高校生を除く18歳以上)」です。
もし本会員が学生の場合、家族カードの発行はできないのでご注意ください。
発行できる家族カードの枚数は、JCBカードだと8枚まで、Visaカードなら19枚まで。
他のカードよりも相当多くの家族カードを作成できるので、大家族でも安心です!
使えるカードブランド
リクルートカードのカードブランドは、VISA、MasterCard、JCBから選べます。
家族カードは自動的に本会員と同じブランドになりますよ。
発行方法
リクルートカードの家族カードを作成するには、本会員のマイページから申し込みます。
リクルートIDを手元に用意して、ログイン画面に進むとスムーズです。
ポイント還元率・お得な制度
リクルートカードのポイント還元率は、驚異の1.2%。
年会費無料カードの中ではかなり高い水準です。
家族カードで利用した分ももちろんポイントの対象になりますので、家族全員でザクザク貯められますね。
なお貯めたポイントは「リクルートポイント」になり、じゃらんnetやホットペッパーなどのサービスで使えます。
またリクルートIDにPonta会員IDを登録すれば、ローソンなどで使える「Pontaポイント」に交換することも可能。
日常生活で使うなら、定期的にPontaポイントに換えておく方が便利かもしれません。
保険などの付帯サービス
リクルートカードには、海外旅行時に利用できる「海外旅行傷害保険」などの付帯サービスを利用できます。
家族カードでの利用条件は、詳しくはカード会社のサイトでご確認ください。
またリクルートカードは本会員・家族会員とも、カードで購入した商品を破損・盗難された場合に、損害額を保障してもらえる「ショッピング保険」を付帯しています。
国内・海外問わず、購入日より90日間保障がついているので、安心して買い物できますね。
まとめ
家族カードは、本会員の家族だからこそ使える、お得で便利なクレジットカードです。
中でもおすすめなのは、ポイント還元率が高くて使い勝手のよいカード。
家族みんなでお得な生活を満喫してはどうでしょうか?