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クレジットカード

携行品損害補償付きクレジットカード3選!海外旅行トラブルに強い充実クレカはこれだ!

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携行品損害は、クレジットカードの付帯保険のひとつです。
主に海外での旅行や出張中に、スマホやカメラが事故で破損したり、盗難で紛失した際に、所定の手続きを行うことで補償が受けられます。
クレジットカードを複数持っている場合には、カードの枚数に応じた携行品損害の請求も可能です。

ジェイアイ傷害火災保険株式会社が発表した2017年度の「トラブルデータ」によりますと、海外旅行保険の事故件数の中で、携行品損害が占める割合は29.9%。
「治療および救援費用」に次いで第2位となっているほどです。
備えあれば憂いなし。要チェックポイントですね。

ここでは、クレジットカードの付帯保険である携行品損害について解説すると同時に、携行品損害保険が付帯されている、おすすめのクレジットカード3枚を紹介します。

参考資料:ジェイアイ傷害火災保険株式会社「トラブルデータ」

クレジットカードの携行品損害の補償対象になるもの!ならないもの!

まずは、クレジットカードの携行品損害の補償対象になるものとならないものを紹介します。

携行品損害補償は、事故や盗難などが原因による、故障や破損の修理や買い替えのための保険です。
意図的な落下や水没などの破損に関しては対象外となります。ご注意ください。

携行品損害の補償対象になるもの

携行品損害の補償対象になるものとして、代表的な品物は以下のとおりです。

・スーツケース
・カメラ
・デジタルカメラ
・ビデオカメラ
・ノートパソコン
・携帯電話
・スマートフォン
・タブレット端末
・時計
・衣服
・パスポート
・航空券
・滞在先にてショッピングした品物

補償対象になる携行品は、カード会社と提携する保険会社ごとに異なる可能性があります。
必ず保険会社に電話連絡した際に、補償対象品としての保険適用の可否を確認してください。

携行品損害の補償対象にならないもの

携行品損害の補償対象外の携行品には、次のようなものがあります。

・現金
・小切手
・運転免許証
・クレジットカード
・定期券
・コンタクトレンズ
・自動車
・オートバイ
・動植物など

サーフィンやスキューバダイビング、スカイダイビングや登山(ロッククライミング含む)などで破損した携行品に関しては、携行品損害の補償は受けられません。
参考資料:エポスカード「保険金をお支払いできないおもな例/携行品損害」

クレジットカードに付帯される「携行品損害保険」の2つのメリット

クレジットカードに付帯される「携行品損害保険」が適用されることで、次の2つのメリットが得られます。

修理や買い替えにかかる費用が補填される

携行品損害の申請には、1事故あたり3,000円の自己負担額がかかりますが、修理や買い替えにかかる費用が補填されます。
例えば30,000円の修理費用が発生した場合、30,000円-3,000円(自己負担額/1事故)=27,000円が保険会社から指定した口座に入金されるということです。

複数枚のクレジットカードの携行品損害保険が併用できる

携行品損害保険を含む海外旅行傷害保険は、複数枚のクレジットカードの補償額を合わせることも可能です。
クレジットカードの携行品損害保険は、自動付帯または利用付帯のどちらかで設定されています。

自動付帯はカードを所持しているだけで補償される保険です。
一方、利用付帯は、現地までの交通費や宿泊費などをクレジットカードで支払うことが条件となります。

仮にカードA(利用付帯)+カードB(自動付帯)の場合であれば、カードA(利用付帯)にて交通費などを精算することで、カードAとカードBの携行品損害保険の限度額が合算されるということです。

2枚目または3枚目のクレジットカードとして、年会費永年無料のエポスカードをおすすめします。
エポスカードは海外の携行品損害保険が自動付帯となっているため、滞在先で使用しなくても、請求をすることで補償を受けることが可能です。

国内旅行におすすめ!携行品損害保険の追加プラン

クレジットカードの携行品損害保険は、基本的に海外旅行が対象です。
国内の旅行や出張の際には携行品損害保険が適用されません。
もしもの場合を考慮して、追加プランを検討することもおすすめします。

クレジットカードの携行品損害保険の補償金額と請求に必要な書類について

ここからは、クレジットカードの携行品損害保険の補償金額と、補償の請求に必要な書類を紹介します。

クレジットカードの携行品損害保険の補償金額の例

クレジットカードの携行品損害保険の補償金額は、カード会社やカードの種類によって異なります。後ほど紹介する、おすすめカード3枚の携行品損害保険の補償金額を表にまとめてみました。

 

カード名 携行品損害保険・補償金額(海外/最大)
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード 10万円(携行品1つにつき)
5万円(パスポート、航空券、乗車券)
30万円(保険期間中)
※自己負担額3,000円
JCBカード S 10万円(携行品1つにつき)
20万円(1旅行中)
100万円
※自己負担額3,000円
エポスカード 10万円(携行品1つにつき)
20万円(1旅行中および保険期間中)
※自己負担額3,000円

・1旅行中とは、「○泊○日」の間です。
・保険期間は、保険契約を結んだ期間(1年~)が当てはまります。

自己負担額は、1事故および1携行品につき徴収される金額です。
例えばスマホとカメラを同時に落下事故で液晶画面などを破損した際には、(スマホの修理費用-自己負担額)+(カメラの修理費用-自己負担額)が補償金額となります。

携行品損害補償の請求に必要な書類の例

続いて、携行品損害補償の請求に必要な書類を、おすすめカード3枚を例にして紹介します。

携行品損害保険請求・必要書類
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード ・クレジットカード売上票など
・e-ticketの控え
・保険金請求書(保険会社の所定用紙)
・事故証明書(現地にて取得)
・損害品明細書(保険会社の所定用紙)
・損害額を証明する書類
JCBカード S ・パスポートのコピー
・保険金請求書(保険会社の所定用紙)
・事故証明書(現地にて取得)
・損害額などを証明する書類(現地にて取得)
・損害品明細書(保険会社の所定用紙)
・損害額を証明する書類
・その他の書類
エポスカード ・パスポートのコピー
・保険金請求書(保険会社の所定用紙)
・事故証明書(現地にて取得)
・損害額などを証明する書類(現地にて取得)
・損害品明細書(保険会社の所定用紙)
・損害額を証明する書類
・その他の書類

携行品損害補償の請求に必要な書類は、パスポート以外は原本が基本です。
「事故証明書」や「損害額などを証明する書類」のように、現地でないと取得できない書類があります。
詳しくは、携行品損害補償の請求の際、カード会社ごとの提携保険会社に問い合わせてください。

携行品損害補償を含む海外旅行傷害保険が充実したおすすめのクレジットカード3選

ここからは、携行品損害補償を含む海外旅行傷害保険が充実した、おすすめのクレジットカードとして、次の3枚を紹介します。

・セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
・JCBカード S
・エポスカード

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード


セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード(以下、セゾンゴールドアメックス)は、初年度年会費無料で持つことができるクレジットカードです。
国内も海外でもポイントが貯まりやすいので、旅行や海外出張にも1枚あると便利です。
国内でのショッピング利用は、永久不滅ポイントが通常の1.5倍(1,000円(税込)ごとに1.5ポイント)。
海外でのショッピング利用は、永久不滅ポイントが通常の2倍(1,000円(税込)ごとに2ポイント)貯まります。

セゾンゴールドアメックスに付帯する、海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険の内訳を、以下の表にまとめてみました。

海外旅行傷害保険
(自動付帯)
国内旅行傷害保険
(利用付帯)
傷害死亡および後遺障害
(最大補償額)
5000万円
治療費用300万円
5000万円
傷害・疾病治療費用(最大補償額) 300万円
賠償責任(限度額) 3000万円
携行品損害(限度額) 30万円
携行品損害は、自己負担額3,000円、1品あたり10万円が限度
救援者費用等(限度額) 200万円
入院費用(1日につき/180日まで) 5,000円
手術 5,000円×倍率
※倍率は手術の種類ごとに10倍から40倍を適用
通院費額(1日につき) 3,000円
ショッピングあんしん保険
※購入日より120日間
1事故:200万円
年間上限額:200万円
1事故:200万円
年間上限額:200万円

セゾンゴールドアメックスの旅行傷害保険は利用付帯、募集型企画旅行代金や交通費などをカードで支払うことが条件の利用付帯です。

JCBカード S


JCBカード Sは、年会費が無料のクレジットカード。

JCBカード Sのポイント還元率は0.5%。海外では2倍(1%)、提携店舗の「JCBオリジナルシリーズパートナー」や、ネットショッピングモール「OkiDokiランド」にて2倍(1%)から20倍(10%)のポイントを受け取ることも可能です。

貯まったOkiDokiポイントは、ANAやJALやデルタ航空のマイルなどに交換できる他、ショッピングの購入代金として使うことができるようになっています。JCBカード Sの付帯保険を次の表にまとめてみました。

海外旅行傷害保険
(利用付帯)
国内旅行傷害保険
(利用付帯)
傷害死亡および後遺障害
(最大補償額)
2,000万円
傷害・疾病治療費用
(1事故/最大補償額)
賠償責任(1事故/限度額)
携行品損害(限度額) 10万円
(携行品1つにつき)
20万円(1旅行中)
100万円(保険期間中)
※自己負担額3,000円
救援者費用等(限度額)
ショッピングガード保険
※購入日より90日間
100万円

旅行傷害保険の適用には、「MyJチェック」への登録が必須です。
利用付帯となっています。
渡航費用などをJCBカード Sで支払うことが条件です。

エポスカード


エポスカード年会費永年無料で持つことができるクレジットカードです。
提携国際ブランドはVISA。通常デザインの他、「新テニスの王子様」などのカードデザインも選ぶことができます。

エポスカードのポイント還元率は0.5%。マルイなどの提携店舗や、「たまるマーケット」の利用にて、2倍(1%)から30倍(15%)のポイントを獲得するチャンスが用意されています。
貯まったエポスポイントは、ANAやJALマイル、スターバックスやAmazonのギフト券などに交換する他、ショッピングの支払いに充てることが可能です。
エポスカードの海外旅行傷害保険(自動付帯/補償期間最長90日)を以下の表にまとめています。

海外旅行傷害保険
(自動付帯/補償期間最長90日)
傷害死亡および後遺障害(最大補償額) 500万円
傷害治療費用(1事故/最大補償額) 200万円
疾病治療費用(1疾病/最大補償額) 270万円
賠償責任(1事故/限度額) 2000万円(免責なし)
携行品損害(限度額) 10万円(携行品1つにつき)
20万円(1旅行中および保険期間中)
※自己負担額3,000円
救援者費用(1旅行中/限度額) 100万円

エポスカードは海外旅行傷害保険が自動付帯です。2枚めまたは3枚めのカードとして持つことで、携行品損害補償を手厚くすることになります。

おわりに

ここまでクレジットカードの付帯保険の携行品損害の解説と、海外旅行傷害保険が充実した3枚のカードを紹介してきました。
海外への旅行や出張中にてスマホやカメラなどが故障することは、決してあり得ない話ではありません。
万が一を考慮して、手厚い携行品損害補償を含むクレジットカードを作ることで、リスク回避につなげてください。

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