JALマイルを貯めて特典航空券を狙うなら、マイルと交換できるポイントも最大限利用したいものです。
大きく分けるとWAONやビックポイントなど利用金額に応じて、そのままマイルに移行できるタイプと、Pontaやdポイントなど交換するタイプがありますが、それぞれよりマイルを、より積算できる方法があるので要チェック!
そして積極的にマイル貯めるならクレジットカード選びも大切です。そこで今回は、気軽に持てる年会費無料のおすすめクレジットカードも併せて紹介します。
ポイント交換や日常使いをするクレカの選び方ひとつで、JALマイルの貯まり方は必ず違ってきます。賢く上手に利用して、どんどんマイルを貯めてください。
電子マネー「WAON」でJALマイルを貯めましょう
WAONって何?
全国のWAON加盟店で利用できる便利な電子マネー。
通常、WAONでの支払いでは、200円ごとに1ポイントが貯まり、1ポイント=1円分の電子マネーWAONに交換して支払いに使えますが、JALマイルにすることも可能です!
JALマイルにする場合は、WAONでの200円の支払い=1マイル加えて、WAONのボーナスポイント対象商品購入時にはその半分が、そのままJALマイルになります。
つまりJALマイルに交換するのではなく、WAONの支払い金額に応じてJALマイルが貯まるということ。そのために必要なのがWAONとJMB(JALマイレージバンク)の提携カードです。
ここで注意したいのが、電子マネーWAONの利用でJALマイルを貯めるには、WAONが使える店で、WAON×JMBのカードに搭載されているWAONで支払うということ。
現金やクレジットカードでの支払いや、JMB提携カード以外に搭載されたWAONでの決済では、JALマイルは貯まりません。
クレジット機能も付いたイオンJMBカード(JMB WAON一体型)に注目
クレジットカード機能の「イオンカード」と、JMB(JALマイレージバンク)に電子マネーWAONの機能を搭載した「JMB WAON」との一体型カード。年会費や発行手数料は無料です。
WAONでの200円の支払い=1マイル加えて、WAONのボーナスポイント対象商品購入時には、その半分を、そのままJALマイルにできます。
そして、このカードのメリットはクレジットでのカードショッピングでもWAON決済でも、利用額に応じてJALのマイルが貯まること。
カードショッピングではイオンやJALグループでの利用に限らず、他のカード加盟店の利用でも、200円につき1マイル貯めることができます。
ビックカメラのポイントとJALマイルは相互交換が可能
「JAL&Bicジョイントサービス」でビックポイントをJALマイルにする
「JAL&Bicジョイントサービス」に登録すると、ビックポイントとJALマイルの相互交換ができます。
また、ビックカメラで買い物をするときにビックポイントとJALマイル、どちらを貯めるか選択することもできます。
ビックポイントをJALマイルに交換するには「ビックカメラドットコム」での手続きが必要です。
交換単位は4,000ポイントからで、4,000ポイント=1,000マイルになります。受付日から3日程度でJALマイルに交換されます。
1回の申込みの上限は200,000ビックポイントですが、何回でも交換が可能で、交換したJALマイル有効期限は交換した月から数えて36カ月後までと、通常のマイル有効期限と同じです。
BIC CAMERA JMB WAONカードならWAON払いでマイルが貯められます
ビックポイントをJALマイルにするだけでなく、ビックカメラでの買い物でもJALマイルを貯める方法があります。それはBIC CAMERA JMB WAONカードを持つこと。
BIC CAMERA JMB WAONカードとはJALマイレージバンク(JMB)カード、ビックポイントカード、電子マネー「WAON」が1枚になったカードで、年会費や発行手数料は無料。
クレジット機能はありませんのでご注意を!
BIC CAMERA JMB WAONカードならビックカメラで買い物をするときにカードを提示して、ビックポイントとマイル、どちらを貯めるか伝えるだけでOKです。
※既にJMB WAONカードをお持ちの方は、BIC CAMERA JMB WAONカードの発行ができないのでJAL&Bicジョイントサービスへ登録してJMB WAONカードを使ってください。
例えば40,000円の商品が10%のポイント還元だった場合、ビックポイントを選択すれば、40,000×0.1=4,000ポイント→1,000JALマイル
ビックポイントの代わりにJALマイルを選ぶと、100円で3マイルなので、40,000÷100×3=1,200マイル、さらにWAONを使って決済すると200円で1マイルなので40,000÷200=200マイルと、合わせて1,400マイルになります!
つまり、現金やクレジット払いよりWAONで支払ったほうが、マイルが貯まるのです!同じモノを買って400マイル違うとなれば、ポイントからマイルへの交換よりも、最初からマイルで受け取り、さらにWAON払いでマイル稼ぐというのが、賢い選択だと思いませんか?
PontaポイントをJALマイルに交換する
Pontaポイントって何?
Pontaポイントはデパートやコンビニ、ガソリンスタンドなどのPonta提携店舗やネットショッピングの利用で貯まるポイントプログラムです。提携店によって100円=1~3ポイントと貯まる率は変わりますが、利用範囲が広いので貯まりやすいポイントです。
PontaポイントからJALマイルへの交換を行うには、JMB×Ponta会員登録(無料)が必要です。
JMB×Ponta会員限定のおトクなキャンペーンも随時行われているので、JALマイルを貯めるなら、Pontaもなかなか利用価値が高いポイントといえます。
交換単位は2 Pontaからで、2 Pontaポイント= 1マイル
交換手続き完了後、約1週間でマイルになります。
Pontaポイントの有効期限はPontaポイント加算日から1年間。交換後のマイル有効期限は、交換お申込み手続き完了日から36か月後の月末までです。
ローソンをよく使うなら「JMBローソンPontaカードVisa」
「JMBローソンPontaカードVisa」はポイントプログラムのPonta機能が付いたクレジットカードとJMBが1枚になったもの。年会費と発行手数料は無料です。
JALタッチ&ゴーサービスやJALボーナスマイルのキャンペーンなど、JALユーザーには便利でお得な要素がいろいろあります。加えて次に紹介するnanacoポイントのJALマイル交換には不可欠なカードです。
nanacoのヘビーユーザーはチャージとPonta経由でJALマイルに交換
セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどで使える電子マネーnanacoを利用している人も多いはず。残念ながら現在、nanacoポイントとJALマイルの直接交換はできないのですが、nanacoユーザーがJALマイルを貯める方法はあります。
それはスバリ、「JMB「ローソンPontaカードVisa」と「リクルートカード」 の2枚持ちをすることです。
「リクルートカード」でnanacoをチャージ→リクルートポイントを貯める→Pontaポイントに交換→ JALマイルへ。
Pontaポイントを経由することで、50%の交換率でJALマイルに交換することができるのです。
ここで注目したいのが「リクルートカード」のポイント還元率とPontaへの交換率の高さです。リクルートポイントは利用金額に応じて1.2%、それをPontaに100%で交換できるのです。
例えばnanacoで年間200,000円チャージした場合、リクルートポイントの交換率津12%で2,400ポイント→Ponta2,400ポイント→JALマイル1,200マイル。
20,0000円と聞くと高額に思えますが、スーパーマーケットでの日々の食料品やコンビニでのちょっとした買い物も1年間続ければ簡単にクリアしてしまいますよ。もちろんnanacoチャージ以外で貯めたPontaポイントと合算してマイルに交換できるので、nanacoだけを積極的に使う必要はありません。
dポイントをJALマイルに交換する
ドコモユーザー×dカードならマイル増産も可能
ドコモのケータイやdポイント加盟店の利用に応じて貯まるdポイントもJALマイルに交換できます。
dポイントはドコモユーザーでなくても、dカードやdカードGOLDを持っていなくても、dポイントカードを作れば、ポイントを貯めたり使うことができます。ですが、dカードを持っていると非常に貯めやすいポイントです。
交換単位は5,000ポイントで、通常、dポイントからJALマイルへの還元率は50% 2 ポイント=1 マイル、5,000ポイントなら2,500マイルになります。
1カ月での交換上限は40,000dポイント→20,000JALマイル。1年間で最大48万dポイント=24万JALマイルが交換で手に入ります。
ポイント交換の申込みからJALマイルの積算までは2カ月程で、交換後のマイルの有効期限は積算月から36カ月です。
詳しくは【dポイントでJALマイルを手軽に貯める!dカードを使ったお得な貯め方を徹底解説!】で解説しています。
クレカを持つならJALマイルへの交換レートが高いものを選ぼう
JALマイルを効率よく貯めるJALカードは必須
短期間に大量のJALマイルを貯めることができなくても、細かく貯めることができるのが「JALカード」のメリット。
JALカードの種類はとても多く、自分の生活スタイルに合わせて選ぶことが大切ですが、今回は基本となる普通カードについて説明します。
JALの普通カードは、JCB・VISA・Masterの3種類のブランドから選べて、基本的なスペックはほとんど同じ。
年会費2,160円が必要ですが、JALの飛行機を定期的に利用しているのであれば、毎年初回搭乗で1,000マイル、JALカード払いでJAL航空券を買えば搭乗ボーナスマイルとして+10%などがあるので、年会費分の元は取れますよ。
またJALカードはクレジットカードと「JMBマイレージカード」の2つの機能を併せ持っているので、1枚あると空港でのチェックインもカンタンです。
JALカードでマイルを貯める基本的な方法は、普通にクレジットカード払いすることです。普通カードはクレジット利用200円=1マイル貯まります。
マイルの有効期限は36カ月です。
年会費無料だから、気軽に持てるおすすめのサブカード
最後に、JALマイルへの還元率が高いカードをピックアップしてみました。
リクルートカード
「リクルートカード」の特長のひとつは、nanaco以外にもEdy、モバイルSuicaなど、数多くの電子マネーや交通ICカードへのチャージをポイントにできること。日常的に電子マネーや交通ICカードを使っているなら作っておいても損はない、電子マネーにとても強いクレジットカードです。
リクルートカードの利用で貯まったポイントは→Pontaポイント→ JALマイル
に交換できます。
加えてポイント還元率が1.2%と、年会費無料のカードの中では、現在最も高いマイル交換レートを実現できるのです。
年会費=無料 マイル移行手数料=無料
マイル交換レート(Ponta経由で)=0.6% 100円→1.2p→0.6マイル
リクルートポイントの有効期間=最後にポイントを獲得した月から1年間
セゾンカード
「セゾンカードインターナショナル」は、セゾン会員専用ポイントモールで楽天市場やAmazonなどの通販サイトを利用でもポイントが貯まります。
最大のメリットは、有効期限のない永久不滅ポイントであること。じっくりポイントを貯めてからJALマイルへ移行することができます。
年会費=無料 マイル移行手数料=無料
マイル交換レート=0.25% 1,000円利用→2.5マイル
ポイント有効期間=無期限
まとめ
飛行機に乗るだけでは、なかなか貯まらないJALマイルも、普段の生活からマイルが貯まるように習慣をつけることで、特典航空券を狙えます!
そのためにも、まずはショッピングや外食など日々の生活で貯まるポイントを一度、チェックしてみてください。いままで何気なく貯めていたものがJALマイルに交換できるかもしれません。