微笑みの国・タイの首都バンコクは、近年経済的に大きく発展している東南アジアの大都市です。
日本企業も現地に多数進出しており、日本人も多いことから、「一度はバンコクに行ってみたい」と思われる方も多いのではないでしょうか?
今回は、バンコクへマイルを使って行く方法と、各航空会社のマイル数を徹底調査しました。
マイルを貯めることはそれほど大変なことではありません。
当サイトを読むと、飛行機に乗らなくても!? 来年はきっとバンコクの空の下。
バンコクってどんな街?
バンコクは近年、経済的に大きく発展したことで、シンガポールやジャカルタに次ぐ大都市へと変貌を遂げました。
観光地としても有名で、豪華絢爛な寺院や歴史的建造物など、見所が多数存在するため、東南アジア観光の拠点としても重要な役割を担っています。
バンコクの中心地にはチャオプラヤー川が流れており、川を上り下りするボートを交通手段として利用する他に、昼は川下りをしながら川岸に見る寺院巡り、夜は煌びやか、かつ幻想的な雰囲気の中で楽しむディナークルーズなど、1日を通して人々を魅了しています。
街中は活気で満ちていて、人々のパワフルな生活を肌で感じることができます。
郊外には、バンコクから日帰りで行ける「ラン島」の美しいビーチや、古都「アユタヤ遺跡」などがあり、都内観光だけは物足りない方にもオススメです。
バンコクへのアクセスは?航空会社や飛行時間をチェック!
日本からバンコクへの直行便は、フルサービスキャリアでは、
「ANA」
「JAL」
「タイ国際航空」が就航しています。
ローコストキャリア(LCC)では、
日系では「Peach」、
外資系では「エアアジア・ジャパン」をはじめ、多数就航しています。
バンコクまでの飛行時間は、日本各地から約6時間〜8時間程度かかりますので、約半日を飛行機の中で過ごすことになります。
到着後のことを考えると、できるだけフルサービスキャリアで、機内でもゆったり快適に過ごしたいというのが本音のところではないでしょうか。
マイルって何?マイルを使うと何がお得なの?
皆さんは「特典航空券」という、マイルを使った航空券をご存知でしょうか。
マイルとは、「ANA」や「JAL」などのフルサービスキャリアで貯められるポイントのことです。
このポイントを航空券に交換すると、「ほぼ無料で飛行機に乗れる」ことに加え、「航空券を購入した人と同様のサービスを受ける」ことができます。
マイルを利用すれば、交通費を抑えながらサービスを存分に受けることができますので、バンコクまでの移動がより楽しく快適になることは間違いありません。
バンコクまでのマイル数はどれくらい必要?航空会社によって違うの?
バンコクまでのマイル数は、各航空会社によって必要マイル数の設定が異なります。
例えば直行便・普通席で往復する場合、必要マイル数は以下の通りです。
ANA・タイ国際航空 | 30,000マイル〜38,000マイル |
JAL | 24,000マイル〜35,000マイル |
ブリティッシュエアウェイズ | 25,000Avios(ブリティッシュエアウェイズは「マイル」ではなく「Avios」) |
以下では各社のマイルについて詳しくご紹介します。
<ANA・タイ国際航空の場合>
ANAで貯めたマイルは、ANAの特典航空券と、タイ国際航空の特典航空券に交換することができます。
というのは、2社ともに「スターアライアンス」に加盟しており、マイレージプログラムの提携があるからです。
特にANAやJALの直行便がなく、タイ国際航空の直行便しか運航していない空港から出発する予定であれば、ANAマイルは一番利便性が良いと言えるでしょう。
ANAの場合、搭乗日によって「ローシーズン」「レギュラーシーズン」「ハイシーズン」の3つの区分に分けられており、ANAの直行便でもタイ国際航空でも、同シーズンであればマイル数は同じです。
ANAマイルを利用する上で、ハイシーズンは他のマイレージプログラムよりもマイル数が多く必要にはなるものの、ANAとタイ国際航空の2社の運航スケジュールからバンコク行きの便を選択できるという点は、他のマイレージプログラムにはないメリットと言えるでしょう。
<JALの場合>
JALの場合、基本マイル数は35,000マイルとなります。
しかし、さらにお得なマイル数で旅行することはできないのでしょうか。
実はJALには期間限定で、「ディスカウントマイル」と「JALカード割引」というマイルキャンペーンがあります。
もし渡航日がこのキャンペーン適用期間であれば、お得なマイル数でバンコクに行くことができます。
このキャンペーンは通常35,000マイル必要なところ、「ディスカウントマイル」なら10,000マイルお得な25,000マイル、さらにJALカード会員ならさらに「JALカード割引」を利用して1,000マイルお得な24,000マイルで、特典航空券に交換できるというものです。
ANAマイルに比べると、とても魅力的なマイル数ですね。
⇒JAL Webサイト限定 国内線特典航空券 JALカード navi会員 減額マイルキャンペーンはこちら
<ブリティッシュエアウェイズの場合>
ブリティッシュエアウェイズは、イギリスの大手航空会社です。
「なぜイギリスの航空会社でバンコクに行くの?」と思われた方も多いかもしれません。
実は地味ながら、通年を通して最もお得なマイル数でバンコクに行けるのは、ブリティッシュエアウェイズの「Avios(アビオス)」というマイレージプログラムなのです。
Aviosは他社のマイルと同様に、フライトやショッピングで貯めることのできるポイントプログラムですが、その魅力は何と言っても「特典航空券への交換ポイント数が、短距離であるほどお得」という点にあります。
ANAやJALは地域やシーズンによってマイル数が設定されていますが、ブリティッシュエアウェイズの場合、距離によって細かく設定されています。
さらにブリティッシュエアウェイズは、アライアンスが「ワンワールド」であるため、Aviosを利用してJAL便を予約することが可能です。
日本から飛行距離が短いアジア路線であれば、ANAやJALのマイルではなく、Aviosを選択するのも一つの有効手段となります。
マイルが貯まるクレジットカードとは?
マイルは基本的に航空会社の飛行機に乗って貯めるものではあるものの、日常的に飛行機に乗らない方は、搭乗マイルを貯めることは難しいことと思います。
そこで飛行機に乗る機会のない方は、ぜひ「クレジットカード」を利用して、マイルを貯めていくことをオススメします。
各航空会社のマイレージプログラムと提携しているカードは様々なものがありますが、その中でも「ANA」「JAL」「ブリティッシュエアウェイズ」のマイルが一瞬で貯まるカードをご紹介します。
<ANA:ANA JCB ワイドゴールドカード>
ANA JCB ワイドゴールドカード(年会費:15,400円)
2024年9月30日までJCB受付まで
※利用期間・搭乗期間がありますのでご注意ください。 詳しくはこちら(ANA JCB ワイドゴールドカード オフィシャルサイト)
JCBブランドの場合、「Oki Dokiポイント」をマイルに交換する流れとなります。
ANAのマイルを貯める絶好の機会となるのではないでしょうか。
もしキャンペーン中にカードの利用条件を満たすことができなくても、1,000円で10マイル相当のOkiDokiポイントが貯まりますので、日常生活のメインカードとしての利用するのがオススメです。
<JAL:JALカードSuica CLUBーAゴールドカード>
JALカードSuica CLUBーAゴールドカード(年会費:20,900円)
JALカードSuica CLUBーAゴールドカードは、年会費に見合う価値があるカードです。
入会初年度に条件をクリアすると、最大43,000マイル相当をもらえる他、JRのオートチャージサービスや定期券購入でJRE POINTを貯めてマイルに交換することができます。
1ヶ月に1度、クレジットカードから2万円分をSuicaへオートチャージした場合、1年間で3,600ポイントが貯まるのですが、1,500ポイント=1,000マイルへ交換できるので、これだけで2,000マイル貯まります。
また生活費として月10万円、年間120万円クレジット決済をすると、12,000マイル貯まります。初年度でマイルをガッツリ貯められます。
<ブリティッシュエアウェイズ:アメリカン・エキスプレス・カード>
アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード (月会費:1,100円)
ブリティッシュエアウェイズの場合、日本でAviosが貯められるカードは「アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード(通称、アメックス)」ブランドになります。
その中で年会費とポイントの貯めやすさのバランスが取れているオススメのカードが、オーソドックスな緑色の「アメリカン・エキスプレス・カード」です。
アメックスの場合、直接Aviosを貯めるのではなく、アメックスのポイントサービスである「メンバーシップ・リワード」のポイントをAviosに交換することになりますので、まずはアメックスのポイントを貯めていく必要があります。
現在、アメックスでは入会キャンペーンを実施していますので、
初月1ヶ月分の月会費無料
ご入会月*1の翌々月末までのカードご利用合計20万円以上で13,000ボーナスポイントプレゼント(ご入会月*1から6~7ヶ月目を目途に加算)
*1ご入会月は弊社における基本カード会員様のカード承認月を基準とします。
合計20万円のカードご利用で獲得できる通常ご利用ポイント2,000ポイントと合わせるとご入会後3か月以内のカードご利用で、合計15,000ポイント獲得可能
まとめ
いかがでしたでしょうか。
飛行機に乗らなくても、日常のカード決済で楽々マイルが貯まる方法をいくつかご紹介させていただきました。
カードによっては年会費が安いものや無料のものもありますが、サービスやポイント還元率を考えると、年会費を支払ってでも、より貯めやすいカードを選択するだけで、楽しい旅行がグッと近づいてくるはずです。
ぜひご自身のライフスタイルにぴったりのカードを選んでみてくださいね。